当初、予定が書き込まれていた4月のカレンダー。
外出自粛要請中につき、ほとんどの予定は修正テープで消去済み。
でも、
我が家の料理夫の大切な予定だけは、唯一消えることなく輝きを保ち続けます。
まさか飲み会?!
そんなわけないでしょう!!
じゃぁ、何の予定?

「白みそ1ヶ月」です。
つまり、料理夫が1ヶ月前に仕込んだ自家製白みそが熟成期間を経て完成を迎える日のこと。
昨年12月に、初めて仕込んだ白味噌の美味しさに感動した料理夫と私。
当然、味噌の消費量は増え、アッという間に完食。
1回目の白味噌作りで、要領を得た料理夫は、
「あれっ、いつ仕込んだの?」という手早さで仕込みを完了させておりました。
しかも証拠写真まで撮影して頂き、有り難い限りです。

白味噌作りに必要な材料は
- 大豆
- 米麹
- 塩
以上の3点のみ。
スーパーで気軽に購入できるシンプルな材料に少し手を加えるだけで仕込むことができます。
短期熟成・コンパクトな白味噌仕込み【ダイジェスト版】
①一晩、大豆を水に浸す。

②水で戻した大豆を圧力鍋で茹で柔らかくする。

③柔らかくなった大豆をしっかりと潰す。

④潰した大豆と粉砕した米麹と塩を合せる。

⑤しっかりとこね、ボール状に丸める。

⑥味噌だねボールを清潔な容器に敷き詰める。

⑦日光を避け常温で1ヶ月寝かす。
以上。
味噌を仕込むための大きな瓶は必要ありません。
我が家の味噌は、マンションサイズのコンパクトな仕込み。
野田琺瑯の容器1個のみ。
詳しい作り方はコチラの記事↓をご覧下さいね。
・自家製白味噌は短期熟成で簡単♪マンションサイズのコンパクトな味噌仕込みとは?
とは言え、全ては料理夫がやったこと。
母ちゃんは何もしてない?
一見、どっからどう見ても何かをしているようには見えません。
でもね、
決してそんなことはございませんのよ♪
母ちゃんには、料理夫の料理が完成するに際し、欠かすことのできないある重要な任務があるのです。
それは・・?
料理夫育成の小さなコツ③
・夫の作った料理を褒めちぎりましょう。
これは小さいながらも、料理夫育成における最大のコツかもしれません。
「美味しい。ありがとう。」はもちろんのこと。
「あなたの料理は最高だ!」という褒め殺しレベルのセリフを言ってみましょう。
言葉で表現するのが苦手な方は、踊りましょう♪
歌いましょう♪
それも苦手な方は、夫のLINE宛に
「美味しかったよ♥」
と一言でも良いから言葉を添えて、喜びを表現するスタンプを送りましょう。
以上のような
家族から「褒める」「感謝の気持ちを伝える」という行為をもって、料理夫の料理は完成するのです。
ただ、万が一、
口にどうしても合わない料理が完成してしまった場合は、どう対処すれば良いのか?ということですがが・・・
それでも、まずは褒めましょう。
「わざわざ作ってくれてありがとう。とっても嬉しいよ。」という感じ。
そして、フォローを入れます。
「きっと、調味料の調整がうまくいかなかっただけ。今度、一緒に作ってみようよ。」
どんな料理が完成しようが、料理にチャレンジしてくれたことに対する感謝は絶対に忘れないこと。
間違っても
「アナタは気が向いたから料理しているかもしれないけど、ワタシは、毎日3食、作っているんだからね!」
なんて、口が裂けても言わないことですよ。
夫婦はお互い様。
ふだん料理はしない旦那さんかもしれないけど、料理以外のことでは「この人がいてくれて良かった」と感じることはあるはず。
持ちつ持たれつの大切なパートナーであることだけは忘れないように♪
というわけで・・・

完成した美しい白味噌に負けじと、喜びを表現するダンスを激しく踊る母ちゃんです。
料理夫が思わず
「わかったから。顔がコワイからやめて!」
と言えば・・・
子ども達からは
「わかったから!母ちゃん、おでこのシワがコワイからやめて!」
と、具体的に厳しく指摘されます。
でもね、母ちゃんは、嬉しいから踊るんだよ。歌うんだよ。
どんな時もね!