プロに学ぶレシピ『スパイス初心者OK。鎌倉オクシモロン風チキンカレー』

プロに学ぶレシピ『スパイス初心者OK。鎌倉オクシモロン風チキンカレー』のご紹介。人気カレー店・鎌倉OXYMORON(オクシモロン)店主・村上愛子さんの著書を参考に、基本のスパイスカレー作りに挑戦。初心者でも簡単に炒め玉ねぎ完成!そのコツとは?基本4種のスパイスを揃え挑戦!

「憧れのスパイスカレーを作る」

とは言ってみたものの

  • 最低限必要なスパイスって何?
  • 炒め玉ねぎってどうやって作るの?

わからないことがいろいろあって

本当に初心者でもスパイスカレーを作ることができるのか?

という疑問すら沸いてきた私に救世主となるレシピが登場!

それは

人気スパイスカレー店主・村上愛子さんの著書『鎌倉OXYMORON(オクシモロン)のスパイスカレー』

これなら作れそう!と

スパイスカレー初心者の私が挑戦したのは

プロに学ぶレシピ『スパイス初心者OK。鎌倉オクシモロン風チキンカレー』。

人気スパイスカレー店主・村上さんの言葉を参考に

完成した初めてのスパイスカレーとは?

プロに学ぶレシピ『鎌倉オクシモロン風チキンカレー』 をご覧下さいね。

プロに学ぶレシピ『鎌倉オクシモロン風チキンカレー』

材料(4人分程度)

  • 鶏もも肉 500g
  • 玉ねぎ 中2個
  • にんにくのみじん切り 2片
  • 生姜のみじん切り 大1片
  • カットトマト缶 1缶(400g)
  • しょうゆ 小さじ1
  • 水 300cc
  • はちみつ 小さじ2
  • バター 20g
4種のスパイス
  • クミンシード 小さじ1
  • クミンパウダー 大さじ1
  • コリアンダーパウダー 大さじ1
  • ターメリック 小さじ1
  • ガラムマサラ 小さじ1

※クミンパウダーはクミンシードをミルで挽いて使ってもOK。

ヨーグルト調味料
  • ヨーグルト 100g
  • 塩 小さじ1
  • コショウ 適量

下準備

鶏もも肉をヨーグルト調味料に漬けておく。

鶏もも肉500gは皮を外す。

大きめの一口大にカット。

ヨーグルト調味料に1時間~ひと晩漬けておく。

ヨーグルト調味料
  • ヨーグルト 100g
  • 塩 小さじ1
  • コショウ 適量

今回は

3時間程度漬け込む。

ヨーグルトに漬けておくと

肉が柔らかくなり下味の馴染みも良くなる。

作り方

1.玉ねぎは薄切り、にんにく・生姜をみじん切りにする。

玉ねぎは半分にカットし

繊維に沿って薄切りにする。

にんにく・生姜はみじん切りにする。

ちなみに

こまかく食材を分けたい時に便利なのが

  • アルコロックのアンプボウル

我が家もかなりの枚数が活躍中。

2.厚手の鍋にサラダ油とクミンシードを入れ香りがたつまで炒める。

厚手の鍋(今回はル・クルーゼ)を用意。火力は中弱火程度。

油(分量外・大さじ4)を鍋にいれ

クミンシード(小さじ1)を炒める。

クミンシードが泡立ち香りが漂ってきたら

にんにく・生姜のみじん切りを加え炒める。

2.炒め玉ねぎを作る。

生姜・にんにくの香りがたってきたら

玉ねぎを加える。

火加減は

少し強いかな?と感じる中火~中強火程度。

効率良く短時間で炒め玉ねぎを作るコツは

あまり混ぜすぎないということ。

ぐちゃぐちゃと混ぜるのではなく

鍋底の玉ねぎを焼き付けるイメージで

色づいてきたら全体をひっくり返す。

焦げ目が出ても気にせず

色づいたらひっくり返すを繰り返す。

この炒め玉ねぎを作るコツをおさえ調理すると

玉ねぎ2個分が10分程度で飴色の炒め玉ねぎに変化。

ル・クルーゼのような

厚底鍋だと焦げ目ができても焦げ付かないところが便利!

