プロに学ぶレシピ『長いまま巻く!ナスの豚バラ薄切り肉巻き』

プロに学ぶレシピ『長いまま巻く!ナスの豚バラ薄切り肉巻き』のご紹介。豚バラ薄切り肉で茄子を長いまま巻くとボリュームたっぷりな肉巻きの完成。まるで肉のような食感に驚き!ポン酢ベースのタレを絡め、さっぱり・こってり♪子ども喜ぶ茄子レシピ。プロ料理家・河野雅子さんレシピ参考。

「茄子の肉巻きって・・・

なんとなく地味~。」という声を

一掃してしまうプロのレシピを発見!

プロ料理家・河野雅子さんレシピ参考にした

我が家定番・茄子の豚バラ肉巻きは

見た目だけでなく

食べごたえも十分なボリュームレシピ。

ポイントは

長いままの茄子を豚バラ薄切り肉で巻くということ。

まるで肉のような食感に仕上がった茄子に

ポン酢ベースのタレを絡めて

さっぱり&こってり頂きます。

それでは

レシピ『長いまま巻く!ナスの豚バラ薄切り肉巻き』 の詳しい作り方をご覧下さい。

レシピ『長いまま巻く!ナスの豚バラ薄切り肉巻き』作り方

材料

  • 茄子 3本
  • 豚バラ薄切り肉 12枚
  • 薄力粉 適量
  • 塩 少々

タレ

  • ポン酢 大さじ4
  • 酒  大さじ2
  • 砂糖 大さじ1・1/2

タレは事前に合わせておく。

ピリ辛がお好みの方は

コチュジャンや一味を入れても美味しい。

作り方

1.ピーラーで茄子の皮を4か所程度むき、縦に4等分にカット。

茄子はヘタを落とす。

ピーラーを使い

縦方向に4か所、皮をむく。

我が家愛用のピーラーは

少しだけカーブした刃が特徴。

野菜の丸みにフィット、とっても使いやすい。

続いて

縦方向に4等分にカット。

今回は

茄子の長さを活かすレシピ。

長いままの茄子に豚バラ薄切りを巻きつけることで

驚きのボリュームと食感が生まれる♪

2.茄子を2分間水にさらした後、シッカリと水気を拭く。

カットした茄子は

アクを抜くために2分間水にさらす。

ただし

長く水にさらすと

茄子の旨味まで抜けてしまうので

タイマーを2分にセットしてから

水にさらすことをオススメ。

ちなみに

ザル等をのせ軽く押さえてあげると

茄子が浮き出てこない。

2分さらしたら

すぐに茄子の水気を切り

キッチンペーパー等で拭き上げる。

アクが抜け艷やかな白色に変化~♪

食材の一時保管に便利なのが竹ざる。

野菜だけでなく肉や魚でもOK。

手入れも簡単&丈夫!

3.豚バラ薄切り肉を茄子に斜めに巻きつける。

豚バラ薄切り肉1枚につき

茄子は1切れ。

豚バラ肉を斜めに巻きつける。

シッカリと巻き付けたら

手でギュッと握り

豚バラ薄切り肉を茄子に密着させる。

茄子の長さに対し豚バラ薄切り肉が短くてもOK。

少し豚バラ肉を伸ばすようなイメージで巻きつけると

茄子から剥がれにくくなる。

4.肉巻き全体に薄力粉をまぶす。

茄子に豚バラ薄切り肉を巻き終えたら

バットに薄力粉を広げる。

肉巻き全体に薄力粉をまぶしたら

軽く叩く。

衣が厚くなるとベチョとしてしまうので

薄衣になるようこころがける。

5.フライパンで転がしながら肉巻き全体を焼く。

火力は中弱火程度。

フライパンにサラダ油大さじ2を熱する。

豚バラ薄切り肉の巻き終わりを下に並べる。

チョコチョコ何度もひっくり返すのではなく

焼き色がシッカリついたらひっくり返し

全体に焼き色をつける。

こうすると

豚バラ肉も剥がれにくく

シッカリと焼き目がつき美味しく焼き上がる。

ちなみに

大きめ茄子もラクラク焼ける

直径の長いフライパンをお探しの方。

我が家で使用中のサーモスのフライパンは

軽くて扱いやすくてオススメ。

6.余分な脂を拭き取り、タレを絡ませたら完成。

肉巻き全体に焼き色がついたら

キッチンペーパーで余分な脂を拭き取る。

脂を拭き取らないと

ギトギトした肉巻きになり食感がイマイチに。

ちょっとしたことで美味しさのレベルが上がるので

拭き取ることをオススメ。

合わせておいたタレを回しかける。

  • ポン酢 大さじ4
  • 酒  大さじ2
  • 砂糖 大さじ1

タレを肉巻き全体に絡めながら煮詰めていく。

肉巻き全体が艷やかに変化したら

プロに学ぶレシピ『長いまま巻く!ナスの豚バラ薄切り肉巻き』の完成。

黒胡椒や一味等をふりかけても美味しい。

豚バラ薄切り肉と茄子が

こってりタレと一体となり

まるで肉を食べているような食感に変化。

この味と食感は

カットせずに長いままの茄子に

豚バラ薄切り肉を巻きつけたからこそ!

このレシピを知ってからは

カットした茄子を

何本か合わせ巻く肉巻きは作らなくなった我が家。

このレシピで作るようになってから

子どもたちも

「やった!茄子の肉巻きだ!」と喜ぶように。

やっぱり

プロ料理家のレシピは

美味しくなるコツがいっぱい♪

というわけで

みなさんも

プロに学ぶレシピ『長いまま巻く!ナスの豚バラ薄切り肉巻き』に挑戦下さいね。

ところで先日

4ヶ月ぶりに鹿児島に帰省。

わたし一人で帰省するのも今回で3回目。

夫も子どもたちも

母ちゃんがいない数日間に慣れてきたらしい。

以前の帰省までは

「母ちゃんがいないと寂しい」と言っていた娘も

母ちゃんがいないからこその“自由”を満喫していた様子。

とは言え

洗濯物を畳んだり、お茶碗を洗ったり等々

家事も分担してやらなきゃいけないからね。

待っていても

風呂もご飯も洗濯されたキレイなパンツも出てこない。

「母ちゃんがいないと何かと不便だよ。」という息子の言葉が

何よりも的を得た感想だ。

鹿児島の実家を出て25年が過ぎた私。

東京暮らしも20年を迎えようとしている。

これまでずっと

鹿児島から羽田空港に到着後

浜松町に向かうモノレールの車窓から見える景色が

大嫌いだった。

それは私にとって

緑豊かな鹿児島から東京に戻ってきた現実を見せつけられる

辛い時間だった。

でも

ひとりで帰省するようになってからは

モノレールに乗り換えると

「あぁ、帰ってきたなぁ。」と妙に安心した気持ちになる。

たぶん

東京とか鹿児島とかは関係ない。

夫と子どもたちが待つ家が

もっとも私が自分らしく生きられる

今の私にとってのふるさとだからだ。

数年後?数十年後に

子どもたちが

今の私と同じような気持ちになってくれたら

本当に幸せなことだろう。

きっと

どうしようもなく寂しくて

大泣きしてしまうに違いない。

子どもの姿が見えなくなっても

手を振り続けているだろう。

そして

両親もこんな気持ちで私を見送っていたんだろうと

実感するに違いない。

こうやって

世代が引き継がれていくんだね。

【文・写真・料理:メグ】

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