プロに学ぶレシピ『鎌倉オクシモロン風・ごぼう香る和風キーマカレー』のご紹介。人気カレー店・鎌倉OXYMORON(オクシモロン)店主・村上愛子さんの著書を参考に、和風キーマカレー作りに挑戦。初心者でも簡単に作るコツ。
子どもが通う学校給食に
「ごぼうのドライカレー」というメニューがある。
ゴボウ×カレーって、どんな感じ?
スパイスカレー初心者の私が愛読する料理本を片手に
ごぼう香る和風キーマカレーに挑戦!
参考にしたレシピは
人気スパイスカレー店主・村上愛子さんの著書『鎌倉OXYMORON(オクシモロン)のスパイスカレー』
人気スパイスカレー店主・村上さんの言葉を参考に
完成した初めての和風キーマカレーの味とは?
先日のチキンカレーに引き続き
スパイスカレーに挑戦!
プロに学ぶレシピ『鎌倉オクシモロン風・和風キーマカレー』をご覧下さいね。
プロに学ぶレシピ『鎌倉オクシモロン風・和風キーマカレー』
材料
- 豚ひき肉 500g
- 玉ねぎ 大1個
- 人参 中くらい1本
- ゴボウ 1本
- にんにく 2片
- しょうが 1片
- クミンシード 小さじ1
カレースパイス
- カレー粉 大さじ1・1/2
- クミンパウダー 大さじ1
- コリアンダーパウダー 大さじ1
- カルダモンパウダー 小さじ1/2
- シナモンパウダー 小さじ1/2
- ローリエ 1枚
- 鰹節 小さじ2
風味付け調味料
- トマト缶 大さじ3
- 蜂蜜 30g~40g
- しょうゆ 大さじ2
合わせ味噌スープ
- 味噌 大さじ1・1/2
- 甜麺醤※ 大さじ1
- ゴマ油 小さじ
- 水 350cc
甜麺醤は八丁味噌やコチュジャンでもOK。
手持ちが無い場合は、味噌の量を増やす。
盛付け用薬味
- 白いりゴマ 適量
- 小ねぎ 適量
- 温泉卵 お好み
手順
1.ゴボウ・玉ねぎ・人参・にんにく・生姜をみじん切りする。
フードプロセッサー使用OK。
ゴボウを包丁でみじん切りにする場合は
まずは
ゴボウを横方向に置き斜め薄切りにカット。
次に
ゴボウの位置を動かさにようにしながら
斜め細切りにする。
最後に
細切りにしたゴボウを
まな板に対し水平に方向転換させてからみじん切り。
食材をみじん切りをしたときに
スケッパーを使うと効率がアップ。
フードプロセッサーでみじん切りをする時は
細かくし過ぎないよう
粗みじん切り程度でストップ。
我が家で使用のフードプロセッサーは
クイジナート社のもの。
ハイパワーで使いやすい。
にんにく2片・生姜1片もみじん切り。
2.厚手の鍋にサラダ油とクミンシードを熱し香りを出たら、にんにくと生姜を炒める。
基本のスパイスカレーは
クミンを炒め香りを出すことからスタート。
サラダ油はたっぷりと70cc程度を使う。
中弱火程度で熱す。
クミンシードのまわりから泡が立ってきたら
みじん切りのにんにく・生姜を加え
さらに香りが立つまで炒める。
スパイスカレーづくりに必須の
厚手の大鍋にピッタリなのがル・クルーゼの鍋。
ル・クルーゼ鍋は重いけど
重さがあるからこそ
料理は抜群に美味しく仕上がる。
2.玉ねぎ・人参・ゴボウをシッカリと炒めたら豚ひき肉を加える。
玉ねぎ・人参・ゴボウは
茶色くなって水分が出なくなるまで炒める。
ここまで炒めることで
玉ねぎ・人参の甘みが十分に引き出されるだけでなく
ゴボウがナッツのような風味に変化する。
「カレーとゴボウは合わないのでは?」という意見は
ゴボウの炒めが足りてないことが原因。
シッカリと茶色になるまで炒め続けることで
これまで味わったことのないゴボウの美味しさを
引き出すことができる。
続いて
豚ひき肉500gを加える。
(今回は余っていた豚バラ肉も刻んで加える)
豚ひき肉の水分をとばすよう
シッカリと炒める。
