着付け教室の選び方(体験期間中に気をつけること)

これから着付けの実技試験です。
とは言っても、
通っている着つけ教室が認定する免状を頂くための上達具合総チェックのような試験なので、落とすための試験ではありません。
着付けに通い始めて、今回は2回目の試験。
落とすための試験ではないと言え、やはり試験は試験だから、日頃に増して練習も重ねるし緊張もします。
今回のお題は、
振袖の着付け→帯結び(ふくら雀)→帯締め(巴結び)・帯揚げ(花飾り)という一連の流れを30分で終えるというもの。
この試験のために、練習相手不在の我が家なので、和装専用のマネキンを購入し文字通り格闘した日々。
少しは報われるだろうか?
※自宅にて練習前のセッテング風景です。
着付けセッティング.jpg
ところで今回は、着付け教室を選ぶ際に確認すべきことについてお話しますね。
着付けをやってみようか?と思っても、いろんな情報が出回っているので二の足を踏んでいる方もいらっしゃるはず。
ちなみに私が通っている教室は、個人経営ではなく法人で大きく経営されている教室です。
私は、やるからには明確な理論に基づいて学んでみたいという気持ちがあったので、法人経営の教室を選びました。
単純に自分が着物を着られるようになりたい!と思っている方は、カルチャーセンターの着付け教室や個人経営の着付け教室でも十分かと思います。
◯◯きもの学院や〇〇着付け学校等で、専門的に着物や着付けについて勉強したいなぁと思っている方に、私の経験が参考になれば幸いです。
まず始めにですが・・・
着物教室は「◯◯学院・◯◯学校」という法人経営の場合、無料体験期間や受講料割引期間というものを設けている教室が多いようです。
ただ、無料や割引とは言っても、対象なるのは受講料のみ。その期間に着付けに必要となる小物類の購入等、多かれ少なかれ数千円程度の出費は必要になるでしょう。
それに対し「結局、無料じゃないのか?!」と思ってしまえば損をした!ということになってしまいますが、そうではなくて「無料体験で通っている間に、この教室に通うべきか否か?を判断するための見学料金と思えば安いモノ」と視点を替えてみて下さい。
冷静になると、いろいろと見えてくるものもあるでしょう。
いろいろと見える!って何が?と思われるかもしれませんが、私が感じている下記ような点に気をつけていると、引き続き同じ教室で学ぶべきか?それとも違う教室へ行くべきか?の判断になるかと思います。

■着付け教室の選び方(体験期間のチェックポイント)

①教室の所在地がレンタル会議室等ではないか?

大々的に広告宣伝をする教室に見られる傾向ですが、無料体験レッスン受付中!と大きく売り出し、教室が開催される場所が、一見便利な駅近くの貸会議室や一時的なレンタル会場である場合があります。
こういった教室は、生徒を集めるだけ集めて受講期間中に販売会等を兼用していることもあるそうです。
なるほど!チラシ等をよく見ると「期間中に懇談会開催」と明記されております。
無料期間が終了すれば、当然、立地の良い貸会議室等で開催された教室は撤収となります。
そのまま学び続けたい!と思っても、法的に登録されている教室所在地へは遠くて行けないとか、不便で通えないということはよく聞く話です。
きちんとした場所や建物に、教室が実在しているのか?を確認しましょう。

②教室が近いか?

確かな教室が確認されたら次のステップです。
私の経験から言えば、教室が近いだけで着付け技術が上達します。
なぜかというと、しばらく通うと「教室へ着物で通ってみようか?」という気持ちが沸いてきます。
とは言え、着物入門者の自分が着物を着付けて、さらに教室まで行けるのだろうか?と不安がよぎります。
そんな時、教室までの交通手段が便利だと、少しの時間だから多少の不備や着崩れ等は気にせずエイヤッ!と着て行ってしまうことができます。要は思いきれる!ということですね。
そういった入門当初の小さな挑戦と経験は意外と馬鹿にはできません。
たった3ヶ月程度でも積み重ねれば、難点は多々あったとしても、なんとか自分で着付けて教室へ行けるまでには成長します。文字通り“着られるようになります”。そういった意味でも、教室所在地の交通利便性は重要視して下さい。

③受講料金と免状料金が適正と思えるか?

