塩糖水漬けレシピ『白身魚のフライ』をご紹介。塩と砂糖を合わせた水に白身魚(タラ)を漬けるだけで下処理完了。タラの臭いも消え、ふわふわ&サクサクのフライに仕上がる簡単レシピ。ソミュール液、ブライン液とも呼ばれる塩糖水を下処理に使えば肉も魚はもっと美味しくなります。

白身魚のフライと言えば!
タラを使う方が多いはず。
白身魚のフライにすると抜群に美味しいタラ。
でも
- タラの生臭さが嫌!
- タラの臭みを取るのが面倒
- タラの臭い消しってどうすればいいの?
そんな
タラの独特な生臭さが苦手な方に
朗報!
塩と砂糖を合わせた水
「塩糖水」にタラを漬けるだけで下処理完了。
塩糖水は
ソミュール液・ブライン液とも呼ばれ
昔からある調理法の1つ。
塩は、
筋肉の繊維を柔らかくほぐし
水分を肉の中に蓄える役目。
砂糖は、
加熱により肉が縮むのを防ぐ役目。
そして
魚(タラ)の臭みも取ってくれます。
本当に?
早速、実証することに!
お買得なタラの切り身を使い
塩糖水漬けレシピ『白身魚(タラ)のフライ』にチャレンジ!
サクッと揚がる揚げ物のコツもご紹介。
塩糖水漬けレシピ『臭くない白身魚(タラ)のフライ』の作り方
フライの材料
- タラの切り身 適量
- 薄力粉:片栗粉 1:1の分量
- 全卵 適量
- パン粉 適量
- 揚げ油
塩糖水の材料
- 塩 小さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 水 200cc

※塩・砂糖・水を同率で増減させ必要量の塩糖水を作る。
作り方
1.塩糖水を作る
軽量カップに
分量の塩・砂糖・水を合わせる。

塩糖水作りにピッタリ!
軽量カップ&小分けボールとして
大活躍の便利アイテム!
塩と砂糖の粒が消えるまで
しっかりと混ぜる。
2.タラを塩糖水に漬ける
タラから余分な水分が出ている時は
キッチンペーパーで拭き取る。

厚手のビニール袋にタラを入れる。
塩糖水を注ぐ。

この時
保存容器の上にビニール袋を広げ作業すると
作業がスムーズ。
タラ全体が塩糖水に漬かるよう

袋の空気を抜き
ビニール袋の口を縛る。
後で取り出しやすいように
洗濯バサミで留めておくと便利!

3.塩糖水に漬け冷蔵庫で3時間以上寝かす。
袋ごと冷蔵庫に入れるよりも
琺瑯やガラス・ステンレスの容器に入れ
寝かすと冷却性が高まる。
ちなみに私は
野田琺瑯のホワイトシリーズ好き。
ちなみに
塩糖水に一晩以上つける場合は
食材に塩が入りすぎのを防ぐため
新しい塩糖水に変えることをオススメ。
4.タラの水分を拭き取りフライ衣をつける
塩糖水からタラを引き上げ
水分を拭き取る。
新聞紙を重ねクッキングペーパーを敷き
タラを並べると
簡単に水分を取ることができる。
この時点で
タラの臭いを嗅いでみると
臭くない!!
生臭さが激減していることを確認。

フライの衣付けの順番は
- 下粉(薄力粉と片栗粉)
- 全卵を溶いたもの
- パン粉
サクサクに揚がるフライ衣は
下粉に
薄力粉と片栗粉を同量で合わせることが
コツ。
薄力粉がジューシーに!
片栗粉がカリッと!
揚がる役割を果たしてくれる。
また
タラにフライ衣をつける時は
菜箸や手を使うのではなく
竹串を使うと
粉やパン粉がベトベトつかず
効率良し。

5.タラを揚げて完成♪
タラの身が縮むのを防ぐため
160℃程度の低温で揚げ始めます。
火力は中弱火程度。
揚げ音が乾いた音になるまで
タラを触らないのがコツ。

揚げ音が
乾いた音に変化してきたら
一度ひっくり返し
火力を強火に上げ30秒程度揚げます。
キツネ色に色づき始めた時点で
揚げ油から引き上げます。
プリプリ&サクっと揚がりました。

まずは
揚げたてを試食。
タラの生臭さは?
気になりません!
それよりも旨味UP。
何もつけなくても十分美味い!
とは言え
白身魚(タラ)のフライには
タルタルソースのコンビが定番。
ソースを添えて
塩糖水漬けレシピ『臭くない白身魚(タラ)のフライ』完成♪

口に入れると
タラがふわふわ&サクっとしてます。
もちろん
タラの臭いが全てゼロになることはありません。
臭いも個性と旨味の大切な要素。
タラの個性も残しつつ
美味しさがUPという表現がぴったり。
タラの生臭さを消す簡単な方法は
タラを塩糖水に漬け冷蔵庫で3時間以上
寝かすだけ。
この方法は
私の定番調理法入り決定です♪
みなさんも
旬のタラ身を使い
揚げたて!白身魚のフライの美味しさを
味わって下さいね。
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さてさて
先日の出来事。
旅先にてひと目惚れした相手は
サボテン。

名は
『金小町』と申します。
大切に抱えて新幹線に乗り込んだ私。
そもそも
お店の棚に並ぶ金小町を前に
コレ欲しい!
無駄かな?
贅沢かな?やっぱ贅沢だよね?
と自問自答を繰り返した
私の背中を押してくれたのは
娘。
「母ちゃん、本当に欲しそうだし。
お金あるんだったら買えば?
だって、
木とか花とか大好きじゃん!」って。
どうやら、
私が心の奥底で欲しいと思っている姿は
娘には伝わるらしい。
親を見てますねぇ~。
下手なことはできませんねぇ。
と、背筋を伸ばす母ちゃん。
とは言え、
ダメダメ母ちゃんでも良し。
嘘をつかず
愉しく過ごすことが一番!と
改めて感じた旅先の出来事。
良い思い出がまた1つ増え
ありがたい母ちゃんです。
【文&構成&料理:メグ】