子どもにスマホは何歳から持たせる?『きつねのがっこう』読み聞かせを通して親の不安を考える

お子さんが「スマホ、持ちたい!」と言い出し始めたら、どうしますか?


えっ、小学生だから、まだ早いんじゃない?

じゃあ、中学生になれば、まわりの友達も持っていることだし、そろそろいいんじゃない?

だめだめ!そんなんじゃ遅い!

ホリエモンは、できるだけ早いうちから持たせろ!って言ってるよ。

ちゃんとルールさえ作れば大丈夫だよ。

・・・・

う~ん。キリがないですね。

念のため、私のスマホを使い、siri(シリ)に質問してみました。

「ヘイ、シリ!スマホは何歳から持てばいい?」って。

対するシリの答えは

「それは面白い質問ですね。」でした。

・子どもにスマホを持たせた方が良いのか?

・いつから持たせれば良いのか?

小中学生の子どもを持つ親なら、誰もが一度は感じる疑問かもしれません。

今回、私も、読み聞かせを通して考えてみました。

そもそも、読み聞かせとスマホって、関係あるのか?

あります。

この本を読んでそう思いました。

さて、今回の3年生への読みかせの本は・・・

いもとようこ作・絵『きつねのがっこう』です。

以前、読み聞かせに行ったことがある小学校3年生のクラス。

その時の騒がしさと言ったら!

まぁ、自由でよろしいということにしておきましょう。

そして、今回も同じクラスでの読み聞かせ。

元気かつ自由人が多く集まるこのクラスに対して、どんな本を読み聞かせすべきか⁉

今回は、少し考えました。

そして、見つけたのがこの本です。
きつねのがっこう.jpg
コレは、絶対に読みきかせしなきゃいけない内容だ!と。

オススメの読み聞かせ絵本・いもとようこ作『きつねのがっこう』から学ぶ。子どもがスマホを持つ年齢とは?

きつねのがっこう スマホ絵.jpg
じゅくの かえり、ぼくは スマホを どこかに おとしたらしい。
「どこに おとしたんだろう・・・・・。
  あれが ないと・・・
   ぼくは こまるんだ。」

ストーリーは、こうやって始まります。

私が、この部分を読み始めると、いつもはあんなに元気な男の子達がシーンとしています。

聞いているんです。

子ども達は小学3年生。

スマホを持っている子は、そんなに多くはいないはず。

なのに、子ども達は“ぼくがスマホをおとして困っている”ことを生々しく想像できている様子です。

今の小学校3年生は、生まれた時には、すでにスマホが世に出回っていた世代。

家族や大人達や世の中がスマホを中心として動いていることを無意識のうちに理解して育っています。

“ぼく”はどうなってしまうのでしょうか?

そして、きつねのがっこうとは一体?
きつねのがっこう きつね絵.jpg
読み終わるまで、子ども達は一言も発声しませんでした。

こんなこと初めてです。

当たり前ですが、笑いも起きません。

ただ、ひたすら話に集中する子ども達の姿がありました。

『きつねのがっこう』は2016年に出版されています。

作者のいもとようこさんの想いが静かに強く伝わってきます。

難しい表現は一切ありません。

諭すようなこともなければ脅迫するようなこともありません。

スマホ。

なくしたり故障したりすると困りますよね。

私も困ります。

まるで自分自身がなくなってしまうような不安な気持ちになってしまう人も多いことでしょう。

この本を読み聞かせした後、改めて私自身に質問しました。

「ヘイ、母ちゃん!スマホは、何歳から持てばいい?」

ひとまず、私の答えはこうです。

スマホを持つ年齢に正解は無し。

スマホは便利だ。それは間違いない。

だからこそ、母ちゃんだって、こうやってブログを書いてる。

でも、自分自身の心身に大切なことを刻み続けてこそのブログ。

自分の心身は、電源要らず。

追加料金無しで無限にアップデートし続けられるぞ!

読み聞かせは、読み聞かせをしている子ども達を通して、自分に読み聞かせをしている。

今回は、久しぶりにそのことを全身で痛感した素敵な時間でした。

子ども達よ。

あなた達はとても正直だから、ごまかしが効かない。

おかげ様で、母ちゃんは鍛えられます。

ありがとう。

将来、あなた達が、スマホ・・・いやそれ以上のデジタル機器を使いこなし、豊かな未来を築くことを信じています。

これからもよろしくお願いします。

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