レシピ『初心者OK。簡単!手羽先でチューリップ唐揚げ』のご紹介。鶏手羽先のチューリップ唐揚げは鶏皮で包んで揚げる!外はパリッと、中はジューシー!骨は2本とも残すので下処理がとっても簡単。火通りも早くチューリップ唐揚げ初心者の方にもオススメ。
チューリップ唐揚げと聞くと
頭に浮かぶのが鶏手羽元のチューリップ唐揚げ。
ですが・・・
今回作るのは鶏手羽先で作るチューリップ唐揚げ。
鶏手羽先で作るチューリップ唐揚げは
鶏皮で肉を包むようにカタチを整えて揚げるから
外はカリッ、中はジューシー。
今回は
鶏手羽先の骨を2本つけたままチューリップ型に整えるので簡単!
それでは
レシピ『初心者OK。簡単!鶏手羽先でチューリップ唐揚げ』の詳しい作り方をご覧下さいね。
材料
- 鶏手羽先 20本
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ3
- しょうゆ 大さじ3
- おろし生姜 1片程度
- おろしニンニク 1片程度
- 片栗粉と小麦粉 適量(1:1の配合)
作り方
1.鶏手羽先の先をカットする。
まず鶏手羽先の先部分をカットする。
柔らかい軟骨部分が見つかりやすいように
鶏手羽先の内側を上にしてまな板に置く 。
まずは
骨がボコッと盛り上がった部分を確認。
次に
盛り上がった部分の真横(少し凹んでいる箇所★)に包丁の側面をあて
真下に向かって少し力を入れる。
★印の部分が柔らかい軟骨部分。
こうすると
確実に軟骨部分を捉えることができるので
軽い力でサクっと先部分がカットできる。
鶏手羽先だけでなく魚をさばく時にも便利なのが出刃包丁。
ちゃんとした出刃包丁を1本持っていれば
骨付肉や魚を丸ごと買う回数が自然と増える!
2.カットした箇所に出ている2本の骨の間に切り込みを入れる。
包丁の刃先を使い
2本の骨の間に1cm程度切り込みを入れる。
切り込みを入れた後
再び包丁の刃先を使い
骨の周りの肉を切り込んだ箇所だけ剥がす。
3.親指と人差し指で肉をギュッと押し下げてチューリップ型にする。
親指と人差し指で
肉を剥がした骨の部分をつまみ
力を込めて肉をギュッと下に押し下げる。
2本いっぺんに作業するのではなく
1本ずつしっかりと骨から肉を剥がしていく。
肉をすべて押し下げたら
鶏手羽先の皮部分を外側にして肉を包むように整える。
これで
鶏手羽先のチューリップ型完成。
4.チューリップ型にした鶏手羽先に下味をつけ30分置く。
チューリップ型の鶏手羽先に下味をつけ30分程度置く。
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ3
- しょうゆ 大さじ3
- おろし生姜 1片程度
- おろしニンニク 1片程度
- 片栗粉と小麦粉 適量(1:1の配合)
下味の調整はお好みで。
濃い味にしたい場合は醤油多め。
シンプルな塩味にしたい場合は
塩麹のみで下味をつけても美味しい。
ちなみに
我が家は米麹で作る塩麹が定番。
塩麹の作り方はコチラのレシピからどうぞ!
5.衣をはたき鶏皮で肉を包むようにして油で揚げる。
下味がついたら
薄力粉と片栗粉を同量ずつ合わせた衣をつける。
唐揚げの外側を
パリッ・カリッとした仕上がりにするために
余分な粉を叩いて薄衣にするのがポイント。
唐揚げ=薄衣は
揚げ油に入れる時は
肉をしっかりと包むように
鶏皮をひっぱるようにつまみながら入れるのもコツ。
揚げ始めの油の温度は170度程度。
火力は中火より若干小さい程度。
美味しく揚げるポイントは
菜箸等でツンツン肉を触らないこと。
揚げ鍋から聞こえる籠もった感じの揚げ音が
乾いた揚げ音に変化するまで肉に触らない。
そして
揚げ音が乾いた音に変化したら
火力を強火に上げ1分。
ここで強火にすることで
カリッとした食感とこんがりとした揚げ色をつける。
揚げ時間の目安はトータルで5分程度。
手羽先のチューリップ唐揚げは
肉を裂いてカタチを整えているので
通常の唐揚げに比べ火通りが圧倒的に早いのも特徴。
最後に
揚げ鍋から唐揚げを取り上げる際
唐揚げを挟んでいる菜箸やトングから
ジリジリとした感触が手に伝わってきたら
唐揚げ内部まで火が通った証拠。
我が家で10年以上活躍しているのは
ラバーゼの揚げ鍋。
そして
油ハネが苦手な私には必須アイテムの油ハネ防止ネットも便利!
6.お皿に盛り付け鶏手羽先のチューリップ唐揚げ完成。
お皿に盛り付けたら
レシピ『初心者OK。簡単!鶏手羽先でチューリップ唐揚げ』完成。
カリッと肉汁溢れる手羽先チューリップ唐揚げ!
口の中に広がる美味しさに感動。
これまで食べてきた唐揚げの中で
一番美味しいのではないか?と思うほどの仕上がり。
鶏皮で肉を包んで揚げているから
肉の旨味が外に出ることなくギュッと閉じ込められたまま。
なのに
火通りも良く揚げ時間も短いので肉が柔らかい!
鶏手羽先のカタチをチューリップにしたことで
唐揚げにした時の美味しさが数倍にもアップ。
ちょっと面倒かもしれないけど
手間をかけた以上の仕上がりが期待できること間違いなし。
さぁみなさんも
レシピ『初心者OK。簡単!鶏手羽先でチューリップ唐揚げ』に挑戦下さいね。
さて
秋に引き続き鹿児島の実家に1人帰省した私。
前回の帰省時は入院中だった母は見事に復活。
父と共に娘の帰りを心から歓待してくれた。
母は
あれこれ料理して並べる姿が嬉しそうだった。
父は
三人で囲む食卓がとても嬉しそうだった。
鹿児島を出て25年。
何度こうやって両親の暮らす場所に帰省したことだろう?
ゆうに70回は超えているはず・・・。
何歳になっても帰りたい場所がある有り難さ。
そして
東京の我が家に帰ると
美味しいごはんを一緒に食べる家族もいる。
お家で楽しく食べるという習慣は
両親から受け継いだ大きな財産。
心身に染み込んだこの財産は
料理夫が相棒となり
さらに複利で大きく成長し続けている。
この先どうなるのか?楽しみ。
とは言え
ふつうのごはん作りは私が担当。
ふつうがあるから特別がある。
つまり
私のご飯があるから料理夫のご飯がある。
どちらも欠かせない我が家の味だね。
さてと
今夜もふつうに美味しく作ることを大切に
そろそろ台所に立ちましょうかねぇ。