マメと言われる週末料理夫の靴は「テセウスの船」か?靴の大修理を経た夫へ「エール」を送る。

会社が休みの日に、一心不乱に料理をする夫と暮らす私。

前々から、休日でもテレワーク状態になることが多かった夫。

会社に出勤しない限りは、夕食はもちろんのこと子どもの弁当も作るし昼食も作ります。

もちろん、我が家で宴会をする時の料理担当は夫。

ということもあり・・・

まわりからは、「だんなさん、マメなヒトよね~。」と言われることが多い。

えっ、あのヒトはマメなの!?

いやいや違うでしょ!

そもそも「マメな男性」って、何?と思った母ちゃん。

「マメな男性」というキーワードでYAHOO!検索すると、検索ワード候補として・・・

  • マメな男性心理
  • マメな男性 モテる
  • マメな男性 浮気

以上が上位にあがっています。

残念ながら、

  • マメな男性 一心不乱に料理する

という検索用語は、的外れのようです。

とは言え、まわりから見ると「マメな男性」と認定されている夫。

料理の仕込みや保存食作り味噌作りうどんの麺打ち、パン生地発酵etc.

夫が手塩にかけて育てる料理は数知れず。

これら、夫の手の混んだ料理のお陰で、私が作る平日の普通のご飯に文句が出ることは一切ありません。

ただねぇ、

マメな男性が、自分の靴がこの状態になるまで放置することはしないでしょう?

なんと!

靴の中敷きが外れるまで、履きつぶしているではありませんか!

どうやら、靴紐を結んだままの狭い履き口に、ねじり込むような感じで足を入れていたらしい。

履き口周りの皮がアチコチ切れているし、踵部分の皮が擦れて薄くなっている。

要は、靴を無理矢理履き続けたと容易に想像できる惨憺たる姿。

あの美しい料理は、夫の「光」の部分ならば、

この靴は「影」の部分。

シャドウサイドだ!!

子ども達からも

「父ちゃん、この靴ヤバイよ。貧乏神よりも恐い疫病神が取り憑くよ!」

と率直な口撃を受けていました。

この靴、このまま処分すべきか?とっても悩みました。

そもそも修理できるのだろうか?

と、修理屋さんへ持ち込んだところ、

徹底的な修理を望めば、修理費用として2万数千円はかかるとのこと。

ただ、とても品質の良い靴なので、修理すれば必ず蘇ると約束してくれました。

あまりに悲惨な姿に、このまま処分したら、疫病神が成仏せずに夫の他のモノに乗り移りそうな気配を感じた私。

エイヤッ!と、2万円と数千円を握りしめ、再び修理屋さんへ。

診断によると、

大修理のため、修理期間は、なんと1ヶ月半以上必要とのこと。

人間で言えば、長期入院。大病です。

そして月日は流れ・・・

先日、修理完了の連絡を受け、昨日、お迎えに行ってきました。

まぁ、なんと!

裏も美しい。

どこからどう見ても、疫病神の気配は感じません。

再生したその姿に、夫はもちろんのこと、家族一同が驚きです。

「これってテセウスの船じゃない?」

買った時と同じ靴なのか?と聞かれたら、

そうとも言えるし、そうじゃないとも言える。

では、靴ではなく、夫という人間はどうだろう?

大修理を経て蘇った修理済みの靴を履く夫は、数ヶ月前、履きつぶした靴を放置していた夫と同じ人間か?と尋ねられたら・・・

私は、「違う」と答えるだろう。

この数ヶ月の間も、

公私共に様々な変化に見舞われ続け、それを乗り越えてきた夫は、その経験を積んでいない頃の夫とは、違って当然だからだ。

ヒトは常に変化している。

大切なことは、自分のことを「○○な人」と決めつけて、世界を狭くしてはいけないということ。

さぁ、今日から新年度。

こんなご時世こそ、視野を高く広く持ち、やるべきことを積み重ねることが大切。

「さぁ、チェストいけ!きばっど!」

と、夫にエールを送る母ちゃんなのです。

それにしても・・

ドラマ「テセウスの船」に出演していた俳優の鈴木亮平さんが、「西郷どん」の「吉之助さぁ」にしか見えなくて、まっこて困りもしたなぁ~。

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