あれから数日が経ち、少しずつ回復してきた様子。
病み上がり直後に取り掛かった包丁研ぎの次は何をするのだろう?と思っていた私。
夜ご飯を食べた夫は「明日の朝は、うどんを食べる。」と言い出し、手打ちうどんの仕込みを始めました。
時刻は午後8時45分。
風呂に入り、後は寝るだけとなったパジャマ姿の娘が助手だ。
包丁研ぎの次は、自家製手打うどんの仕込み。
料理というより、身体を使って何かを生み出したい様子の夫。
2週間ほど前にも、うどんを仕込んだことがあったが、今夜の方が、なんだか楽しげ。
夫曰く「30分で仕込める自家製手打うどん」とのこと。
さぁ、みなさんも、年末の年越しうどんは自家製!を目指し、レッツスターティング。
親子でうどん踏み♪自家製手打うどんは薄力粉&強力粉で仕込んで手軽に作る
◆材料(出来上がり200g)
・薄力粉 100g
・強力粉 100g
・塩 小さじ1程度
・水 最大100ml
◆手順
①粉と塩を合わせ少しずつ水を加える
薄力粉と強力粉を合わせ、塩を加えます。そこに少しずつ水を加え、こね始めます。
「少し水を加えてこねる」という作業を繰り返して下さい。
生地がベチョベチョになってしまうので、いっぺんに水を加えないよう気をつけて!
生地がまとまってしまえば、容量の水を全て使う必要はありません。
②表面が滑らかになるまでこねる
③生地をビニール袋に入れて踏む
丸くまとまった生地を破れにくい厚めのビニール袋に入れ、踏み始めましょう。
最初は、お子さんの足で大丈夫!
パジャマ姿の娘。
眠そうな様子ですが、がんばって、うどん生地を踏んでいます。
娘の次は選手交代。夫が踏みます。
まだ体調がイマイチらしく、身体のあちこちが痛むとのこと。
でも、うどん踏みは別次元らしい。
デッカイ足裏でシッカリと生地を踏みしめます。
15分ほど踏んで完成。
あとは、一晩そのまま寝かします。
気温が高い場合は、生地は冷蔵庫に入れ寝かして下さい。
④生地を伸ばし麺状に切る
モーニングうどん打ちに興奮して目が覚めたのか?夫は早起きです。
台所で麺打ちの準備が始まりました。
たっぷりの打ち粉(強力粉)をしてから、麺を延ばしていきます。
麺棒があればベストですが、
無い場合は、ラップの芯でも代用できます。
包丁も特別に用意する必要は無く、通常使用している包丁を使って切って下さいね。
⑤麺を茹でる
鍋にたっぷりの湯を沸騰させ、麺を茹でましょう。
熱湯で10分茹でます。
味見をして、麺に火が通っていることを確認します。
その次に、火を消し、鍋に蓋をして1分間麺を蒸らします。
この「蒸らし」という作業は、以前、仕事でご一緒した老舗製麺屋さんから教えて頂いた美味い麺茹での技だそうです。
ちなみに、柔らかめの麺が好みなら、茹で時間を1分ほど長くしてくださいね。
⑥冷水&流水で麺を洗う
コシのある艷やかな麺にするために、麺の熱とぬめりを取り除きます。
⑦完成
朝から自家製手打うどん完成!
コシがあって、とっても美味しいうどんです。
特に難しい工程も無いので、お子さんと作るにはもってこいの料理かと思います。
年末は年越しそばじゃなくてうどんもいいなぁ・・・。
ところで、我が家の料理人の夫は「朝から、うどん打ちは忙しいな。」と一言。
そりゃそうだろうよ。
うどん屋さんじゃない限り、朝の6時過ぎから、うどんを打つ人なんて、そうそういないと思うよ。
でも、うどんを盛ったザルが、アッという間に空っぽになる様子に満足気。
ちなみにこちらの竹ザル。日々の暮らしの中で100%の活躍。
竹や木や棕櫚等の自然素材で出来た道具は、とっても使いやすいですよ。
我が夫の緊急搬送後、第一発目の料理は「自家製手打うどん」でした。
次回は何かな?
まぁ、無理をせず少しずつ回復してくれたら十分です。
冬の魚達もアナタの回復を心待ちにしていますよ。
今年も、残すところわずか。
年越しは、我が家で、自家製うどんをすすりながら心身ともにゆったりと過ごしたいな。
そのためにも、残り数週間、しっかりときばっどー!と、思う母ちゃんです。
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