レシピ『あさりうどん』あさり貝の出汁で簡単絶品うどん。『あさりわかめうどん』も!うどんの出汁はあさりだけ!/週末料理夫・どんはお悩み中。

レシピ『あさりうどん』は、あさりで煮出した出汁を頂く絶品のうどん!あさりを水から煮出した旨味たっぷりのあさり出汁100%のうどんです。『あさりわかめうどん』にアレンジも!『あさりうどん』の調理は週末料理夫のどんが担当♪

あさり貝は小さいですが出汁が出る!

日清のどん兵衛にも

「あさりとはまぐりのW貝だしうどん」味が発売中。

あさりは出汁が出ます。

そんな”小さな巨人”のあさり貝を購入したら

絶品のレシピ『あさりうどん』を作ってみましょう。

早速、あさりの下準備。

失敗しないあさりの砂抜き方法もチェック下さいね。

レシピ『あさり(わかめ)うどん』の作り方

材料(うどん2人分)

  • あさり 
  • あさり出汁用日本酒 100ml程度
  • うどんつゆ用日本酒 大さじ2 
  • 薄口醤油 大さじ2
  • みりん  大さじ2
  • 塩蔵わかめ お好みの量
  • うどん 2人分

※その他、トッピングとして白ネギとねり梅を使用

作り方

①あさりの下準備:失敗しないあさりの砂抜き

1.砂抜きするあさりを流水で洗いバットに並べる。

買ってきた殻付きのあさりは

貝殻をこすり合わせ流水で洗う。

あさりをボールではなく、

バット等の容器にゆったりと並べる。

砂抜きをバットでする理由は?

あさりが重なったまま砂抜きをすると

下にいるあさりが

上にいるあさりが吐いた汚れや砂を再び吸ってしまうことがあるから。

そんな“あさりの砂抜き負のスパイラル”に陥らないため

あさりの砂抜きは

あさりがノビノビできる空間を置いて並べるのがコツ。

2.あさりの頭が出る程度の塩水に浸す。

あさりを浸す塩水は海水と同じ3%程度の塩分濃度が良いと言われていますが、

塩の量は、500mlの水に対し大さじ1程度。

そして、次に重要なのは水位。

塩水の水位は、あさりの頭が少し出る程度にします。

あさり全体が浸ってしまうと

あさりは顔を出さず砂も汚れも吐いてくれませんのでご注意!

3.薄暗い環境で一晩(6時間~8時間)砂抜きをする。

あさりは薄暗い環境を好みます。

あさりの入ったバットを新聞紙等で覆い

風通しの良い涼しい場所に置きます。

3時間程度でも、あさりの砂抜きはできるそうですが、

経験上、6時間~8時間程度アサリの砂抜きをした方が

砂だけでなく汚れも十分に吐いてくれるような気がします。

我が家のあさりの砂抜き場所は冷蔵庫。

あさりの入ったバットを入れて手軽に砂抜き開始!

あさりにとって冷蔵庫は寒い環境かもしれませんが、

一晩じっくりと砂抜きをするので、ちゃんと砂抜きされています。

翌朝、砂と汚れが抜けたピカピカのあさりに会える可能性大!

ちなみに

スーパー等で「口の開いたあさり」を見たことはありませんか?

口が開いたあさり。

死んでいるわけではんく食べられる場合も多いです。

詳しくはコチラの記事をご覧くださいね。

これであさりの砂抜き完了。

次に、あさりを水から煮て”あさり出汁”をとりましょう。

②あさりの出汁をとる:あさりを水から煮る。

あさりが、十分にかぶる程度の水を入れ日本酒を加える。

中火程度で加熱スタート。

なぜ、お湯ではなく水からあさりを煮るのか?

それは

あさりを熱湯で煮ると、あさりが旨味を出す前に

あさりの身が一気に加熱され身が縮み硬くなってしまうから。

要は、あさりの旨味が十分に出ないということ

あさりを水から煮始めれば、

あさりの身がゆっくりと加熱される間に、

あさりの旨味がジワジワと出汁となって出ていくわけ。

しかも、あさりの身は縮まずふわっと柔らかなまま。

という理由で

あさりはお湯ではなく水から煮るようにします。

③あさりからアクが出てきたら取り除く。

あさりを水から煮てしばらくすると、アクが出ます。

丁寧にアクをすくい、あさりの雑味を取り除きます。

④あさりの口が全て開いたら加熱終了。

あさりの口が全て開いたら火を止めます。

そのまま鍋ごと自然放置。

粗熱をとれば“あさりの出汁”完成!

自然放置する理由は?

温度が下がる時に、あさりからもうひと踏ん張り出汁が出るから。

ここで、出汁昆布を1枚程度加えるとコクも出る!

