NGだけど実践『ウレタン樹脂塗装テーブルをメラミンスポンジで手入れ』

NGだけど実践『ウレタン樹脂塗装テーブルをメラミンスポンジで手入れ』をご紹介。ウレタン樹脂塗装テーブルのお手入れにメラミンスポンジを利用するのはNG。わかってはいるけど、汚れが落ちなくなってしまった無印・ウレタン樹脂塗装ダイニングテーブルをメラミンスポンジで緊急手入れ。

我が家で使用中のダイニングテーブルは

使用歴8年・ウレタン樹脂樹脂塗装の 無印良品オーク材テーブル 。

食卓としてだけでなく

仕事机・子どもたちの工作・勉強机・料理台として

日々の生活に欠かせない存在。

だからこそ

板面は油性マジックのインクやカッターの傷。

工作ボンドの付着等々

ウレタン樹脂塗装テーブルの通常の手入れ方法では

到底落ちるはずもない汚れでいっぱい!

そこで

ウレタン樹脂塗装テーブルの手入れにはNGのメラミンスポンジ登場。

さて結果はいかに?

それでは

NGだけどやってみた!『無印・ウレタン樹脂塗装テーブルをメラミンスポンジでお手入れ』をご覧くださいね。

NGだけど実践『ウレタン樹脂塗装テーブルをメラミンスポンジで手入れ』

ウレタン樹脂塗装とは?

ウレタン塗装とは

耐水、耐熱、耐傷、耐汚に優れた

柔らかい樹脂によって塗膜を形成された塗装のこと。

日常の手入れ方法は

固絞りをしたふきん等で拭くのみ。

汚れが酷い場合は

水で薄めた中性洗剤をふきんに含ませ拭きあげる。

ウレタン樹脂塗装の弱点

水溶性の汚れに強く日常の手入れが簡単な半面

経年変化で少しずつ塗装が剥がれ汚れが付着しやすくなる。

特に油性の汚れ・熱・傷・紫外線に弱い。

したがって

長期間の使用でメラミン樹脂が劣化してしまうと

DAY等での自力での修復が難しく

プロによる再塗装が必要となる。

なぜウレタン樹脂塗装テーブルの汚れをメラミンスポンジで落としてはNGなのか?

メラミンスポンジは

硬いだけでなくきめ細かい網目状の構造を特長とした素材 。

硬くて細かい網目の中に水分を含ませ素材を研磨することで

汚れを落とすというより

汚れを削り落とすことが可能。

つまり

メラミンスポンジを使えば簡単に汚れは落ちるけど

テーブル面に無数の細かいキズが入ってしまい

ウレタン樹脂塗装が剥がれる大きな原因となる。

以上・・・分かってはいるけど

子ども達が幼児の頃が使ってきたテーブルは

細かいキズだけでなく

鉛筆やボールペーン・カッター等を使った凹みもいっぱい。

勉強机も兼ねているので

鉛筆の芯汚れやら工作ボンドが薄く固まった汚れもある。

凹みに入りこんだ汚れは

中性洗剤を含ませたふきん程度では全く落ちない!

無印良品で購入したお気に入りのダイニングテーブルだけど

すっかり雰囲気が変わってしまった。

淀んだ雰囲気が漂うテーブル面全体にしびれを切らせ

メラミンスポンジで汚れを削り落とすことを決断!

それはやってみよう♪

NGだけど実践『ウレタン樹脂塗装テーブルをメラミンスポンジで手入れ』

1.メラミンスポンジに水を含ませテーブル全体を軽くこする。

メラミンスポンジは持ちやすい大きさにカット。

スポンジに水を含ませ軽くテーブル面を少しこするだけで

こんなに真っ黒!

