読み聞かせ・絵本選びのコツ(3年生向け)

今朝は、小学校の読み聞かせボランティア活動の日。
子どもが通う小学校では、PTAが主催する取り組みです。
ちなみに、PTAの係が免除になる等の特典は一切存在しない正真正銘のボランティアです。
そんなこと、やる人っているの?と思われた方・・・甘いわよ~♪
読み聞かせのボランティアは、保護者の争奪戦です!
しかも、暇だから。時間があるから。という理由で、継続して読み聞かせボランティアをしている方はいらっしゃらないと思われます。
事実、朝、読み聞かせをした後に、急いで仕事に向かう保護者がとても多いということに気がつきます。
そして私もここ数年間、読み聞かせを続けています。
読み聞かせをすることで、クラスの中の一人でいいから喜ぶ子がいれば!というのも続ける一つの理由ですが、やはり、自分のためというのが本音。
図書館や本屋さんの児童書コーナーを常にチェックし、聞いてくれる子ども達が少しでも喜びそうな絵本や短編の物語を探し出し、声に出して練習する。
きっと、朝、登校直後の子ども達の中には、
「今日は学校を休みたかった」なんて暗い気持ちの子もいるんじゃないかな?
「読み聞かせなんて、アホくさい。聞いてられるかぁ~!」と不貞腐れている子もいるでしょう。
おとなしく聞いてくれる子どもだけではありません。
でも、どこかしら耳に入っているはずだから、そんな子ども達が、少しでも気持ちが明るくなったり、心が落ち着くキッカケになるかもしれない大切な時間だと思っている私です。
通常の読書生活では、決して得ることができない経験。
これは、やめられないですね!
さて本題。
今回の読み聞かせの担当クラスは3年生。
本当は図書館へ行って選びたかったんですが、腰痛のため断念。
家にある本を持って行きました。

読み聞かせ・オススメの絵本(3年生向け)

と、言いたいところなのですが・・・コレが絶対オススメ!という本はありません。
子どもが30人いれば30人の心が存在するわけだから、全員にベストはありえない。
ただ、3年生はシッカリとした考えを、心の中に持っているということを忘れないようにすること。
だから、私が本を選ぶ時は、子ども達の目線を否定するような内容や、子どもの成長を認めないような“子ども(幼児)扱い”するような内容は、避けるようにしています。

これは避けたい!選書のポイント

その1:おとな目線をやめる

中学年に進級し、人の話を聞きたくなくなる年頃も多い学年。
3年生にもなれば、子ども達は、面と向かって言葉で表現こそしないけれど、
「この先生、なんか言っていることオカシイ。」
「お母さん、人にはアレコレ指示ばっかりするけど、自分はどうなの?」
「なんで学校でずっと座ってなきゃいけないの?」
心の中は、大人や学校や社会に対する不満みたいなものがシッカリと芽吹き始める頃。
そんな時期に、おとな目線の“こう有るべき論”のような内容は、一声で子ども達から追放処分を喰らう可能性大です。
こうゆう大人になって欲しい!という内容をどうしても読み聞かせしたい場合は、それこそ、自分の奥様や旦那さまを始め、身近な大人の方に読み聞かせしてあげましょう。

その2:同じパターンを繰り返す内容をやめる

幼児期や低学年期は、言葉の響きやリズムだけでも十分楽しんで耳を傾けてくれる子が多いです。
でも、3年生になるとそうはいかないです。
同じリズムやパターンを繰り返す話の内容だったりすると「シツコイ」「また同じ?」なんてボソッと囁かれる羽目に。
それは、音や雰囲気だけではなく、話の内容をちゃんと聞きながら自分の中で考えられるようになった証拠。
ただ単に笑いを取りたいだけの内容や、「だから何なの?」と言いたくなる内容は卒業しましょう。
そんなことを考慮し、今回、読み聞かせしたのはこの2冊
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読み聞かせした絵本(3年生向け)

・『それしかないわけないでしょう』作:ヨシタケシンスケ
ヨシタケさんの絵本は、これまでも何冊か読んできました。
3~4年生の子達にとって、自分の心の中にゴロゴロと横たわり始めた不満みたいなものを、そんな言い方もあったのか!と代弁してくれるような感覚なのかな?
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疑問や不満や不安だらけでも大丈夫!大人になっていいんだよ。と、読んでいる私まで、背中を押されるような内容ばかり。
経験として、低学年よりも中学年に、そして高学年・・・むしろ一緒に聞いて下さったクラス担任の先生方が一番聞き入っている様子です。

・『いのちのまつり』作:草場一壽
生きている人にとっては、当然で当たり前なこと。でも、逆に、当たり前過ぎて、改めて思うことが限りなく少ない。絵本だからこそ伝えられる内容です。真剣な表情をして聞いてくれる子もいました。
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ふぅ~っ、終わりました。読み聞かせは全体で15分足らず。
全体的に最初は、かなりザワついていたクラス。
教室全体に通る声を出すよう努力した母ちゃんです。
腰は痛くても、若い頃にボイストレーニングを積んだ声はデッカイよ~。
次回も、3年生を担当するとのこと。
やっぱり、ヨシタケさんの絵本は良かったな。
新刊が出たらしいので、早速、本屋さんへ行かなきゃ!と。やっぱり楽しいね。読み聞かせ。

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