東海地方城巡り家族旅行⑥国宝彦根城と彦根城博物館に圧倒されてこいやー

近江八幡に別れを告げ、再び琵琶湖線米原行きに乗車し彦根駅へ。
観光案内によれば、駅から直進すると彦根城内に到着とのこと。
駅西口を出る。暑い。暑すぎる。
この暑さの中、歩いている人は・・・私達くらいだ。

彦根駅から彦根城内への行き方

★彦根駅西口から直進します。

商店街アーケードを抜けると、次第に彦根城天守閣が見えてきます。
徒歩15分程度。平坦な道なので、お子さんでも十分に歩けます(酷暑時は要注意!)
我が家族は無言で進みます。
余計な体力を消耗しないよう、呼吸を整え、両手を軽く前で握りしめ。それはまるで山小屋に荷を運ぶ歩荷さんの如く。
果たして、これは観光なのか?修行なのか?
空はピカピカの晴天なのに、あまりの暑さにイライラが募り暗雲が覆ったような雰囲気。
そんな私達の進む先に、助け船のように現れたのは「朝どり!野菜どれでもひとつ20円」という札がついたカゴ。
キュウリ.jpg
カゴの中には、明らかに家庭菜園で収穫されたと思われるキュウリが3本だけ入っています。
サッと10円玉を2枚取り出し箱に入れ、キュウリにかぶりつく夫。
「とうちゃん、食べさせて!」と子供たち。
「うゎ、キュウリまで熱くなってるね。でも、うまいよ。」と喜んでいます。
なぜ、こんなところでキュウリを売っているのか?
どうして20円という価格設定なのか?
キュウリの他にも、何か違う野菜を売っていたのか?
次々と疑問は浮かんきますが、今は、そんなのどうでもいい!!
どこのどなたが育てたかはわかりませんが、貴方様の育てたキュウリのお陰で、我が家族を覆っていた疲れた雰囲気は一掃されました。
数年後いや数十年後、彦根に行った思い出として私の心に残っているのは、彦根城でもひこにゃんでもなく、このキュウリだけかもしれません・・・。
そんなこんなで、ハイ!到着です。
やったぁ~。彦根城だ。
とにかく広い城内です。
観覧料を払い、まずは国宝に指定されている天守閣を目指します。
立派な石坂をたっぷり登り終えると、天守閣の全貌が明らかに!
彦根②.jpg
ひこにゃんの姿も!
彦根⑤.jpg
感動の写真撮影。もう目的は達成しました。
この際、動かないひこにゃんでも満足度120%です。
続いて、国宝天守閣内へ。
ちなみに、彦根城以外の国宝天守閣は、姫路・松本・犬山・松江のみ。
彦根⑥.jpg
内部は、傾斜80℃(私の勝手な予想)の階段を上り、天守へ移動します。

彦根城天守内入場の注意点・母ちゃん版

・土足厳禁

靴は脱ぎます。
観覧当日は、穴の空いた靴下を履かないよう気をつけましょう。

・飲食厳禁

内部にエアコンはありません。
しっかりと水分補給してから入場しましょう。ものすごーく傾斜のある階段を上ります。飲酒後のほろ酔い入場は危険!
最上階まで上り、窓から見える琵琶湖を眺めると・・・動かないひこにゃんと写真撮影時120%だった満足度が、さらに150%までアップ。
もう満足度150%なんだから、残り50%を使ってホテルに帰ろう!とする私達。
と、歩く間も、国の重要文化財に指定された門や櫓、戦時には落とすと伝わる廊下橋等々、歴史好きじゃなくても、興味を引く建造物に次々と遭遇してしまいます。
彦根③.jpg
そして、帰りを急ぐ私達の前にドッシーンと大きく立ちはだかったのは、彦根城博物館。
そんなつもりは無かったのに・・またまた靴を脱ぎ、館内に入場。
もちろんこちらも国宝揃いの博物館なので、飲食厳禁です。
彦根⑦.jpg
彦根⑧.jpg
徳川家譜代大名筆頭井伊家伝来のお宝てんこ盛りの博物館。
博物館なのに、能楽の舞台まで設置されています。
舞台の背後には、あの天守閣の姿が!素晴らしい設計です。
館内で案内ボランティアを勤める方にお話を伺ったところ
彦根城博物館WEBサイトにて説明されているように、館内は、井伊家伝来の美術工芸品や古文書が伝えられの数は約4万5千点にのぼるとのこと。
その他、彦根および彦根藩に関する資料も収集しており、収蔵資料は9万1千件超。
さらに何がスゴイって?

彦根城博物館案内の方に聞きました。彦根城博物館のここがスゴイ!

★解読されてない古文書数万点が収蔵されていること

井伊家が残してきた古文書数万点が、未だ解読されることなくココ彦根城博物館に眠っているそうです。
文書は、時の朝廷や徳川将軍家そして諸藩とのやり取りが克明に記されたもの。新たな史実が数多く見つかる可能性が満載の宝の山。
ただ、解読については、かなりの専門知識が必要とされ、今後、解読がどの程度進むかは?現段階では全く見通しが立っていないとのこと。
へぇ~そうなんだ。
と、ただ関心するしかない私。
一方で、その案内の方の問いに対し、正確に答える息子。
「にいちゃん、やるねぇ。あんた、なかなかのもんやね。大学、卒業したら、この博物館に就職して、古文書の解読したらええやない!」と、息子さん、人生初リクルートされております。
おっちゃん。
人事権をお持ちでしたら、ぜひお願いしたい!
私も息子も尊敬する歴史家・磯田道史氏も、たびたび訪れているとのこと。
展示内容は、2ヶ月に1度は替えているそうで、まさしく宝満載の彦根城博物館。
次回は、もっと過ごしやすい季節に訪れたいものです。
彦根城博物館見学を終え、とうとう満足度は200%を超えてしまいました。
でも、まだまだあるのよ。見学する場所。有名なデッカイ庭(玄宮園)もあるのよ~。
しかも、あと数十分待てば、動くひこにゃん(本人?本物)が登場するとのこと。
でも・・・200%が限界。余白ナシ。もう動けない。
という訳で、なんと、動くひこにゃんに会うことなく、彦根城を後にした私達。
彦根④.jpg
しかし、これは満足の内容でしょう。また行こうじゃないか!
なぁ、息子よ。
将来、君が彦根城博物館に就職しても、母ちゃんは、着圧靴下を履いて夜行バスに乗って彦根に行くから。心配せずに、好きなことに邁進するがいい。
さぁ、ホテルに帰ろうね。と、彦根駅に向かって歩き出した。
そして、帰り道も、キュウリの入ったカゴを眺め「キュウリうまかったね。」と。
やっぱ、彦根一番の思い出は“キュウリ”かい!
さぁ、明日は東海道本線を豊橋まで移動。
果たして、幾つの城を見学できるのか?
次回へ続く。
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