3.トマト缶を加えさらに炒める。

カットタイプのトマト缶(400g)を加え

さらに炒める。

トマト缶の水っぽさがなくなり

油分が滲み出るようになるまで炒める。

4.スパイスを加え炒める。

油分がみえるくらいに煮詰まったら

スパイスと塩(小さじ1/2)を加える。

  • クミンパウダー 大さじ1
  • コリアンダーパウダー 大さじ1
  • ターメリック 小さじ1

このレシピで使うスパイスは

スパイスカレーの基本となる4種類。

スーパーのスパイスコーナーで購入できる。

まとまった量や

気軽なカレー用スパイスセットが欲しい方はネット購入が便利。

パウダー状のスパイスは焦げやすいので

火力を少し弱め

スパイスが鍋底に直接触れないよう加える。

5.鶏肉を加え色が変わったら、水・醤油を加え煮る。

ヨーグルトに漬けていた鶏肉を

汁ごと加え炒める。

鶏肉の色が変わったら

醤油(小さじ1)水(300cc)を加える。

煮立つまでは中強火。

煮立ったら弱火程度で7~8分煮込む。

水分量は具材全体がかぶる程度に調整すること。

水が足りないようであれば加える。

鶏肉に火が入りカレー全体がとろりとしたら火を消す。

はちみつ(小さじ2)を加えひと混ぜする。

続いて

いよいよ仕上げ!

6.ガラムマサラをバターに溶かしカレールーにかける。

仕上げにテンパリングをする。

テンパリングとは

油で熱したスパイスを煮込んだカレーに油ごと加える

スパイスカレーの仕上げの技法のこと。

テンパリングをすることで

カレーの香りが引き立ち味もひきしまる。

小鍋にバター(20g)を溶かす。

バターが溶けたら

ガラムマサラ(小さじ1)を加える。

鍋をゆらして

ガラムマサラがバターに混ざり香りがたつまで加熱。

スパイスカレーに注ぎひと混ぜする。

ここでチキンカレーの出来上がり。

せっかくなので

ターメリックライスを炊く。

お皿に盛れば

プロに学ぶレシピ『鎌倉オクシモロン風チキンカレー』の完成!

初めてのスパイスカレー作りとは思えぬ美味しさ。

あ~こうゆうカレーが食べたかったんだよね!

一見ややこしそうに見えるけど

玉ねぎとトマト缶をしっかり炒める以外は

特に難しいことは何もない。

美味しく天ぷらを揚げるよりは遥かに簡単かもね!

ちなみに

参考にしたレシピ本には

美味しそうなスパイスカレーレシピがズラリ。

さすがに

写真みたいにプロが作る仕上がりには及ばないけど

レシピがわかりやすく

「作ってみよう!」という気持ちが沸いてくる。

スパイスカレー作りを何となく躊躇させていた

スパイスと炒め玉ねぎに関する問題は

  • 用意するスパイスは基本の4種でOK。
  • 炒め玉ねぎは鍋底に焼き付け返すを繰り返すのみ。

ということで解決。

というわけで

プロに学ぶレシピ『鎌倉オクシモロン風チキンカレー』

スパイスカレーを作ってみたい!という

スパイスカレー初心者の方に参考になれば嬉しいです。

ところで

スパイスとカレーブームが始まったばかりの私。

当然

鎌倉OXYMORIN(オクシモロン)に行ったことはない。

「鎌倉のお店に食べに行きたいなぁ~。」と

つぶやいた私の言葉を超地獄耳の息子が捉える。

「えっ、鎌倉でしょ?

行けばいいじゃん。

今からでもすぐに行けるよ。」とのご意見。

それって

2年くらい前までは

私が息子に言っていたセリフだよねぇ。

でも

息子のセリフに含まれる“すぐに行ける”という移動範囲は

私のそれとは段違いに広い。

日帰り一人旅の達人である息子からすると

我が家から鎌倉なんて

ちょっとした散歩に出かけるレベルなのではないだろうか?

まだ中学生だから

宿泊を伴う一人旅は解禁してない。

でも

どうすれば特急列車等を使わずに

可能な限りリーズナブルに

より多くのパターンで日帰り旅ができるのか?

情報収集・計画・実行を繰り返す息子。

寝る時間も惜しい様子。

こんな受験生もいるもんだなぁと

ある意味感心してしまう。

とは言え

ちゃんと寝ないとダメだよ。

睡眠は健康な心身を作る一番の栄養なんだからね。

ちなみに

最近の私の息子に対する口グゼは

「早く寝なさい。」ばかり。

これだけは声を大にして言っておかなきゃね。

とにかく

元気で幸せに成長して欲しい。

私よりも随分背が高くなった息子を眺めながら

やっぱり

その願いが他の何よりも大きいよなぁと思う母ちゃんです。

【文・料理・写真:メグ】

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