2.硬くしぼったふきんで拭く。

まんべんなくメラミンスポンジでこすったら

硬絞りしたふきんで拭いていく。

ふきんに汚れがつかなくなるまで

洗って拭くを繰り返す。

ちなみに

我が家の掃除用ふきんは

使い古した白雪ふきん。

これまでいろんなふきんを使ってきたけど

白雪ふきん以上に最後の最後まで使い倒せるふきんは

他に見当たらない。

ふきんに汚れがつかなくなればお手入れ終了。

キズや凹みはなくならないけど

テーブル表面を覆う汚れの膜がスッキリOFF!

テーブルが光を反射しているじゃないの!

メラミンスポンジを使ったことによって

細かいキズが沢山入りウレタン樹脂も削られたのかもしれないけど

それでも

淀みが無くなり「さっぱりしたぁ~!」という感覚。

ついでに

私と夫用のカリモク60ダイニングチェアの汚れも落とす。

こちらの椅子はポリウレタン樹脂塗装(合皮)。

汚れがごっそりと削り落とされました。

3.お手入れ終了。

我が家のダイニングテーブルは長さ180cm。

小さい&背が低いことが基本の我が家の家具において

ダントツ1位の大きさ。

その分

ダイニングテーブルがキレイになると

部屋全体がパッと明るい印象に変身。

そもそも

メラミンスポンジで手入れをする前から

すでに沢山のキズでいっぱいだったダイニングテーブル。

ウレタン樹脂塗装の特性から考えると

このまま使用を続ければ

最終的には専門業者に再塗装を依頼するか

新しいテーブルを購入するか、いづれかの選択になると思う。

とは言え

モノは存分に使ってこそ道具として魅力を最大限発揮できる。

汚れるかも、キズがつくかも、なんて心配しながら使うテーブルなんて

私にとっては魅力ゼロ。

今後は覚悟を決めて

メラミンスポンジでしっかりと汚れを削り落としながら

恐れずに使えるところまで

ガンガン使い倒してみようじゃないか!

つまり

NGだけど実践『ウレタン樹脂塗装テーブルをメラミンスポンジで手入れ』

一般的な手入れ方法としてはNGだけど

今の我が家にあるダイニングテーブルにとっては

最善の手入れ方法なのかもしれない。

今回のメラミンスポンジを使ったメンテナンス記録が

みなさんの参考になると嬉しいです♪

そもそも

このテーブルを購入した8年前は

ウレタン樹脂塗装の長所や短所の知識はゼロ。

たまたま寄った無印良品のお店で

「いいねぇ~」と購入したものだ。

いま思えば

キズがつこうが油性ペンでお絵かきをしようが

自分でテーブル表面を削ってオイルを塗り

ずっと使い続けることができる素材の方が

我が家のスタイルには合っていたのかもしれない。

じゃあ

購入する前に事細かく情報をチェックしておけば

最終的に買い物は成功するのか?と考えてみると

いえいえそうじゃないよね~。

やっぱり

どんな情報をチェックしようが直感に勝る動機はナシ。

直感は多様な経験によって鍛えられていくもの。

誰かが言っていたけど

「愚者は経験から学び、賢者は歴史に学ぶと言われているけど

それは違う。

人間は自分の経験したこと以外はわからない。

人間を含め動物の脳というものは

身体感覚と経験したことしか判断の材料として使うことができない。

確かに歴史は参考にはなるかもしれない。

でも

自分の経験が伴っていないと

その歴史をどう使えば良いのか全くわからない。

つまり賢者こそ

あらゆる経験を積み重ね、そして経験から学ぶ」ってね。

旅の途中で寄った真田の城で

六文銭を並べ「大願成就」してきた母ちゃん。

櫓の窓に五円玉を六枚並べるだけのことなのかもしれないけど

こんな小さなことでも

自分でやってみなきゃわからないもの。

子どもたちは春休み真っ最中。

息子と娘の興味のおかげで

行ってみたい・やってみたいことが無限に広がり続ける

母ちゃんだよ。

いっぱい一緒に遊んでくれてありがとうね。

【文・写真:メグ】

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