子どもと片付け③小学生の捨てる習慣を身につける

「子どものモノが片付かない。モノが増える一方、どうしよう~!」
という声。私のまわりのお母さん達は悩んでいます。
でも、そのセリフの中には、ちゃんと「モノが増える一方」という片付かない原因もしっかりと把握している場合がほとんど。
頭ではわかっている人がほとんど。こんな悪循環↓↓
・モノが増える→片付けなければならないモノの量が増える→子どもが自分では片付けられないので、代わりに親が片付ける→子どもは片付けられるようにならない
子どものモノが、ミニカー1個・お人形1体だった頃は、片付けることすら必要なかったのでは?
とても単純なのですが、モノが少なければ片付ける必要すらないないのです。
ちょっとくらい床が散らかっていても、一箇所にまとめれば済むこと。
じゃぁ、一体、何が増え続けているのでしょうか?
もちろん、購入したモノが増える。これは当然ですね。
じゃあ、購入していないのに増える子どものモノって、どんなモノがあると思いますか?
①学校生活や習い事で生み出されるモノ
宿題プリント、テスト類
・教科書、ノート、ドリル
・夏休みの課題等
・図工や家庭科で制作した作品
・賞状や記念品
・いつか使うかもしれない図工の材料
・習い事の道具類
②他人から貰うモノ
・プレゼントされたモノ
・お下がりの洋服
・譲ってもらったけどすでに使わなくなったオモチャ
③子ども限定でもらえるモノ
・お店や飲食店で子ども限定のプレゼントや景品
以上、数え始めたらキリがありませんね。
その中でも、小学生になると、圧倒的に増えるモノの第1位が学校生活や習い事で生み出されるモノです。
今回は、その中でも一番増えてしまう「宿題プリントやテスト参考資料」の片付けについてお話します。
小学生になると、1年生よりも2年生、進級するにつれて、教科書やノートを始めプリントや資料等が格段に増えていきます。高学年になると、プリント・プリントの山。
幼稚園や保育園生の時と違い、親がひとつひとつのモノに関して「これはもう使わないのか?」なんて、先生に確認することもなくなります。
つまり小学生になるということは、子どもが子どもなりに判断してモノの管理を始める時期ということ。
我が家でも、子どもが小学校に上がったばかりの頃は、子ども用の収納スペースは日々埋まっていき、「◯◯がない!」「ねぇ、△△はどこへいったの?」なんて、しょっちゅう。
「もう、だから片付けなさい!って言ったでしょう!」とプンプンしながら親子でプリントを探す朝が何度あったことでしょう。
対する子どもたちは「だって、先生が”ホカンしてください”って言ってた。」とか「先生が、“おうちにおいておいてください”って言ってた。」との返事。
あ~あ。なんでもかんでも言うことを聞くんじゃないよ。もっと自分で判断しようよ!とブツブツ言ってしまう私。
でも、子ども達の言う通りなんです。
そもそも学校生活では、
勉強や生活指導に関しても、積み重ねることが大切。
モノに関してはしっかりと保管することが大切という指導を受けているでしょう。
何かを自宅に持ち帰るときの先生のセリフは
おうちで保管しておいて下さい。」とか「おうちで保管して復習して下さい。」ということが多いでしょう。決して「この勉強は終わったので要らないから捨てて下さい」なんて言う先生は限りなく少ないと思います。
じゃぁ、言葉通り保管し続けたら、一体どうなる??
間違いなく、子ども達のスペースは紙類で溢れかえります。
ファイリングしたりフォルダに分けたりしたらいいじゃない!と思うかもしれません。
私も一度はやってみたんだけど・・・続きませんでした。
日々宿題として出される計算プリントや漢字プリント、間違い直しまで終了したテスト類。
これ、ファイリングして何になるんだろう?というモヤモヤが頭に浮かんでくるだけ。
学習に関して言えば、子どもが理解しているかどうかが大切で、これら紙類を保管することは重要じゃない気がします。
私の方針としては、子どものモノは「捨てるも保管するも子どもに任せる」ということを大切にしてあげたい。
親としてできることは、モノを収納できるスペースを確保してあげる。
そのスペース内であれば、どう使おうと本人の自由。
ただし、子どもだって、何かの基準がなきゃ、先生の「保管して下さい」という言葉の方を優先するに違いない。
よし決めた!
私は、プリントや紙類の片付けについて、子ども達と約束をしました

【捨てるか?保管しておくか?の基準】

・宿題プリントやテスト類は、必ず間違い直しまで終わること。
先生に提出すべきモノは必ず提出し確認印をもらう。そこまで終わったら捨てよう。
・先生の「おうちで保管して下さい」のセリフは「おうちで捨てて下さい」に置き換えて大丈夫。
ただし、先生が「コレは◯◯で使うから、それまでお家で保管して下さい」等、次の使用目的が明確な場合は捨てない。保管用のフォルダに入れておく。

たった2つですが、そう決めた途端に、ホイホイ捨て始めた子ども達。
そうすると、自分の収納スペースには、今、勉強している内容のプリント類だけがある。
つまり、キレイに片付いてなくても、モノを見つけることが簡単になる。
見つからない!と大騒ぎすることも無くなりました。
でもね、たまにはあるんです。
「間違って捨てちゃったぁ~。」ということもね。
その時はその時。
ちゃんと親としてフォローしてあげればいいんじゃないかな。
片付けるという行為は、小さな判断を積み重ねて自分が暮らす空間を整えるということ。
プリント一枚を捨てるのか?捨てないのか?
こんな小さな判断からスタートさせて少しずつ片付ける力というものを身につけていく。

子どもとの片付けは、そんな小さな一歩から始めてみてはいかがですか?
⬇3学期終了直後、子ども達は要らないと判断した教科書・ノート・プリント類を処分。
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