甘夏で作る果物シロップと週末夫料理で家庭円満

外出自粛要請が出された週末の東京。

食料品の買い物なら外出してもオッケーよね?

と、雪混じりの雨の中を、行きつけのスーパーへ品定めに出掛けた夫。

帰宅すると直ぐに料理開始です。

何ができたのでしょうか?

上から時計回りに

・鯵の刺し身、鯵のなめろう、からし菜とワカメの豚しゃぶサラダ、手作り生地で作った焼餃子、水菜と人参の豚しゃぶ巻サラダ

そして、写真にはありませんが、鯵の頭と骨で出汁をとったアラ汁もありました。

「コロナウイルス感染症が蔓延しつつある今だからこそ!

免疫力アップのため、家で楽しく食事をするために最大限努力することが父ちゃんの重要な任務だ!」

と、力強く宣言する夫です。

夫は、今こそ!と、毎日、本人お手製の「すごいニラ」や「乾燥納豆」を食べ、免疫力アップに努めています。

結婚当初は予想しなかった夫の姿がココにあります。

結婚とは良くも悪くも思い通りにいかないもの。

その思い通りにいかないことを面白がることこそが、夫婦円満の秘訣なのかもしれませんね。

ところで、冬に盛り上がった果物シロップ作りですが、もちろん、春バージョンもあります!

春がやってくると必ず購入する甘夏は、無農薬で皮まで安心して食べられるものを選びます。

以前は、マーマレードを作っていたのですが・・・

なかなかマーマーレードの消費量が伸びない我が家。

そこで、甘夏のマーマレード作りより遥かに簡単な甘夏の果物シロップを作ったところ、絶賛の嵐!

甘酸っぱさが持ち味の甘夏は果物シロップにぴったりの素材です。

春が旬の柑橘類・甘夏で作る果物シロップ

用意するもの

  • 甘夏 大3個
  • 氷砂糖 300g程度

作り方

1.甘夏を剥く。

普通のみかんと違ってココが面倒なんですよね。

ただ、コツを掴んで、一気に剥いてしまえば、アッという間です!

①甘夏の頭とお尻の部分を切り落とします。

②果物ナイフ等を使って、皮の部分に切れ込みをシッカリと入れます。少々、果肉部分に切れ込みが入っても気にする必要はありません。

③切れ込みに沿って、皮を剥きます。ちゃんと切れ込みが入っていると、面白いようにキレイに剥けますよ。

④房に分けます。

⑤房の上部分を果物ナイフで切り落とします。房をシッカリと切り落とすことで、次の作業がやりやすくなります。

⑥果肉を出します。

2.保存容器に甘夏の果肉と氷砂糖を入れる。

氷砂糖の割合は、お好みですが、砂糖の割合が少なすぎると甘夏が腐敗します。

甘夏の果肉に対し、最低4割~5割、1ヶ月以上の長期保存の場合は、5割以上の氷砂糖と一緒に漬け込んで下さい。

3.毎日、瓶を振る。

常に液体部分(糖度が高い部分)に果肉が触れている状態にするために、毎日、瓶を振って下さい。

漬かり具合はお好みですが、氷砂糖が完全に溶け、味が馴染んでくる1週間ぐらいからが完成の目安です。

以上です。

完成した甘夏シロップは・・・

・お湯で割ってホット甘夏にしても良し。

・炭酸水で割って、甘夏スカッシュにするも良し。

・黒酢等を数滴垂らし、ノンアルコール飲料にするも良し。

柑橘類の甘酸っぱさと香りで心身共にリフレッシュ。

甘夏を剥いている間も、爽やかな香りと果汁が飛び散ります。

その香りに包まれながら、大きな甘夏を一気に3個程度剥き終わった時の達成感と言ったら!

剥いた本人にしかわからないだろうなぁ。

何でもない身近な達成感を積み重ねること。

できないことを数えるより身近にできることは山ほどあります。

子ども達だって、毎日を工夫して過ごしているんだから、大人はなおさらだね。

手洗い30秒、うがいも丁寧に。

今だからこそ、自分が納得する小さな積み重ねを大切に!と思う母ちゃんです。

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