年越し料理選。最終日は、友人家族を招いての恒例新春おでん大会!
夫は、この数日間、
おでんの仕込みことで頭がいっぱい。
おでんの仕込みが生活の中心。
そんなツワモノおでん屋のオジサンに変身します。
気がつくと、
仕込みは元日の夜より始まっていました。
こちら、大鍋に眠る大量の昆布と煮干し。
当然ですが、煮干しのハラワタは抜いてあります。
助手の娘は、ハラワタ抜き職人です。
そして、おでん大会の手書きメニュー表も担当。
年々、こちらの腕前も上がっています。
ツワモノおでん屋オヤジ直伝!おでんは3日かけて仕込め!?
改めて説明が必要でしょうか?
写真だけアップすれば済むかもしれない・・・。
でも、あえて書きますね。
チェストイケ~!(かごしま弁)
余談ですが・・
ケイン・コスギが『突破ファイル「アメリカンポリス」』の中で「チェスト~!!」と叫びながら、犯人を飛び蹴りしていました。
①だいこん
だいこんは面取り&下茹で後、出汁の中に投入します。
出汁を取る際に入れた昆布はそのまま鍋に残しています。
決して沸騰させないよう、火力はトロ火を維持します。
②こんにゃく&たまご
こんにゃくは、味が染み込みやすいように切れ目を入れてから下茹でします。
たまごは、ゆでたまごにします。
③しらたき
しらたきは、下茹でします。
この時点で、仕込み1日目終了。
仕込んだ鍋ごとベランダへ出し、外の寒風で鍋ごと冷まします。冷える過程で、具材に味が一気に染み込みます。
④厚揚げ
厚揚げは熱湯を回しかけ油抜きをします。
おでんの汁が濁らないための大事な作業です。省かないように。
⑤さつま揚げ
⑥きんちゃく
油抜きした油揚げを開き、餅・白菜・人参を詰めて楊枝で留めます。
これが鍋に入ると、こんな感じ。
宝が入った巾着が整列している・・・。
⑦牛すじ
牛すじは、品質次第で処理方法が変わります。
いつも買っている肉屋さんの牛すじは、とてもキレイに処理されています。
一度、熱湯で茹でこぼしをして、圧力鍋で20分程度圧力をかければトロトロに仕上がります。
⑧ウインナー&はんぺん
好みですが、我が家は出来上がり直前に鍋に投入します。
大きなル・クルーゼ鍋から具が溢れ出そうです。
⑨その他・いなり
いなりの具は、ごぼうと人参を出汁汁で煮含めたもの。
細かい作業は、おでん屋のオジサンが担当しています。
飯台はひとつあると便利な道具です。
以上。
完成!
新春おでん会スタート!
おでん屋さんのオジサンは、次々におでんが食べられていく姿を見届け無事に成就。
「いやぁ、なんかもう、おでん会のことは、ほとんど覚えてないんだよね。」って・・・。
アンタ、会が始まった時点で、すでに抜け殻状態だったの?
お酒が飲めない友人のために、果実シロップに炭酸や黒酢を合わせたノンアルコールカクテルをせっせと作っていたのは、一体、誰だったんだろう・・・?
まぁ、いいや!
・キウイ
・ゆず
・レモン
・かぼす
・梅
「こんなに飲み物を用意してもらったのは初めて!どれも美味い。」と、ものすごく喜んで頂けました。
会は盛大に盛り上がり、無事に終了。
そして、夫の年越し料理もこれにて終了。
食べた!飲んだ!楽しかったなぁ。
私が、まともに包丁を握って料理をしたのは年明け6日頃。
なんだか懐かしい感覚です。
夫に作ってもらうのもいいけど、食べて片付けするばかりじゃ、不思議と飽きがくるものなんだねぇ。
作るというのは生み出すということだから、たまには自分で作りたくなるものなんだな。と。
さてさて、通常モードのご飯に戻して、正月の間に増えた体重も戻さなきゃね。
夫よ。
完全燃焼の正月でしたね。
きっと、今年も良い時間を過ごせることでしょう。
互いにお世話になりますが、夫婦だからね。
一緒にキバッど~!