あけましておめでとうございます。
ブログ始めは、七草も終わった本日。
過ぎてしまえば、アッという間の年越しでした。
おかげ様で、無事に怒涛の年越し料理戦(もはや“選”ではなく“戦”)を終了することができました。
夫は、息切れすることなく快調にかっ飛ばし、満足のゴールを迎えておりました。
リズム良く淡々と料理をする姿は、箱根の山越えを走り抜くランナーのようです。
とは言え、ピンクの厚底シューズ等の最新装備は一切持ち合わせておりません。
ひたすら、包丁と火に向き合う時間。
今月のガス料金が幾らなのか?
少し楽しみです!
それでは、引き続き夫の激走をハイライトでご覧下さい。
●大晦日の昼
・米国産牛肉ステーキ
晦日の夜ごはん100%ビーフ手作りハンバーガーで残った牛肉を、キウイシロップに一晩漬け込み焼きました。
キウイシロップは、バイタミックス(ミキサー)で撹拌してドロドロの液体に変身。
肉が!肉が!
ものすごく柔らかい!
家族全員大騒ぎです。
旨味が強烈に引き出されています。
わさびとバターを添えると・・・
和牛さんも真っ青になる旨さ。
恐るべしキウイシロップの酵素の分解能力です。
パンの発酵は失敗に終わりましたが、肉の旨味を引き出す最高の調味料となりました。
●大晦日の晩ごはん
・水餃子
大晦日ですが・・なぜか?皮から作った水餃子です。
昼前から皮と具の仕込みに忙しく動き回る夫です。
水餃子の皮は水分が少なく硬めの生地。こねる腕にも力が入ります。
生地完成!
ビニール袋に入れて休憩させます。
生地を寝かしている間に具を作ります。
焼き餃子の具より、肉を多めに入れたそうです。
家にある道具を総動員。皮を成形します。
大鍋で茹でます。
モッチモッチの水餃子完成です。
うま~い!
夫は、本場中国で何度も食べた経験があるので、心の底から満足!という出来では無かったとのこと。
「水餃子は、家で作るより中国で食べた方がウマいね・・・。」と一言。
そりゃ、そうだろうねぇ。
夫が完敗を認める中国の家庭料理、恐るべし!
それでも、夫は果敢に攻めます。
皮のモチモチとカリッカリッの食感がたまりません。
皮から作った焼き餃子が食卓に登る日は近いと思われます。
→経験積み重ね材料はシンプルに!キャベツで作る絶品餃子のタネ
→極厚板フライパンで焼く!絶品餃子アンの包み方と焼き方
●年越し
・年越し蕎麦
恒例の年越し蕎麦時間。
うどん打ちはかなりの腕前ですが、そば打ちには手を出してない夫。
夫曰く「あえて、そば打ちに手を出さないようにしている。」
よくわかります。あなたの気持ち。
夫の性格上、そば打ちに手を出すと大変な事態になりそうな予感大。
凝り性ではない鹿児島の父でさえ、そば打ちにハマってしまった時期は、道具や蕎麦粉を求め遠方まで・・まさしく男のロマン。
『人生の楽園』の影響もあり、退職後は蕎麦屋さんをやってみたい!という希望もありました。
そばを打つという行為は、男性脳をかなり刺激する行為なのかもしれません。
立派な蕎麦は売ってますから、とりあえず今は買って楽しみましょう。
満腹のお腹を抱えたまま年越しするわけにはいかず、一口だけ頂きます。
身体に染み入る温かい美味しさ。
なんて優しい味なんだろう。
かつお昆布出汁に鶏出汁を効かせた蕎麦出汁は最高です。
隠し味にラー油が入っているんですよ。
以上。
これにて年越し前半戦が終了です。
往路は、元日のお節よりスタート致します。
さぁ、私も今日から開店。
しっかりと営業できるよう少しずつペースを上げていこう!
本年も、ふつうの日こそ大切に。
日々の暮らしを思う存分楽しむぞー!