我が家初の自家製味噌仕込みから1ヶ月。
夫が、12月のカレンダーに書き込んだ「みそ①」当日を迎えました。
あれから1ヶ月かぁ~。
夫よ。いろいろあったね・・・。
この1ヶ月間、味噌を仕込んだ本人は何かと辛かったのかな?
快調とは程遠い日もありました。
娘は、インフルエンザになってしまい、何だかんだで10連休。
私は、紅白歌合戦仕様のきもの姿でお出かけを楽しむ日々。
その間も、味噌は1日1日着実に熟成を進め、無事に完成の日を迎えてくれた様子です。
これこそ、究極のほったらかし料理なのかもしれませんね。
ちなみに、こちらが1ヶ月前。
仕込んだ直後の味噌の写真です。
さぁ、仕込んだ白味噌はどうなっているでしょうか??
こちらです!!
2箇所ほどカビが生えていますが、熟成の色気漂う滑らかな味噌が完成しました。
カビは、こうやってスプーンで取り除けば大丈夫です。
この白味噌は、米麹を多く使用しているので、麹が持つ発酵の力が強く、発酵が早いというのが大きな特徴の味噌です。
だから、1ヶ月程度の熟成で完成するのですね。
一方で、熟成が進み過ぎるという欠点もあります。
室温で1ヶ月熟成した後は、必ず冷蔵庫で保存することをオススメします。
早速、味見をしてみましょう。
味噌そのものの食感は、とっても滑らかで上品な感じ。
滑らかな食感好きの夫が、米麹をフードプロセッサーで粉砕してから仕込んだだけのことはあります。
何はともあれ味噌汁で!!
白味噌の優しい色合いがたまりません。
美味しい!
鹿児島の両親が仕込む大豆と麦の味噌とは、一味違います。
米麹のなせる技か?
しっとりとした美味しさです。
1ヶ月の熟成でここまで美味しくなれるなんて!
味噌ってスゴイなぁ。改めて実感します。
ところで、先日、鹿児島の両親から届いた大量のお歳暮便の中にも味噌が入ってました。

大きなジプロックにぎっしりと詰められた3袋の味噌。
この味噌は、両親の友達が仕込んでくれた味噌です。
実は、今年の夏。
母が腕を怪我してしまい、味噌を仕込むどころではなかったのです。
母は「味噌がないのよねぇ~」と友達に話したところ、
お友達は「私があんたの分まで仕込んであげるから!」と。
これ幸いと
「東京の娘の分も、いいけ~?」
(いいけ~?=お願いできますか?)
という経緯で、私のところにも、どっさりの味噌が届きました。
サッと大量の味噌を仕込み、スパッと友達にお裾分けができるという懐の深さ。
味噌を下さったお友達にお礼の電話をしたところ
「おばちゃんは大豆が好きだからねぇ。大豆をいっぱい入れて味噌を仕込むのよ!」
「また必要な時は言いなさいね。おばちゃんが送ってあげるから!」とも。
御年80を控えた熟年パワーは衰えを知りません。
こんな方を前にすると、私夫婦なんてまだまだ!
とは言え、何事も初めての一歩があってこそだからね。
夫よ、初めての味噌仕込み、成功おめでとう。
こうやって、実家とも違う我が家の味が出来ていくんだなぁとしみじみとした母ちゃんです。
私も自分にできることをしなきゃね~。
と、あまりの美味しさでアッという間に空っぽになってしまう柚子シロップの仕込みを始めた母ちゃんです。
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