レシピ『筋をとらない!鶏ささみフライ』のご紹介。ささみの筋を取らずに、ささみフライにしたら、味や食感はどうなるの?筋を取ったささみと筋をとらないささみをフライにして実食。味比べの結果は?
家族の大好物・鶏ささみフライ。
柔らかくてジューシーな食感が最高。
でも
余裕がない時は筋切りが面倒に感じるのも事実。
ちょっと待てよ!
そもそも
本当に筋を取ることが必要なのか?
ささみの筋をとらずにフライにしたら味や姿にどんな変化があるのか?
ふと疑問に思い実験&実食してみました。
- 筋を取るささみフライ
- 筋を取らないささみフライ
さぁどちらが美味しい?
レシピ『筋をとらない!鶏ささみフライ』で詳しくご覧くださいね。
レシピ『筋をとらない!鶏ささみフライ』
手順
1.筋をとらない鶏ささみは、筋に沿って一本切れ目を入れる。
鶏ささみの白い薄皮は
可能な範囲で剥がしておくと
揚げた時に衣が剥がれにくくなる。
↓左側が筋を取った鶏ささみ・右側が筋を取らない鶏ささみ
火通りを均一にするために
鶏ささみの筋に沿って包丁で切れ目を一本入れる。
2.砂糖塩コショウもしくは塩麹で下味をつける。
下味は塩コショウが基本。
鶏ささみフライをよりジューシーに仕上げたい場合は
塩コショウの前に砂糖を鶏ささみにまぶす。
(鶏ささみ10本に対し大さじ1/2程度の砂糖)
砂糖をまぶし5分程度置いてから塩コショウをまぶす。
他にも
肉や魚のフライを作る時は塩麹を下味として使うと
身が縮まずジューシーなだけでなく旨味もアップ。
我が家は
ふだん使いの調味料として琺瑯容器にストック。
塩麹づくりはとっても簡単。
(塩麹の作り方はコチラのレシピ中を参照)
鶏ささみに塩麹をまぶす。
手を汚したくない場合は
ポリ袋に鶏ささみと塩麹を入れ
風船のように膨らましてから袋を振る。
こうすると
鶏ささみを揉む必要がないので
ささみがグチャっとなる心配がない。
塩麹をまぶしたら
20分~1時間程度おいて置く。
もちろん一晩寝かしてもOK。
その場合は必ず冷蔵庫に入れておくこと。
3.鶏ささみにバッター液→パン粉でフライ衣をつける。
我が家のフライは
最近はバッター液を利用することが多い。
バッター液の粘度はお好みで調整。
ちなみに
今回は鶏ささみ10本に対し
- 卵 1個
- 薄力粉 カップ1/2
- 牛乳 カップ1/2~3/4
- 粉チーズ 大さじ1
バッター液に鶏ささみをくぐらせるときは
菜箸の代わりに竹串を使う。
こうすると
菜箸よりもベトベトせず遥かに効率良くフライ衣がつけられる。
ちなみに
揚げ物の衣付けに便利なアイテムが野田琺瑯のバットシリーズ。
食材の下ごしらえにとっても便利。
4.うすく色づくまで低温から揚げ始める。
揚げ始めの温度は低温でOK。
火力は中火程度。
フライを美味しく揚げるためには
揚げ始めて表面がうっすらと色づくまで
菜箸等で触らないのが最大のコツ。
揚げ物調理後の掃除を
圧倒的に楽にしてくれるアイテムとしておすすめなのが
油ハネが苦手な方にもピッタリ。
ちなみに
油ハネ防止ネットはステンレス一色タイプよりも
鍋の中の様子がハッキリと見える黒メッシュタイプがおすすめ。
5.ひっくり返したら火力を上げ40秒程度で仕上げる。
鶏ささみフライの表面が色づいたら
菜箸を使い
フライを油の中から高く引き上げてからひっくり返し
反対側を揚げていく。
こうすると
二度揚げをしたような効果を得られカリっと仕上がる。
揚げ音が乾いた音に変化したら
火力を強火に上げ40秒~50秒程度揚げる。
美味しそうな色に変化したらバットにあげる。
鶏ささみフライ完成!
- 筋を取るささみフライ
- 筋を取らないささみフライ
さて、どちらが美味しいのか??
5.実食・感想発表
まずは
筋を取った鶏ささみフライを実食。
ふだん通り
ジューシー・抜群の柔らかさ。
とっても美味しい!
続いて
筋を取らなかった鶏ささみフライの実食。
見た目は
筋を取った鶏ささみフライと変わらず。
切り込みを入れた効果なのか?
身が縮むことなくキレイに揚がっている。
フライ中心に点のように丸く見える部分が筋。
この部分が
噛み切れず食感を悪くするのではないか?と思っていたけど
あれっ?筋を取った鶏ささみフライと違いがわからない!
美味しい。
そう美味しいんです。
カットすると
切り口の断面に筋がくっきりと確認できるのに
食べてみると筋を感じない。
一緒に食べた家族も
「どちらも美味しい。違いは全然感じない。」との感想。
ということは
今後
私が鶏ささみフライを作る時は
筋に沿って1本の切れ目を入れ
鶏ささみの筋取りはしないことに決定。
レシピ『筋をとらない!鶏ささみフライ』は大成功。
筋を取る必要がなければ
鶏ささみフライはもっと簡単に作ることができる♪
みなさんも
鶏ササミフライの筋取りをどうしようか?と迷った時は
レシピ『筋をとらない!鶏ささみフライ』を参考にして下さいね。
さて
春というより夏日が続く東京。
ベランダを見ると
数年前、父が上京した際に
プランターに埋めたどんぐりが芽吹きの時期を迎え
若葉が風に揺れている。
もう今年で4年目くらいになるだろうか。
1ヶ月に1回程度の水やり以外は
何の世話もしてないのに
見えない土の中では淡々と芽吹きの準備が進んでいたとは・・・。
思わず「いやぁ、参ったなぁ。」と頭が下がる。
観葉植物だけでなく
一年中近所に咲き乱れる様々な花々を見ていると
植物の凄さとは
何も言わず来るべき時に向け
淡々と準備を続けられるということなのかなと感じる。
若葉が芽吹き花が咲いている時でさえ
すでに次の準備が進んでいる。
夫が言っていた。
「時代劇みたいに
両開きのふすまをどんどん開けていかなきゃ。
次、何が待っているのかなんてわからないよ。」
そうだわ。
人生折り返し地点の母ちゃんも
どんぐりを見習い
淡々と次のふすまを開けなきゃね。