おひつ生活17年『おひつのある生活・エコでシンプルな家事道具のオススメ』

おひつ生活17年。おひつのある暮らしはシンプル。オススメのおひつは木のおひつ。炊きたてのご飯をおひつに入れるだけでお米の美味しさUP。 一見難しそうに見えるお手入れは、実はとっても簡単。 おひつ生活をオススメする理由をご紹介

ル・クルーゼ鍋炊飯歴17年の我が家。

炊いたご飯は木のおひつに保存。

おひつはご飯を保存するだけでなく

炊きたてのご飯が

さらに美味しくなる調理器具。

今回は

  1. おひつご飯をオススメする理由は?
  2. おひつの洗い方・手入れ方法は?
  3. オススメのおひつは?

おひつ生活17年経験(失敗もあり!)から

おひつのある暮らしをご提案♪

おひつ生活17年『おひつのある生活・エコでシンプルな家事道具のオススメ』

おひつご飯をオススメする理由は?

1.おひつが湿度を調整、ご飯が劣化しにくいから。

おひつが湿度を調整?

どいういうこと?

まずは

炊きたてのご飯を想像してみる。

炊きあがったご飯から立ち上るのは

湯気という名の水分。

木のおひつは

おひつ内部の水分を吸ったり吐いたりして

一定の湿度を自動で保つ。

おひつ内部は

余分な水分が排出された状態がキープ。

ご飯の劣化が進みにくくなる。

2.温め直し要らずの時短調理器具だから。

おひつで保存したご飯は

美味しいまま冷ご飯に変身。

つまり

温め直しが要らないということ。

我が家では

冷ご飯のままお茶碗に盛ることもあるし

おにぎりにすることも多い。

ここで

冷ご飯のおにぎりって不味いのでは?という意見もあり。

おひつの中で保存したご飯は

炊飯器で保温し続けたご飯とは別物。

適度に水分が抜けることで

甘みがギュッと凝縮された

美味しい冷やご飯になる。

適度に水分が抜けるので炒飯にも最適!

温め直す手間要らずの時短調理器具。

とっても便利。

ちなみに

竹製のザルは

炊きたてごはんで作った

おにぎりの水分を逃がすのにピッタリ。

3.コンセント要らず。スペース要らずで台所がスッキリするから。

電化製品じゃないので

  • 電気要らず。
  • コンセント要らず。

そして

ホコリもたまらない。

狭い台所でも

ちょこんと収まる姿が美しい。

おひつの洗い方・手入れ方法は?

亀の子たわしと水で洗うだけ。

おひつの手入れは簡単。

スポンジではなく

天然素材タワシ(亀の子束子)で洗うだけ。

そして

液体洗剤は使わず水で洗うこと。

理由は

  • おひつが液体洗剤を吸収するから
  • スポンジがおひつの木目を潰すから

洗剤とスポンジで洗うと

おひつが液体洗剤を吸収し

木目が潰れ木の呼吸ができなくなる。

木の内部に残った洗剤と水分が蓄積され

黒ずみだらけのおひつになってしまう。

正しい手入れ方法で

おひつを愛着のある台所道具に育てる!

※詳しい手入れ方法はコチラの記事を参照

オススメのおひつとは?

一見どれも同じように見えるおひつ。

価格も様々。

一体何が違うの?

一般的に言えることは

使われる木そのもの価格だけでなく

職人が作っているのか

大量生産のおひつなのかという違い。

ただ

これも17年間使ってわかってくること。

どんな高価なおひつを購入しても

手入れをしなければ

アッという間にボロボロのおひつになる。

だからこそ

日々の手入れが習慣になる

気に入ったおひつを購入すること。

我が家で使用中のおひつは

木曽工芸社の5合用おひつ。

そして

将来欲しいおひつは

曲げわっぱで作られた

栗久のおひつ

我が家では

栗久の食器を17年愛用。

軽くて丈夫。

ずっと美しいまま!

椀の縁部分に噛み付いたいた子ども達の

歯型は思い出の印。

この機能美に優れた性能を持つおひつは

どんなに使いやすいことか!

いまのおひつを大切にしつつも

いつかは栗久のおひつ♪

以上が

おひつのある生活をオススメする理由。

最近は

炊飯・保温機能を追求しつくした

高級炊飯器がズラリ並ぶご時世だけど

“木”がやってくれる機能は

その想像を超える。

木は

人間よりもずっと長生きしているからね。

おひつ生活へのチャレンジを迷っている方。

大丈夫!

アナタが思っている以上に

木は優しくて強い存在。

私が好きな料理家・有元葉子さんもおひつ愛好家。

彼女の著書には

おひつご飯の登場シーンが多い。

人気プロ料理家も認めるおひつのある暮らし。

【おひつ生活・関連記事】

おひつの姿を眺めていると

自然とご飯が美味しいおかずが作りたくなるもの!

この

おひつ生活17年『おひつのある生活・エコでシンプルな家事道具のオススメ』が

おひつ生活をスタートさせるキッカケになることを願っています。

【おひつご飯のおとも・レシピ】

【文・構成・写真:メグ】

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