プロフェッショナルに学ぶレシピ『伝説の家政婦タサン志麻さん風・鶏もも肉のマスタードクリーム煮』予約が取れない家政婦レシピは自分で作るとアッという間!

プロフェッショナルに学ぶレシピ『伝説の家政婦タサン志麻さん風・鶏もも肉のマスタードクリーム煮』をご紹介。予約が取れない伝説の家政婦・タサン志麻さんレシピは自分で作る!定番食材の鶏もも肉でクリーム煮。毎日新聞掲載レシピを再現

我が家で購読中の毎日新聞に

予約の取れない伝説の家政婦・タサン志麻さんのレシピ連載中。

マスタードのアクセントが活きる

鶏もも肉と定番野菜で作るオシャレなクリーム煮に挑戦。

クリーム煮とシチューと何が違うの?

とお思いの方。

作ればわかる!

味や食感の違いに驚きますよ~♪

それでは

プロフェッショナルに学ぶレシピ『タサン志麻さん風・鶏もも肉のマスタードクリーム煮』の詳しい作り方をご覧下さいね。

プロフェッショナルに学ぶレシピ『タサン志麻さん風・鶏もも肉のマスタードクリーム煮』

材料(3~4人分)

  • 鶏もも肉 2枚
  • 玉ねぎ 1個分
  • 人参 1本
  • マッシュルーム 1パック
  • 白ワイン 200cc
  • コンソメ 1個
  • 粒マスタード 小さじ2
  • 生クリーム 100cc
  • 塩こしょう 少々
  • 小麦粉 適量

野菜や肉の下準備に便利な野田琺瑯のバット。

オーブン料理にも使え一枚数役!

作り方

1.鶏もも肉と野菜・マッシュルームを切る。

玉ねぎはくし切りにする。

マッシュルームは半分に。

人参は食べやすい大きさにそろえて切る。

鶏もも肉は

一口大より若干大きく切り塩コショウをふる。

2.鶏もも肉に薄力粉をまぶしフライパンで焼く。

鶏もも肉に塩が馴染むまで5分程度おく。

水分が出たらキッチンペーパー等で拭き取り

薄力粉をうすくまぶす。

フライパンに大さじ1程度の油をしき

鶏もも肉にうっすら焼き色がつく程度に

両面を軽く焼く。

鶏もも肉を焼き過ぎると硬くなってしまうので

軽くソテーするような感じで。

深さのあるフライパンなら

このままフライパンで調理を続ける。

深さがなければ

厚手の鍋に鶏肉を移し調理を続ける。

我が家は

軽くて子どもでも扱えるサーモスのフライパンを愛用。

3.野菜とマッシュルームを加え油をなじませる。

玉ねぎ・人参・マッシュルームを加え

油をなじませるように炒める。

油が少ないようだったら少し加え

野菜が艶よくなるまで炒める。

さぁ、

続いて白ワインと水で煮込んでいきます。

4.白ワインと水を加え沸騰させアクを取る。

タサン志麻さん流煮物の基本は

沸騰→アク取り→味付け

まずは

白ワイン(200cc)を加え

全体がひたひたになるまで水(分量外)を加える。

中火程度で沸騰するまで待つ。

沸騰してきたらアクを取る。

おおまかにアクを取り終えたら

コンソメ1個を加える。

(鶏がらスープ小さじ1でもOK)

アク取りは

大きな鍋でも使いやすい取っ手の長いタイプがオススメ。

5.鍋にフタをして30分煮詰める。

弱火~弱中火程度で30分

ふたをして煮詰めていく。

目標は

水分が1/3量になるまで!

タサン志麻さんによると

この時点で十分煮詰めることで

鶏の旨味が引き出されるとのこと。

煮詰め方が足りないと

ぼやけた味になってしまう。

30分経過する前に煮詰まり過ぎたら

水をプラスし1/3量になるよう調整する。

6.鍋のフタを外し煮汁の味見をする。

30分経過したら鍋のフタを外す。

水分が1/3量になるまでさらに煮詰める。

プラス5分程度加熱を続け

水分が1/3量まで煮詰まりました⬇

味見をして

「濃いかな」と感じる程度でOK。

タサン志麻さんによると

この「濃いかな」という感覚が大切とのこと。

味見がOKであれば

いよいよ仕上げです!

7.仕上げに生クリームとマスタードを入れ完成。

仕上げに

生クリームとマスタードを加える。

ほんのりとした酸味を持つマスタードは

全体の味を引き締める重要な役割。

とは言え

好みが分かれるところ。

加える量は味をみながら調整。

軽く煮立てたら火を消し

プロフェッショナルに学ぶレシピ『伝説の家政婦タサン志麻さん風・鶏もも肉のマスタードクリーム煮』の完成♪

一口食べて

「なるほど!これはシチューではない!」と。

シッカリと煮込むことで

鶏もも肉と野菜から濃厚な旨味が引き出されている。

そして

意外にもスッキリとした味。

調味料で味を付けたでしょ!?という

ゴチャゴチャした味ではなく

素材の旨味で味が成り立つ正統派料理。

鶏もも肉という定番食材に生クリームをプラス。

タサン志麻さんならではのリッチ&シンプルレシピ。

炊きたておひつご飯だけでなく

バゲット等のパンにもピッタリ!

ただ

生クリームを使う料理に慣れていない方は

量をたくさん食べてしまうと

ちょっとムワッとしてしまうかも。

我が家の子ども達も

食事の終盤はちょっと減速気味。

今後は

生クリーム量を調整しなきゃ!と。

とは言え

簡単&華やかな料理なので

定番レシピとして大活躍しそう。

伝説の家政婦・タサン志麻さんは数ヶ月先まで予約が取れないけど

このレシピなら40分もあれば完成!

みなさんも

プロフェッショナルに学ぶレシピ『伝説の家政婦タサン志麻さん風・鶏もも肉のマスタードクリーム煮』 に

チャレンジ下さいね♪

【プロに学ぶ・再現レシピ】

ところで

先日

西川美和監督『すばらしき世界』を鑑賞。

映画全体を通し

私が最も惹きつけられたシーンは

白竜さん演じる下稲葉組組長が登場する場面。

その白竜さん演じる組長の言動が

18年前初めて出会った頃の義父の言動とソックリ。

西村美和監督は

福岡に暮らす義父に会いに行ったのではないか?!と感じるほど。

義父は

高度成長期の大きな後押しもあり

自身の腕一本で

飛ぶ鳥を落とす勢いで商売で身を立てた。

ところがその後

義父の商売にも大きく潮目が変わる時期がやってくる。

永遠に自分自身を大きく見せたかったのに・・・。

いまではすっかり丸くなり

孫が大好きなおじいちゃんになったけどね。

義父はかわいい天の邪鬼。

大人達に対しては

昔も今もなかなか素直になれない

でも

小さな子ども達にとても好かれる。

それが私が感じる義理の父の姿。

ズシッと心に重い映画だったけど

ほんの少しの希望と

温かい気持ちを感じた母ちゃんです。

【文&構成&料理:メグ】

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