助けてくれたママ友&知らない人への恩返しはできる?

週末、と一緒にいつもの公園へ。

冬の晴天の下、ひとしきり遊んだ後、シートでくつろぐ私達の元に、かわいいお客さんがやってきた。

まだ歩き始めて間もない印象を受ける1歳2~3ヶ月くらいの男の子だ。
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そのかわいいお客さんは、私達のシートの上に置いてあった魔法瓶が気に入った様子。

小さな手で魔法瓶のフタをトントンと叩き始めた。

私と娘が「じょうずだねぇ~。」と拍手してあげると大喜び。
演奏に熱が入るあまり、時々バランスを崩して尻もちをつき、そのたびに「わ~ん!」と泣く。

そして、すぐに起き上がり、またトントンと演奏を始める。

寄り添っていたお父さんは、「すみません。」と申し訳なそうに私達に誤りながら、男の子を抱きかかえ自分達のシートに連れて帰るが、男の子は諦めることなく、再びやってくる。

またまたお父さんは謝り、息子を連れ戻そうとする。
我が子から目を離さず他人に配慮する、礼儀正しいお父さんなのだ。
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でも、でも、違うのよ~!と、私は叫びたくなる。

お父さん、気持ちはわかるけどさ、そんなに謝るの、おかしくね?!

知らない人に頼れない子育てをしたら、アンタもこのカワイイ息子もキツイしょ?

って、いつかの若者風(?)のセリフが心に浮かんだけど、それは封印。

「大丈夫ですよ。
私も、子どもが小さい頃、知らない人達が、たくさん声をかけてくれたり助けてくれたりしましたから。お互い様ですよ。」

と言ったところ、お父さんは安心したのか?

男の子から手を離し、見守るだけの態勢に。

それから、カワイイ彼は、私達のシートとの往復を満喫した後、ベビーカーに乗せられて帰っていった。
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私も、かつてこういう時期を過ごしてきたなぁ。

実家から離れての子育てスタート。

当然、親の手をかりるわけにはいかず、私達夫婦を助けてくれたのは、子育て期を共に過ごしたママ友達。

そして、その時々で、困っている私に手を貸してくれた知らない方々だ。

当時のママ友達には、いま思い返しても、感謝してもしきれないくらい助けられた。

また、知らない方々に手助けされるたびに、涙が出るほど嬉しかったことも数知れず。

いつか恩を返さなきゃ!と思っていたけれど、おカネやモノで返せる恩ではない。

その後、時間が流れ、互いの子ども達が各自の道を進むにしたがい、自然と彼女達との付き合いも減っていった。
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恩を返すか・・・

もしかしたら、子育て真っ盛り中に受けた恩を返す相手は、助けてくれた本人じゃなくて、知らない誰かでもいいのかもしれない。

心の底から楽しそうに魔法瓶のフタを叩く男の子を見ながら、フトそう感じた。
せっかく、立派にお節介おばちゃんと認められる年齢に達しているのだ。

おばちゃんの強みを活かし、ちょっとだけ勇気を出して、困っている様子の人に声をかけてみよう。

そんなことを考えていたら、

今朝、偶然、懐かしいママ友に出くわした。

私が体調が悪かった頃に、何度か、息子を家に預ってくれたママ友だ。
彼女は、現在、中学3年生の受験生男子を持つ母。

どうやら、息子さんは受験にプラスして反抗期真っ盛りらしい。
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「ねぇ、もうヒドいのよぉ!うちの・」と話し始めた彼女。

そのヒドい!と言われている息子さん。

私の記憶の中では、近所の児童館で、小さな車を誇らしげに乗り回していた5歳の少年の姿のまま。
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ひとしきり話を聞き「春がきたら、ランチしようね~。」

と言って、彼女と別れた。

そうだ!

本当に春がきたら、別れ際の決まり文句で言う「ランチしようね」じゃなくて、ちゃんとお店を予約して彼女をランチに誘うことにしよう。

そして、彼女のカワイイ息子さんが、反抗期を迎え高校に入学するまでの成長記録に、ひたすら耳を傾けることにしよう。

そう思ったら、急に気持ちが軽くなった母ちゃん。

「情けは他人の為ならず」ということわざに深くうなずく朝。

金魚のまるが亡くなって、今日で1週間。

ついつい、まるの水槽が置いてあった場所に目がいってしまう私です。

ヒヤシンスを買ってきて、野田琺瑯に移し替え。
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まるちゃんから受けた恩も、必ずどこかで返すからねー!

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