週末料理夫で家庭円満じゃない!緊急搬送と包丁研ぎ

先日、夫を救急車で緊急搬送した。

自宅玄関にて倒れてしまい、一時的に意識を失ってしまったのだ。

仕事の疲れがたまっていたのか?

ストレスがたまっていたのか?

夫と出会って17年。

それは、初めて見る夫の姿。
そして「この人は死ぬかもしれない。」と恐怖を感じた瞬間でもあった。

救急隊の方は、そんな私に対して

「奥さんにとっても、私達にとっても、
もし、あの時〇〇しておけば良かった・・という悔いが残らない、
今できる最善の選択をすべきです。」

と、おっしゃった。

そして、意識を失った夫に対して、最善と判断された病院を選び、搬送下さった。

非常に冷静。

そして何よりも、今できることに集中されている救急隊の皆さんの姿がそこにあった。

頭が下がりっぱなしの私。

人の生死に関わる仕事に就いている方の強い使命感に自然と涙が出た。

幸い、数時間後、夫は意識を取り戻した。

入院後、各種検査を受け、問題無しとの判断。

退院し、自宅にて静養との診断が出た。

2日ほど死んだように眠った夫は、少しずつ復活。

そして何をするかと思いきや・・・

台所へ立ち、包丁を研ぎ始めた。
包丁研ぎ 包丁.jpg
実は、夫は倒れる3週間前くらいから

「包丁を研がんとねー。」と言い続け、包丁を研ぐための砥石を水に浸してはそのまま放置ということを繰り返していた。

料理をする人なら、誰もが知っていること。

それは、どんな立派な包丁でも、研いでいなければ切れないということ。

むしろ、立派な包丁こそ、日々メンテナンスしなければ格段に切れなくなる。

そう「今」しなきゃ、明日は使えないということ。

夫は「また次の週末にね。」と、研がないまま使い続けた包丁に、自分の姿を重ねたのかもしれない。

そして、私に「包丁研ぎを極めたい!」と宣言した。

どうぞどうぞ。

好きなだけやって下さい。


砥石もすでに3種類ありますよ。
包丁研ぎ 砥石.jpg
誰もが研げば光る才能を持っているはず。

研がなきゃ光らない。


いつかね!また今度ね!では、光る日は永遠に訪れない。

お世話になった救急隊の方が「今」に集中する姿に、心の底が震えるような感覚を感じた母ちゃんです。

夫の命を救って頂き、ありがとうございます。

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