プロに学ぶレシピ『茄子と豚バラ肉のやわらか炒め煮』のご紹介。プロ料理家コウケンテツさん人気レシピを我が家定番のピリ辛味に。調理中の茄子を変色を防ぎ艶良く仕上げるコツも。シンプルな材料&簡単レシピで旬の茄子を楽しもう♪
茄子の炒め料理と聞いて・・・
頭の中に油ギトギトな茄子の姿が浮かんだ方。
私と一緒に
プロに学ぶレシピ『茄子と豚バラ肉のやわらか炒め煮』を作りましょう。
使う油は最小限。
でも
ツヤツヤ黒く光る茄子の姿に変身。
もちろん
調理中の茄子を変色させないコツもご紹介。
茄子料理のレシピは
プロ料理家コウケンテツさんレシピを参考♪
さぁ
プロに学ぶレシピ『茄子と豚バラ肉のやわらか炒め煮』 の詳しい作り方をご覧下さいね。
プロに学ぶレシピ『茄子と豚バラ肉のやわらか炒め煮』 作り方
材料
- 茄子 3~4本
- 豚バラ肉 200g程度
- 玉ねぎ 1/4個程度
タレ調味料
- 酒 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- みりん 大さじ1
- しょうゆ 大さじ11/2
- コチュジャン お好みの量
※低糖質レシピを目指す方は
砂糖とみりんを蜂蜜やオリゴ糖で代用。
作り方
1.茄子を細長い乱切りにし塩水にサッと浸す。
茄子はヘタを切り取る。
頭の方から細長い乱切りにする。
ボールに水と小さじ1程度の塩を入れ
細切りにした茄子を2~3分浸す。
茄子のアクを抜くと同時に下味をつけることができる。
茄子を長く浸すと旨味が抜けるので
2~3分程度浸したらザルにあげ水気を切る。
茄子好きな方は塩水に浸さなくても大丈夫!
でもね
アクを抜かずにそのまま料理すると
我が家の子ども達が食べてくれない!
アクが抜け下味の塩が入ることで
圧倒的に味が馴染む茄子料理に仕上がる。
茄子の水気が切れる間に豚バラ肉の準備。
2.豚バラ肉を弱火で加熱し薄切り玉ねぎを加える。
豚バラ肉は肉と肉が重ならないように
5cm長さにカット。
フライパンに油はしかず
豚バラ肉を広げるように並べ極弱火で加熱スタート。
火力を上げることなく
豚バラ肉にジワジワと火が入るのを待つ。
この間に玉ねぎ1/4個を薄切りにする。
豚バラ肉全体が白っぽくなり
豚の脂が出始めたら玉ねぎを加える。
火力は少し上げて中火程度。
玉ねぎに火が入る程度にサッと炒める。
炒め終わったら一旦別の皿に移しておく。
この時
豚バラ肉から出た脂はフライパンに残しておく。
3.豚バラ肉から出た脂で茄子を焼く。
茄子を炒めるために必要な油は大さじ1程度。
豚バラ肉から出た脂が十分に残っていれば
油は足さなくてOK。
足りない場合はオリーブ油(分量外)をプラス。
フライパンを中火程度に熱し
水気をよく拭き取った茄子を入れる。
まずは
茄子の皮に油が行き渡るようフライパンを振り油を馴染ませていく。
できるだけ短時間でサッと油を馴染ませることもポイント。
調理中の茄子が変色してしまう原因は
茄子の皮に含まれる色素が溶け出してしまうから。
つまり色素が溶け出す前に
油で茄子の皮全体をコーティングして色素を逃がさないようにするのがコツ。
茄子の皮全体が油でコーティングされたら弱火程度に火力を下げる。
そのまましばらく
茄子の切り口を焼き付けるようにして加熱を続ける。
茄子から水分がジワジワと出てくるので油を足さなくても大丈夫。
茄子全体がこんがりとしてきたら
炒めた豚バラ肉と玉ねぎを戻し入れる。
ちなみに
茄子の変色を防ぐもう1つの方法としては
アク抜きして水気を拭きとった茄子全体に大さじ1程度の油を馴染ませてから
フライパンで加熱スタートさせるという方法。
少しだけ手間を感じるかもしれないけど
焦らず料理を進めることができるので結果オーライ。
4.調味料を全体に回し入れ炒めたら完成。
豚バラ肉と玉ねぎを入れたら火力をあげ
茄子としっかり炒め合わせる。
ピリ辛がお好みの方は
ここでコチュジャンを加えて炒める。
合わせた調味料を加えさらに炒める。
トロッと濃い味がお好みの方は
水溶き片栗粉(片栗粉:水=小さじ1:大さじ1)を加え
トロミがつくまで加熱。
最後にゴマ油(分量外)を回しかける。
お好みで一味唐辛子をふりかけて
プロに学ぶレシピ『茄子と豚バラ肉のやわらか炒め煮』の完成♪
トロッとした茄子に豚バラ肉の脂が絡む!
