子どもに習い事を辞めたいって言われたら?

「うちの子、勉強じゃなくていいから何か興味を持つことをやって欲しいんだけどな・・・。
習い事も全部やめてしまったし。嬉しそうにテレビばっかり見てダラ~っとしてるんだよ。」
5年生のお子さんを持つお母さんが、保護者会の後にもらしたセリフ。
そう話しかけられた私は言ってしまいました。
「習い事を全て辞めさせるなんて思い切ったね~。なかなかできることじゃないよ。すごいじゃない!◯◯ちゃん、ゆっくりしたかったんだよ。部屋にこもってスマホを見てるわけじゃあるまいし、親がいるところでテレビ見ながら幸せそうにしているんだったらいいじゃない。だって小学生だよ。いま、思いっきりダラダラしなくて、いつダラダラするの?そのうち、自分でやりたことを見つけてくると思うよ。」
「だって、ワタシ達が小学生の頃って、ノンビリしてたじゃん!何よりもさ、◯◯ちゃん、顔くらいしか知らないワタシに挨拶してくれるし、なんかこう自然で無理してない感じが素敵だよ。家で安心して過ごしている証拠だよ。」
それを聞いた彼女は
「えっ、そう!?そうかな~。そうだよね。」と、なんだか嬉しそうに見えました。
私が小学校5年生の頃は、進学塾はもちろんのことスイミングなんて今時の習い事をやっている子なんて数えるほどしかいなかった。
私も、オルガン教室とそろばん教室を早々に辞め、なんとか6年生まで通っていた習字教室に至っては、ズル休みの策を練ってばかりいた。
あのまま続けていたら、今とは違う人生だったかも・・・。
なんて、大げさに考えたこともあるけど、この年齢になるとそれはないとハッキリ言える。
時代が違うと言えばそうなのかもしれない。
ただ、私達の子ども時代に、子どもが習い事をしてないことに不安という気持ちを抱く親は、そんなにいなかったんじゃないかなぁ。
何かと比べてしまうから「うちの子は習い事をしてないから心配」になってしまうのかな。
昔は、比べる対象は、近所の子ども達くらいだったのが、いまは、ありとあらゆる子ども達や家庭と比べることができてしまうものね。
プラスすることばかりじゃなくて、何かを引いてあげることも大切かも。
抱え込んで重みで潰れない前にね。
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なによりも、子ども時代って今しかない。
同じ日は二度と巡ってこない。
子どもがやりたいと思うことを思いっきりやらせてあげるって、そうゆうことなのかなと私は思う。

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