プロに学ぶレシピ『ふっくら鶏もも肉の照り焼き』プロ料理家コウケンテツさん「テリヤキチキン」レシピ参考。

プロに学ぶレシピ『ふっくら鶏もも肉の照り焼き』のご紹介。ふんわり・ジューシーな鶏もも肉の照り焼きに仕上げるには加熱方法にコツあり!プロ料理家コウケンテツさんの鶏もも肉の照り焼きレシピは美味しく仕上げるコツ満載♪

鶏もも肉の照り焼きレシピは沢山ある!

誰でも

簡単にふっくらジューシーな鶏もも肉の照り焼きに仕上げることができるレシピと言えば

プロ料理家コウケンテツさん参考のレシピがオススメ。

ふっくらジューシーに仕上げるコツは

鶏もも皮側:鶏もも身側=9:1の加熱方法にあり!

それでは

プロに学ぶレシピ『ふっくら鶏の照り焼き』の詳しい作り方をご覧下さいね。

プロに学ぶレシピ『ふっくら鶏の照り焼き』作り方

材料

  • 鶏もも肉 2~3枚
  • しょうがのすりおろし 少々
  • 醤油 大さじ1
  • 酒 大さじ1
  • 片栗粉 大さじ1
  • 蒸し焼き用酒 大さじ4

照り焼きのタレ調味料

  • 砂糖 小さじ2
  • みりん 大さじ2
  • しょうゆ 大さじ2

※鶏の照り焼きタレの調味料は合わせておく。

作り方

1.鶏もも肉を広げ、厚みを一定にするために切り込みを入れたり切り開いたりする。

鶏もも肉を皮目を下にして広げる。

身から飛び出た白い筋や脂肪があれば取り除く。

鶏もも肉の身の筋を切断するようにカット。

身が盛り上がった部分があれば

斜めに包丁を入れて切り開く。

鶏もも肉の厚みを一定にすることで

火通りも一定になり焼きムラがなくなる。

続いて

鶏もも肉をひっくり返し皮目を上にする。

包丁の先で

鶏もも肉の盛り上がった部分を突き刺し

味の染み込みを良くする。

2.鶏もも肉に下味をつけ10分ほど寝かす。

切り込みを入れた鶏もも肉をバットに並べる。

下味の調味料を

  • しょうがのすりおろし 少々
  • 醤油 大さじ1~2
  • 酒 大さじ1

鶏もも肉の両面によく揉み込む。

手を使いシッカリと揉み込んだら

ラップでピッタリと包み10~15分ほど常温で寝かす。

こうすることで

肉に味がしっかりと染み込んだ鶏の照り焼きになる。

鶏もも肉3枚を入れるバットは

揚げ物用の大きなバットでOK。

アルミ製のバットは大きくても軽くて扱いがラク。

3.寝かせた鶏もも肉に片栗粉を薄くのばす。

鶏もも肉を10~15分寝かせた後

片栗粉を少しずつ鶏もも肉の両面にのばす。

この時の片栗粉は衣ではなく

鶏もも肉が硬くなるのを防ぐための糊のような役割。

茶こし等を使い片栗粉をサラサラとふりかけた後

手で押さえてあげると作業が簡単!

こちらの商品は茶こしではなく粉ふるい。

茶こしよりも少し目が粗いので

ストレスなく粉糖や粉類がふるえる。

4.鶏もも肉の皮目を伸ばすように加熱スタート。

今回の鶏の照り焼きレシピ最大のコツは焼き方にあり!

