プロに学ぶレシピ『煮込んで絶品!柔らか牛丼』のご紹介。牛丼は煮込む?煮込まない?プロ料理家コウケンテツさんレシピを参考に、煮込む牛丼作りに挑戦!玉ねぎを上手に使い分けるのもコツ。煮込むからこそ美味しさ深まる究極の牛丼レシピ♪
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/コウケンテツ牛丼レシピ14.jpg)
食べ盛り家族の定番メニューの1つが
牛肉たっぷりの牛丼。
これまで自己流で作ってきたけど…
牛丼って
煮込む?煮込まない?
結局どっちが美味しいの???
そんな
牛丼・煮込むor煮込まない問題に答えてくれたのは
「えっ!牛丼って、こんなに煮込んでいいの?」というくらい
しっかりと煮込んだ牛丼の美味しさにビックリ。
ぜひみなさんにも知って頂きたい!
それでは
プロに学ぶレシピ『煮込んで絶品!柔らか牛丼』の詳しい作り方をご覧下さいね。
プロに学ぶレシピ『煮込んで絶品!柔らか牛丼』
材料(大盛り4人分)
- 牛切り落とし肉 600~700g
- 玉ねぎ 中2個
- しょうが 大1片
煮汁材料
- 水 4カップ
- 砂糖 大さじ4
- しょうゆ 大さじ5
- みりん 大さじ1
- 酒 大さじ6
作り方
1.玉ねぎを2通りにカットする。
中くらいの玉ねぎを2個用意。
最初の1個は
玉ねぎの繊維を断ち切りように薄切りにカット。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/コウケンテツ牛丼レシピ1.jpg)
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/コウケンテツ牛丼レシピ2.jpg)
この玉ねぎは
牛肉と一緒にシッカリと煮込むことで
牛肉を柔らかくするだけでなく
玉ねぎ自身がトロトロになることで
煮汁と牛肉が一体となる架け橋となってくれる。
続いて
2個めの玉ねぎは
繊維に沿って1.5cm~2cm程度のクシ型にカット。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/コウケンテツ牛丼レシピ3.jpg)
この玉ねぎは
仕上げ段階で加熱することで
牛丼に欠かせない玉ねぎのシャッキとした食感を
プラスしてくれる。
2.生姜をみじん切りにする。
生姜は
牛肉の臭みを消すだけでなく
味にメリハリをつけ引き締めてくれるので
たっぷりと加える。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/コウケンテツ牛丼レシピ4.jpg)
ちなみに
調味料や薬味の小分けに大活躍なのが
アルコロックのガラスボウル。
直径9cmは使い勝手良しの大きさでオススメ。
3.鍋に煮汁の材料を合わせ牛肉を広げながら入れていく。
面積の広い鍋に
煮汁の材料を全て合わるせる。
- 水 4カップ
- 砂糖 大さじ4
- しょうゆ 大さじ5
- みりん 大さじ1
- 酒 大さじ6
中火程度で加熱スタートしたら
煮汁が煮立つ前に
牛肉を1枚1枚広げ全て加える。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/コウケンテツ牛丼レシピ5.jpg)
ここで牛肉を広げることで
牛肉同士がゴワッとくっつかず
空気を含んだ食感に仕上がる。
4.牛肉から出るアクをシッカリとすくう。
牛肉に火が通り始めるとアクがで出てくる。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/コウケンテツ牛丼レシピ6.jpg)
臭みのないスキッとした味
そして
シッカリと牛肉に味を染み込ませるために
アクはキチンと取り除く。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/コウケンテツ牛丼レシピ7.jpg)
ちなみに
お玉よりも専用のアク取りを使った方が
はるかに効率が良い。
1本あるとアク取りが楽しくなる♪
5.玉ねぎと生姜を加え、鍋のフタをして20分煮込む。
煮汁のアクを取り除き
牛肉がグツグツと煮立ってきたら
- 繊維を断ち切るようにカットした玉ねぎ
- 生姜のみじん切り
を加える。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/コウケンテツ牛丼レシピ8.jpg)
この時
玉ねぎと生姜を牛肉の上にフタをするように加える。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/コウケンテツ牛丼レシピ9.jpg)
こうすることで
牛肉がギュッと煮汁を含みやすくなる。
続いて
鍋のフタをして20分ほど弱火で煮込む。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/コウケンテツ牛丼レシピ10.jpg)
ここで
「牛丼の牛肉って
シッカリと煮込むとパサパサと硬くなるんじゃない?」
という疑問が沸いてくる。
実は
「煮込む=肉が硬くなる」ではなく
「煮込み足りない=味が入らず肉が硬くなる」というのが正解。
つまり
牛肉が硬くなるのを恐れ
加熱時間を短くしてしまうと
- 牛肉のアクが抜けず味が決まらない
- 牛肉に玉ねぎの美味みや煮汁が入らず柔らかくならない
という
悪循環に陥ってしまう。
玉ねぎと一緒に煮込むことで
味がビシッと染み込んだ牛丼用の牛肉に仕上がる。
ちなみに
使用している鍋は直径26cmル・クルーゼ鍋。
たっぷりの煮込み料理にピッタリのサイズ。
ル・クルーゼ鍋は重いけど
重いからこそ食材が美味しく煮込まれる。
6.仕上げのクシ型玉ねぎを加え5分ほど煮込む。
20分煮込みフタをとると
煮汁が半分程度に煮詰められている。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/コウケンテツ牛丼レシピ11.jpg)
玉ねぎはトロトロに煮込まれ煮汁と一体に!
