子どもと片付け⑤捨てないモノもある

このミドリのダンプカーのオモチャ。
息子が小さい頃に流行った「変身ブーブ」というシリーズのモノ。
ミドリブーブ.jpg
当時5歳くらいだったかな?私の友達の息子さんから頂いたものです。
「変身ブーブ」その名の通り、変身するオモチャです。
留め具を外してひっくり返すと、あらビックリ!オレンジのダンプカーに変身。
オレンジブーブ.jpg
息子は、このブーブを使って「かあちゃん、何秒でへんしんできるか?はかって!」と、私にタイマーをもってきて変身のタイム計測をさせてました。
面倒だなぁ・・・と思いつつも、「ハイ、2秒ね。次は、母ちゃんだよ。」と競い合ったりしたっけ。
先日、遊ばなくなった息子のプラレールやトミカを処分した時に、このオモチャは捨てませんでした。
息子は、「へぇ~、これは捨てないんだ」と。
そう、これは捨てません。
いつか産まれるかもしれない孫に与えるオモチャでもありません。
これは、母ちゃん自身の大切な思い出の一品です。
もう、かれこれ8年くらいは前になるかもしれません。
私達夫婦共通の友達一家が、うちに遊びにきてくれた時、うちの息子より1歳年上の息子さんが、うちの息子にプレゼントするために選んでくれたのが、このブーブ。
でもね、その息子さん。自分も遊びたくて遊びたくて・・ブーブをカチャカチャ!と変身させたくてたまらなかったのでしょうね。
うちに遊びに来る前日に、ガマンできなくなって自ら箱を開けてしまったとのこと。
遊びに来た当日、そのエピソードを彼の両親が話す側で、バツが悪そうに箱無しのブーブをプレゼントする姿が、もう可愛くて可愛くて、子どもの健気さみないなものが伝わってきた瞬間でした。
今思うと、小さな男の子の行動って、そんな気持ちにさせてくれるものばかりだったような気する。
でも、当時の私にとっては、それが当たり前(=ふつう)で、決して特別ではなく、むしろ面倒だなぁと思うことも沢山ありました。
今思えば、なんてキラキラした素敵な生活を送っていたのだろう。
ということは、未来の自分から見ると、きっと今も、超素晴らしい日々なのであろう。
そうゆうことか。
やっぱりいま、こうやって過ごしているということはすごいことなんだ。
この1台のブーブから、私は、予想しない沢山のことを教えてもらった。
でも、このブーブをクローゼットの奥底に眠らせたままでは、大切なことを忘れたままだったね。
だから、片付けって面白いのだ。
今は、お互い忙しくてなかなか会えないけど、今度、その友達家族に会う時は、このブーブを持って出掛けよう。背も高くなって声変わりもしてしまった大きな男子達が何を話すのか楽しみだ。

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