ちなみに、

あさり出汁作りに使用したのは保温性に優れたル・クルーゼ鍋。

自然放置した際、鍋の温度がゆっくりと下がるから

あさり(食材)の旨味を、ジックリ引き出す低温調理が可能。

ご飯炊きの炊飯器としても大活躍!

ル・クルーゼ鍋は重いですが、重いからこそ料理の仕上がりが違う

⑤あさりの出汁を濾し『あさりうどん』出汁を作る。

ザルで濾し、あさりと“あさり出汁”に分ける。

別の鍋に“あさり出汁”を入れ強火でひと煮立ち。

酒・みりん・しょうゆを加え

さらに、ひと煮立ちさせれば『あさりうどん』出汁完成!

この間に

うどん麺を用意!

今回は、椿油を原料に使っていることで有名な“五島うどん”を用意。

『あさりわかめうどん』にアレンジしたい方は

塩蔵わかめをサッと水に戻します。

“乾燥わかめ”ではなく“塩蔵わかめ”がオススメ。

乾燥わかめとは段違いの美味しさ♪

我が家では、三陸重茂産の塩蔵わかめを常備。

肉厚なのに柔らかい!

艶や食感も、乾燥ワカメの上の上です。

お試し下さいね。

そして、わかめを水に戻す時はサッとね!

茹でたうどんを盛り付け、

うどん出汁を注ぎ、あさり・わかめ・お好みの具をのせれば

レシピ『あさりわかめうどん』完成!

ツルッと輝く“五島うどん”に

旨味たっぷりのあさりの出汁が絡むうどんは最高!!

ぜひ、みなさんも作ってみて下さいね。

ここで一旦

美味しい『あさり(わかめ)うどん』を作るコツをまとめますね。

【美味しい『あさり(わかめ)うどん』作りのコツ】
  1. あさりはシッカリと砂抜き。
  2. あさりは水から煮始めアクを丁寧にすくう。
  3. あさりをグツグツ煮込まない。
  4. あさりの口が全て開いたら加熱終了。
  5. あさりの出汁は粗熱を取る。
  6. うどん出汁の調味料は、酒:みりん:醤油=1:1:1
  7. 「あさりわかめうどん」のわかめは“塩蔵わかめ”を使用

キチンと“あさり出汁”をとってしまえば

『あさり(わかめ)うどん』は完成したも同然!というくらい

“あさり出汁”が重要なポイント。

みなさんも、お買い得あさりを沢山用意して

美味しい『あさり(わかめ)うどん』にチャンレジを♪

【その他あさり料理レシピ】

そうそう!

あさりの殻の処分にお困りの方へ。

生ゴミを新聞紙に包んで捨てると消臭されるだけでなく

生ゴミが美しい姿に変身。

コチラの記事で確認下さいね。

さて

週末料理夫・どんですが、元気が無い様子。

辛旨ラーメンでお馴染みの蒙古タンメン中本で

「蒙古タンメンを食べてきた。」って。

夫よ。

私は常にあなたを応援している。

だから、

常に味方をしてあげなきゃ!と自分に言い聞かせてきたけどそれは違う。

応援と味方は違う。

回り回って、

私自身もきつくなるんだったら、どこかで振り切らないと!

私は、あなたの期待に沿う答えを出すための存在ではない。

それより、このポスターを見よ!

我らが昭和子ども世代のヒーロー・ランボーだ!

熱いぞ!ファイヤー。

蒙古タンメン中本のWEBサイトより拝借

主演のシルベスター・スタローンは

なんと!946年生まれ。

おじいちゃんになったランボー。

今回は肉弾戦ではなく、頭脳戦。

ランボーは一生現役!諦めない!

我々もランボーのように熱くキバろうじゃないか!

それにしても・・

蒙古タンメン中本の限定メニュー“ランモー嵐蒙”

さすが中本!のネーミングセンス。

我が家も

『あさりわかめうどん』なんて

穏やかな響きのうどんもいいけど、

たまには激しく熱く

『あさりザリガニうどん』とか『あさりオバイケうどん』とか

激しいネーミングをぶつけなきゃ!と思う母ちゃんです。

最後に

今回の料理で使用した調理道具をご紹介。

・野田琺瑯バット

アサリの砂抜きに便利な野田琺瑯のバット。

冷却性にもすぐれ食材の保管にもピッタリ。

一枚あると何かと便利なバットです。

・アク取り

あさりの味噌汁作りにアク取りは必須。

アク取りが1本あれば、他の料理でも便利に使うことができます。

使い勝手の良いアク取りを選んで下さいね。

・ル・クルーゼ鍋

使用歴15年。一生現役かもしれません。絶妙の保温力で料理が美しく仕上がります。重いですが、重さあっての美味しさを体感下さい。

『あさりわかめうどん』では

ランモーじゃくてランボーみたいに

熱くなれないかもしれない。

でも、

ランボーが『あさりわかめうどん』をすする姿

観てみたい!

【文&構成:メグ/料理:週末料理夫・どん】

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