この時点で味見。
牛肉は柔らかく味がシッカリ入っている。
仕上げに
クシ型切りした玉ねぎを加える。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/コウケンテツ牛丼レシピ12.jpg)
この玉ねぎは
好みの硬さになるまで5分~煮込む。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/コウケンテツ牛丼レシピ13.jpg)
玉ねぎの食感を残しつつ
シミシミに味を含ませたい場合は
5分加熱したら火を消し
一旦粗熱を取ることで味がグッと玉ねぎに入る。
7.盛り付けて完成。
お好みで紅しょうがを盛り付け
(今回は、刻んだたくわんで代用)
プロに学ぶレシピ『煮込んで絶品!柔らか牛丼』の完成。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/コウケンテツ牛丼レシピ14.jpg)
一口食べてビックリの美味しさ!
味も見た目も食感も
「牛丼は煮込んだ方が圧倒的に美味しい!」と納得。
これまで
なんとなく作っていた牛丼は何だったの?と思わせる
圧巻の美味しさ。
特別な調味料も技術も一切不要。
さすが
プロ料理家・コウケンテツさんレシピ!
というわけで今回は
プロに学ぶレシピ『煮込んで絶品!柔らか牛丼』の紹介でした。
他にも
プロに学ぶ人気レシピを掲載中。
併せて活用下さいね。
【プロに学ぶ人気レシピ】
- プロに学ぶレシピ『タレも絶品。ザクっ!カリっ!本格油淋鶏』
- プロに学ぶレシピ『はがれないピーマンの肉詰め』
- プロに学ぶシピ『プロの隠し味で本当に美味しいポテトサラダ』
- プロに学ぶ映えるレシピ『見た目も美しい肉汁飛び出すハンバーグ』
- プロに学ぶレシピ『手軽!玉ねぎなしトマトソース』
ところで
我が家の料理夫の話。
先週末
近所の肉屋さんで和牛すね肉を仕入れ
久しぶりに
朝から夜まで料理に没頭。
作ったのは
超本格的なビーフシチュー。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2022/08/ビーフシチュー.jpg)
これが絶品!
料理夫史上1・2を争う美味しさ。
ここ最近
夫の料理は
いろんなものぶち込むプラスの料理が多かったけど
このビーフシチューは
余計なモノを削ぎ落とした極シンプル料理。
牛すね肉の美味しさ際立つ最高の出来栄え。
作った夫自身も
達成感にたっぷりと浸ることができた様子。
先日
忙しすぎる仕事に対し
「何をやっても気分転換にならない…。」と
悲しそうにボヤいていた夫。
いつも思うことは
料理は
どんな簡単な手順であっても
五感をフル回転させ初めて完成するもの。
つまり
作り手の状態を映す鏡のような存在とも言える。
このビーフシチューは
そのボヤきを凌駕する出来だと感じた。
夫は
確かに今はキツいかもしれないけど
きっとこの状況を乗り越えることだろう。
そう感じながら
柔らかく煮込まれた牛スネ肉の美味しさに
痺れる母ちゃんなのでした。