コウケンテツさん曰く

火入れの割合は鶏もも皮側:鶏もも身側=9:1

可能な限り鶏身側の火入れを少なくすることで

身が硬くならずふっくらジューシーな鶏の照り焼きに仕上げる。

まずは

フライパンにサラダ油少々を熱する。

火力は中火程度。

鶏もも肉の皮目をグッと伸ばすようにしながら

フライパン面に置く。

ここから約2分、皮目がカリッとするまで焼く。

鶏もも肉をフライパンの同じ位置で焼き続けるのではなく

フライパン側面に焼き付けたり

油がある部分に移動させたりする。

プロ料理家コウケンテツさん語録“ポジションチェンジ”することで

鶏もも肉全体の焼きムラがなくなる。

ちなみに

フライパン面積が大きくても

軽くて扱いがラクなフライパンをお探しの方。

サーモス社のフライパンがオススメ。

5.鶏もも肉の皮目を焼いた後、6~7分酒蒸しにして一旦取り出す。

加熱2分が経過したら余分な脂を拭き取る。

鶏もも肉の皮目を下にしたまま

蒸し焼き用の酒大さじ4を加える。

フライパンのフタをして

弱火で6~7分鶏もも肉を蒸し焼きにする。

加熱時間は感覚ではなく

タイマー等を使い計測した方が確実!

7分蒸し焼きした鶏のもも肉はこんな感じ。

ふっくらと柔らかい印象。

蒸し焼きを終えた鶏もも肉は

一旦バット等に取り出す。

我が家に新登場!

あると便利だろうなと思っていた調理用トング。

使ってみたらやっぱり便利でした♪

食卓にも出せるシンプルデザインがオススメ。

6.フライパンにタレ調味料を加熱、鶏もも肉を戻し入れタレを絡めながら加熱する。

フライパンに残った汁に照り焼きタレ調味料を加え

  • 砂糖 小さじ2
  • みりん 大さじ2
  • しょうゆ 大さじ2

弱火で加熱する。

水分が少ないかな?という場合は酒大さじ1を追加する。

照り焼きタレが泡立ってきたら

鶏もも肉の身側を下にして戻し入れる。

ここで初めて

鶏もも肉の身側を直接加熱する。

照り焼きタレを皮目にかけながら約1分加熱したら

すぐに鶏もも肉を裏返す。

あくまでも

火入れの割合は鶏もも皮側:鶏もも身側=9:1 を忘れないこと!

鶏皮側を2分程度加熱すれば加熱終了。

7.粗熱が取れたら包丁でカットして完成。

熱々よりも少し粗熱が取れた時点で

鶏もも肉の照り焼きをカット。

照り焼きを切った時に

プルンとした弾力が伝わってくれば成功!

お皿に盛り付け残った照り焼きタレをかければ

プロに学ぶレシピ『ふっくら鶏もも肉の照り焼き』の完成。

口にいれるとほわっとする食感!

鶏もも皮側に集中して火入れをし

身の柔らかさを守りきった印象。

とにかく柔らかくジューシー。

下味効果で

肉の中心まで味がシッカリ染み込んでいる!

さすが!プロ料理家コウケンテツさんレシピ。

レシピ再現性の高さが抜きん出ていますねぇ。

晩ごはんのおかずだけでなく

お弁当やサンドイッチの具にしても最高のレシピ。

このレシピの成功の鍵はタイマーを使い

焼き時間の目安を設けるということ。

タイマーを使うと聞くと

なんだか神経質そうと思うかもしれないけど

タイマーを使うことで

感覚に頼る必要がないので調理が数段ラクになる。

さぁみなさんもタイマー片手に

プロに学ぶレシピ『ふっくら鶏もも肉の照り焼き』に挑戦を!

新食感・鶏もも肉の照り焼きを味わって下さいね。

さて

11月に入りカレンダーは年末モード突入。

でもね

我が家にはかわいいメスのカブトムシがご健在♪

4月末に幼虫から飼い始め早6ヶ月経過。

オスのカブトムシ2匹は

先月始めに天国に逝ってしまったけど

どこの世界も同じだねぇ~

メス強し!!

冷えないよう虫カゴはタオルで包み

霧吹きの水は人肌程度に温めながら

娘と共に大切に世話をする日々。

カブちゃんと目が合えば

「キャァかわいい!目がクリクリしている♪」と

黄色い歓声をあげる私達。

たまに

娘は「いつまで生きてくれるかなぁ?」と心配そう。

これまでの経験上

カブトムシは死ぬ時がやってくると

突然動かなくなるんだよね。

さっきまで動いていたのに

その時は突然やってくるという印象。

だから

一日一日というより一瞬一瞬を大切に

思う存分かわいがってあげようね。

【文・料理・写真:メグ】

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