3.火を弱め、カレースパイス→風味付け調味料を加える。
豚ひき肉の水分が飛んだら
カレースパイスを加える。
- カレー粉 大さじ1・1/2
- クミンパウダー 大さじ1
- コリアンダーパウダー 大さじ1
- カルダモンパウダー 小さじ1/2
- シナモンパウダー 小さじ1/2
- ローリエ 1枚
- 鰹節 小さじ2
鰹節は
小さなパックに入っているものを
指で揉んでから入れる。
お好み焼き等で使う“かつお粉”でもOK。
ここで一旦よく炒め
具材全体にカレースパイスをなじませる。
続いて
風味付け調味料
- トマト缶 大さじ3
- 蜂蜜 30g~40g
- しょうゆ 大さじ2
以上を加える。
今回使ったトマト缶は
KAGOME濃厚あらごしトマト。
こちらの商品は
トマト缶3缶分を1缶に濃縮したようなイメージ。
濃いだけでなくコクも十分。
塩コショウを加えるだけで
そのままソースとしても使える美味しさ。
カナダ産はちみつ。
トマト缶は
カットトマトやトマトピューレでもOK。
ケチャップを使う場合は
トマトと塩分が強くなり過ぎるので半量程度を加える。
しょうゆを加えたら
ひと混ぜして味をなじませる。
4.小鍋に、合わせ味噌スープを作る。
小鍋で
- 味噌 大さじ1・1/2
- 甜麺醤 大さじ1
- ゴマ油 小さじ
を弱火で混ぜながら炒める。
香ばしい香りがしてきたら
水350ccを加える。
よく混ぜ味噌が残らないよう溶かす。
5.合わせ味噌スープを加え、水分がなくなるまで煮込んだら完成。
合わせ味噌スープを
炒めたカレー具材に加える。
木べらで混ぜながら
中火程度で煮詰めていく。
水分が飛びペースト状になるまで煮込む。
お皿にご飯をもり
キーマカレー・白ごま・青ネギの小口切り・温泉卵を載せたら
プロに学ぶレシピ『鎌倉オクシモロン風・和風キーマカレー』の完成。
初・和風キーマカレーの味は?
「美味い。明日も作って食べたい!」
これまで作ったドライカレーやキーマカレーとは別格。
ゴボウがナッツに化けたのでは?と思えるほど
甘く香ばしく変化。
アクセントになる食感もたまらん!
スパイスと味噌の風味が一体となり
なんとも言えない美味しさで満たされた
和風キーマカレーの完成。
一見面倒そうに見えるけど
スパイスさえ揃えてしまえば何の問題もナシ。
ゴボウも含め
野菜はフードプロセッサーで一気にカットすればOK。
手順は簡単シンプルで次々と炒めるのみ。
鎌倉オクシモロンの村上さん
素晴らしいレシピを考案下さりありがとうございます。
お陰様で
スパイスカレー頻度が急上昇中の我が家。
ぜひみなさんも
プロに学ぶレシピ『鎌倉オクシモロン風・和風キーマカレー』に挑戦下さいね。
ところで先日
話題作『トップガン・マーヴェリック』を観に行った私。
今だに興奮冷めやらぬ母ちゃん。
一言で表すならば
「あのトム・クルーズが
こんなに頑張っているだから
あんたもキバらんでどうするの!」と
自分自身に大きな声で言い聞かせたくなる感じ。
トップガンを演じた俳優陣が
過酷な訓練を積み重ね
実際に戦闘機に乗るだけでなく
戦闘機の中で演技をする自らの撮影までこなしていたとは!
お尻をかきながら
昼寝をしている場合じゃないね。
よし
母ちゃんも闘うぞ。
ボイストレーニングで鍛錬中の美声を響かせ
家族が眠る頭上でラジオ体操を舞う。
海外で暮らす姉や姪っ子や友人たちに
手早く美しく快適に着物を着付ける技も
習得しなきゃいけない。
そして
作りたいカレーや料理のレシピは山積み。
撮影当時50代半ばだったトム・クルーズが
飛行する戦闘機の中で
6Gとか7Gの加速度に耐え演技をしていたんだからね。
始まったばかりの母ちゃん40代後半戦。
なんの「G」もかかってないんだから!
こなせばこなすほど
自分自身が楽しくなる。
一気に軽やかに駆け抜けましょう♪