ご飯をおかわりしたくなる一品の誕生。
我が家の子ども達は
茄子メインのレシピは好きではなかったけど
この茄子の炒め煮は美味しいとモリモリ食べる!
きっと
茄子のアク抜きと変色を防ぐ調理方法をすることによって
茄子の美味しさがアップしたから。
茄子の旬はこれから。
そして茄子の美味しさも増す一方。
さぁ
いまこそ茄子の美味しさを五感で味わうベストシーズン。
みなさんも
プロに学ぶレシピ『茄子と豚バラ肉のやわらか炒め煮』 に挑戦下さいね。
ところで
うちの息子の話。
半年くらい前
「なぜだかわからないけど
急にヤル気が出なくなったんだよねぇ~。」と言って
続けていたある稽古事の自主練を停止。
それを機に
大量の関連書籍も全てブックオフさんに引き取ってもらい
熱心に始めたのは小学生の頃ハマっていたゲーム。
そんな息子に対し
また始まったなぁ~と思っていた私。
息子がその稽古事をスタートさせもうすぐ5年。
面白いことに
いま集中してやれば更に強くなれるのに!というタイミングに
必ずと言って良いほど
息子は他の興味事を見つけてきては熱心に取り組む。
私も最初の頃は
「なぜこのタイミングで?
あなたは今やれば絶対に強くなるのにどうして他のことをするの!?」と
大声で叫びたくなることもあった。
とは言いつつも
息子は稽古を始めた5年前に比べると随分強くなった。
小学3年の頃「こうなりたい!」と語った目標は既にクリア。
でも
自分が強くなれば戦う相手のレベルも上がる一方。
常に自分より強い相手と戦わなければならない。
当然負け続けるということもしょっちゅう起きる。
そうなると
自分は強いという認識がなくなってしまい小さなミスが頻発。
そして
格下の相手にも負けてしまうという負のループに陥る。
そこから這い上がるためには稽古を続ける他ないのだ。
そんなことは意識では理解できる。
でも息子の無意識の中に
稽古して強くなってもまた嫌な思いをするのではないか?
だから
自分が嫌な思いをしないよう=強くならないよう
自分自身を守るために
稽古をストップさせようという牽制が働いているようにも見える。
勝負事には全て相手がいる。
相手がいなきゃ勝負事は成り立たない。
相手に惑わされることなく
自分の集中しろ!とか自分の軸を持て!なんて
簡単には言えないよね。
超一流の選手だって常に葛藤しているのだ。
そう思っていたところ
ほんの3周間前ふとしたキッカケで
息子は自らの意思で再び稽古に戻ってきた。
そしてまた
強くありたい自分とさらに強い相手との間で葛藤しながら勝負をしている。
プロ棋士の羽生さんが言ってたよ。
「いまやっている稽古の成果はすぐに出ない。
半年後に出るかどうかだ。」ってね。
さぁ
母ちゃんも母ちゃんの道をキバろうかね。