レシピ『冷凍保存OK!魚のアラで出汁をとるコツ』のご紹介。お買い得な魚のアラをアラ汁だけでなくコラーゲンたっぷりの出汁として使う。冷凍保存もOKの万能出汁の取り方のコツは簡単!
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁④.jpg)
魚でとった上品な出汁があれば
アラ汁や炊き込みご飯はもちろんのこと
スープやカレーの出汁としても大活躍。
冷凍保存も効くので
顆粒ダシの代わりとしても使える!
料理の展開が一気に広がります。
ちょっとしたコツを押さえて
美味しい魚のアラの出汁を楽しんで下さいね。
レシピ『冷凍保存OK!魚のアラで出汁をとるコツ』を詳しくご覧下さい。
レシピ『冷凍保存OK!魚のアラで出汁をとるコツ』
材料
- 鯛のアラ 小ぶりの鯛四尾分
- 日本酒 100㏄
- 生姜 1片
- 塩 大さじ1弱
- 水 2L程度
- 昆布 5cm程度
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁①-1.jpg)
作り方
1.魚のアラをキレイに洗う。
魚のアラに付着している
血合いや内蔵の残りを洗い流した後
キッチンペーパーで水分を取り除く。
この時
骨で指を切らないよう注意!
指を使うのではなく
古くなった歯ブラシを使い
血合いを掻き出すようなイメージで
キレイに掃除をする。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁②.jpg)
2.鍋に魚のアラ・生姜・塩・日本酒と水を入れる。
今回のレシピは
魚の澄んだ上品な出汁を取るのが目的。
グツグツと煮込むのではなく
スープが濁らないようコトコトと煮込む。
できるだけ鍋底が広く
適度な深さのある“ふつうの鍋”を用意。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁③.jpg)
魚のアラが十分かぶるくらいの水を入れる。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁④.jpg)
ところで
普通の鍋と言えば雪平鍋。
種類の多い雪平鍋のオススメは
我が家で使用中の中尾アルミ製と
京都活具の雪平鍋。
3.加熱スタート。魚のアラから出るアクを取る。
鍋のフタはせず
中火程度で加熱スタート。
水分とともに
魚の雑味や魚臭さが蒸発するので
フタをしなのがポイント。
アクが出てきたら丁寧にとる。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁⑤.jpg)
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁⑥.jpg)
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁⑦.jpg)
アクをすくったらしばらく加熱を続ける。
火加減は弱火でもなく
魚のスープの表面がフツフツとする
弱火と中火の間くらいがベスト。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁⑧.jpg)
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁⑨.jpg)
アク取りはお玉でもできるけど
やっぱり専用のアク取りが便利。
加熱時間20分が経過。
魚のアラが顔を出す程度の水分量になれば
美味しい魚の出汁が完成間際!
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁⑩.jpg)
4.昆布を入れて自然放置。冷めたら完成。
そろそろ完成かな?と思ったら味見。
味見のポイントは
魚の出汁に水っぽさを感じるか否か。
何となく水っぽさを感じたら
ひとつまみの塩をアラの出汁に加え
弱火で5分程度加熱。
魚のアラの出汁は何度か作り続けると
自分にとって美味しい濃度がわかってくる。
最初は
自分の味覚を信じるのみ。
火を消したら鍋ごと自然放置。
出汁が冷めていく段階で
魚のアラから更に美味しいダシが出てくる。
この時点でダシ昆布を1枚加えると
昆布の風味も加わる。
冷めたら
レシピ『冷凍保存OK!魚のアラで出汁をとるコツ』の完成。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁⑪.jpg)
5.出汁の保存方法。
魚のアラから出た出汁の保存方法は
ザル等で濾してから
保存容器に移して冷蔵庫で保存。
1~2日で使い切ること。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁⑫.jpg)
使いきれない場合は冷凍保存。
ただし
風味が落ちてしまうので
1週間以内を目安に使い切ること。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁⑬.jpg)
冷凍保存する際は昆布を取り除くこと。
ちなみに
琺瑯容器は冷凍保存にも便利。
電子レンジのない我が家は
プラスチック容器を使う必要がないので
野田琺瑯で統一。
直火にもかけられるので便利!
というわけで今回は
レシピ『冷凍保存OK!魚のアラで出汁をとるコツ』 のご紹介でした。
この出汁を使って何を作ろうか?
和風だけでなく
洋風のスープとしても活躍させて下さいね。
ちなみに
魚のアラの後始末には新聞紙が有効。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁⑭.jpg)
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁⑮.jpg)
他にも
いそがばまわれ人気記事を掲載中。
併せて
皆さんの暮らしの中でお役立て下さいね。
- おひつ生活17年『おひつのある生活・シンプルな家事道具』
- プロに学ぶレシピ『はがれないピーマンの肉詰め』
- プロに学ぶレシピ『豚コマ肉で揚げない肉団子甘酢あん炒め』
- プロに学ぶレシピ『タレも絶品。ザクっ!カリっ!本格油淋鶏』
- レシピ『ブライン液で臭み取り!白身魚タラのフライ』
ところで
我が家の週末料理夫は
平日の会社帰りに小ぶりの鯛を買って帰宅。
夜ご飯もそこそこに
台所で鯛をさばき始めました。
何を作るのか?というと
何も作らないんです。
鯛をさばくのみ。
鯛をさばいてさばいて!
仕事で生じた消化不良を
キレイに昇華させるのだとか…。
というわけで
我が家の冷蔵庫には鯛の半身が8枚。
![](https://kkdmama.work/wp-content/uploads/2020/05/鯛のアラ汁⑯.jpg)
鯛のムニエルでも作りましょ!
こうやって
夫がコツコツ下ごしらえしてくれるから
食材を無駄にせず
美味しく食べ切る努力を惜しまないのかもしれないね。
コツコツと言えば投資も同じ。
我が家は
夫婦でひふみ投信のNISAで積み立て中。
社長の藤野英人さん出演する
欠かさずに視聴中。
⇒NISA・つみたてNISAなら ひふみ投信![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3NNF9N+E9T3UA+4C2C+5YRHE)
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3NNF9N+E9T3UA+4C2C+5ZEMP)
将来
ふたり元気に並んで台所に立つためにも
いろんな思い出と共に
お金も時間もコツコツ積み重ねようね。
【文・料理・写真:メグ】