年末、無事に仕事納めをした夫。
さぁ、今日から、年越し料理開始です。
早朝、今年最後となる息子の弁当作りを終えます。(娘がにぎったおにぎり。顔がかわいい)
次に取り掛かったのは包丁研ぎ。
輝きを取り戻した包丁片手にルンルンの夫。
今夜は、何を作ろうか?
嬉しそうに悩んでいる夫に留守をお願いして
私と娘は、『アナと雪の女王2』鑑賞へ出掛けた朝です。
悪徳じいちゃんの不始末を、孫のエルサとアナが命をかけてつぐなうというアレンデール国王一家のお家騒動。
どんな地位や名誉があったとしても、どこの家庭も、それなりの問題を抱えながら頑張っているんだねぇ~。
と、妙に納得した私です。
何よりも「水は記憶を持っている」というオラフの言葉が心に沁みました。
そういう観点から考えると、家庭料理は記憶だらけの存在なのかもしれません。
楽しい映画タイムを終え、帰宅すると・・・
圧巻の眺め。
今夜の晩ゴハンはちらし寿司です。
夫が楽しんで具材の下処理をした様子が目に浮かぶようです。
研いだばかりの包丁で具材を切っているので、野菜の断面がとても美しい。
干し椎茸・人参・細かく切ったレンコンを、出汁とみりん・醤油で煮含めたものが酢飯に混ぜ込んであります。
その上の飾りとして、時計回りに
・錦糸卵
・酢レンコン
三杯酢を昆布出汁で割ったもの
・酢人参
レンコンと同じ味付け。桜のカタチに型抜きしてある!
・鯵の刺し身もちろん、さばくところから夫の手がかかっています。
おぉ!ビューティフル!
「グランメゾンに来い」と、キムタク流の演技で言い放った木村拓哉さんにも食べさせてあげたい納得の味。
味よし。食感よし。見た目よし。
わーい!
年末は始まったばかり。
これからしばらく、夫のご飯で過ごせるかと思うと、嬉しくてニヤけてしまう母ちゃんです。
あっ、でも、私もひとつだけ作りました。
コチラです。
正月用の煮豆。
なぜか?鹿児島の実家は、黒豆ではなく、金時豆を煮る習慣が・・・多分、母の好みだと思うけど。
金時豆は、黒豆よりも早く楽に美味しく煮えますよ。
すでに明日の夜ゴハンについて、何にしようかなぁ~と悩む夫。
怒涛の年越し料理のスタートの火蓋は切られたばかり。
料理は記憶を持つ存在。
とすると・・・
我が家族全体の身体隅々まで父ちゃんの記憶で満たされているわけかぁ。
怖い!?
まっ、難しいことは、さておき。
料理夫よ。今日からよろしくお願い致します。
手加減せずに、かかってこいや~!!