◯◯学院や〇〇学校に通う際に、ココが一番の障壁でしょうか?私もそうでした。
最初は、免状なんかいらいない!着物を着られるようになればいいんだから無駄!と思っていましたが、実際に通い出してしばらくたった頃には、一概にそうとは言えないと感じていました。
ちなみに、通っている教室は、ホームページに受講料金と免状料金を明記されていたので、事前にチェック。
受講料金と免状料金の合計金額を1回あたりの受講に換算するといくらになるのだろう?と計算したところ、4,000円~5,000円程度です。
当初は高いなぁと感じましたが、実際に受講すると、担当や補助で付いて下さる講師陣の熱心さや段取りの良さは相当なモノです。
さらに1回の受講料を1時間あたりに換算した時に感じたのは「これだけのレベルの講師を揃えるには、免状料金を取らなきゃ、法人としての経営は成り立たないわ」という納得の価格でした。
とは言え、個人経営で運営されている教室と額面だけを比べたら相当高いのかもしれませんが、ここは人それぞれの感じ方だと思います。自分なりに無理のない適正価格と判断できれば良いかと思います。

④着物のレンタル料金は適正か?

受講に必要となる着物類は基本的に持参することになります。いわゆる訪問着系の着物は持っていたとしても、受講に必要になる、袋帯や振袖や留め袖等、自分が持っていない着物や帯が必要となった場合、教室から借りることになりますが、レンタル料がどの程度かも確認しておいて下さい。
チリも積もれば山となる。です。私が通っている教室は、1点200円~300円でレンタルできます。帯締めや帯揚げは無料で貸し出してくれるので、いろいろと持ってない私には安価でとても助かります。

⑤事務的な業務担当者に安定感があるか?

一般的な会社で考えてみれば、それは当然かと思います。
いくら優秀な着付け講師がいたとしても、事務的な業務がスムーズに流れていなければ経営に無理が生じます。
事務担当者がコロコロと変わる事務所等に対して「あの会社は大丈夫?」と言われ、信用されないのと同じです。
安定感のある事務担当者がいてこそ、滞りのない教室が運営されるものです。
万が一、着付け講師が、授業だけではなく事務業務等や金銭面の手続き等を兼務されている様子が伺えた場合は、法人経営としての方針を、もう少し確認した方が良いかもしれません。

④講師陣が上から目線等ではなく、ひとりひとりの目線に合わせて丁寧に接しているか?

これは、当たり前ですね。
自分を担当する講師だけではなく、他の講師の方々にも目を光らせて(!)みて下さい。

⑥補助講師の方が質問に明確に回答できるか?

補助で講師をされている方は、同じ学校を卒業された方ばかりかと思います。
通っていた当時はどうだったのか?と質問すると、ポロッと本音が聞けることがあります。
当たり障りのない質問さえも、何も知らない本人にとっては「聞いててよかった!」という情報を得られる可能性もあります。
以上、私の経験に基づき書いてみました。
無料期間が終わり本格的な受講を開始すれば、多少なりともある程度の受講料は必要となります。
要は、着付けの前に、法人としてどのような方針をもって経営されているのか?ということを知ることが、無料体験中最低限確認すべきことかと思います。
シッカリとした経営の中でこそ、安心して学べることができる。これは、着付け教室に関わらず、どんなサービスを受ける際にも必須の考え方かと思います。
どんなに素晴らしい講師に教えてもらっても、それだけでは到底できるようにはなりません。
学んだら、とにかく自分で繰り返し復習に限ります。何度も何度もやって、身体に染み込ませる。これも何かを学ぶときの基本ですね。・・・と、この部分は自分に言い聞かせる母ちゃんなんです。

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