プロに学ぶレシピ『揚げない!豚ひき肉でふっくらミートボール』コウケンテツさんレシピ参考。

プロに学ぶレシピ『揚げない!豚ひき肉でふっくらミートボール』のご紹介。ミートボールは合挽肉?それとも豚ひき肉?どちらで作るのが美味しいの?プロ料理家コウケンテツさんレシピを参考に揚げないミートボールの味比べ。プロの技光る簡単レシピ

揚げないミートボールは

合い挽き肉?豚ひき肉?

どちらが美味しいの?

そんな疑問を解決すべく

プロ料理家コウケンテツさんのレシピを参考に

揚げないミートボールで食べ比べ。

今回は

豚ひき肉で作るミートボールをご紹介。

(合い挽き肉のミートボールレシピはコチラ

極シンプルレシピだからこそ

ひき肉の種類で食感や味に大きな変化あり。

プロに学ぶレシピ『揚げない!豚ひき肉でふっくらミートボール』を参考にして下さいね。

プロに学ぶレシピ『揚げない!豚ひき肉でふっくらミートボール』

材料(4人分)

  • 豚ひき肉 600g
  • 玉ねぎ 1個
  • 片栗粉 大さじ2
  • 塩 小さじ1
  • 酒 大さじ5

タレ

  • しょうゆ 大さじ2
  • ケチャップ 大さじ5
  • 砂糖 大さじ2
  • 酢 小さじ2

作り方

1.玉ねぎをみじん切りにする。

玉ねぎは

粗いみじん切りより細かいみじん切りの方が

豚ひき肉との一体感が出る。

ちょっと面倒だけど

包丁の出番はここだけだから

できるだけで細かく刻む!

こんな時

切れ味の良い包丁があれば気持ちがラク。

とは言え

包丁はメンテナンス必須の調理道具。

プロのメンテナンスが簡単に受けられる

グローバル包丁はオススメの1本。

2.豚ひき肉・玉ねぎ・片栗粉・塩を手で握るようにしながら合わせる。

ボールに

  • 豚ひき肉 600g
  • 玉ねぎ 1個
  • 片栗粉 大さじ2
  • 塩 小さじ1

以上を全て合わせる。

ここで大切な混ぜ方にポイントあり。

全体をこねるのではなく

手でギュッと握るようにしながら

一体感が出るまで合わせていく。

こうすると

玉ねぎから余分な水分が出ないので

こんもりとしたミートボールのタネに仕上がる。

使いやすいボールをお探しの方。

柳宗理デザインのボールはいかがですか?

私が18年使っているのは

柳宗理デザインボールセット。

このまま

一生モノのボールになる予感。

3.団子状に形を整え加熱スタート。

ミートボールのタネが完成したら

フライパンに油をしく。

まだこの時点では火は点けない。

手のひらに油をぬり

タネを転がして団子状に丸めていく。

成形したら

火がついてない状態のフライパンに並べる。

食べごたえが出るよう

カブリと大きく口に入るサイズで丸める。

成形したら

中火程度で加熱スタート。

4.パチパチと音がしてきたら酒を加え蒸し焼きにする。

加熱後2~3分でパチパチと音がしてくる。

音が聞こえたら

大さじ5の酒をまわしかけ蒸し焼きにする。

フライパンの蓋をかぶせたら火力は弱火に下げる。

このまま6分程度

ミートボールを酒蒸しにする。

揚げないミートボールは

蒸し焼きにすることでふんわりキープ。

ちなみに

我が家愛用のフライパンは

サーモス社のテフロンフライパン。

お手頃価格だから

定期的に買い替えながらの使用にピッタリ。

5.フライパンのフタを取り火通りを確認する。

6分程度経過したら

フライパンの蓋をとり火通りをチェック。

ミートボールの底面が少し色づいていたらOK。

豚ひき肉で作るミートボールは

肉の脂が流れ出ないのでサイズが大きいまま。

一方

合い挽き肉で作ったミートボールは

肉から脂が流れ出るので

ミートボールが小さく縮んでしまう。

このまま

脂が出た状態にしておくと

後で加えるタレと脂が分離して汚くなってしまう。

キッチンペーパーを使い

ミートボールから出た脂を拭き取ることが重要。

6.タレの調味料を加え、トロッと濃く色づくまで煮詰める。

タレの調味料を全て合わせたものをまわしかける。

  • しょうゆ 大さじ2
  • ケチャップ 大さじ5
  • 砂糖 大さじ2
  • 酢 小さじ2

火力を中火程度に上げ全体を煮詰めていく。

フライパンを前後にゆすりながら

空気と絡ませながら

とろりと煮詰まるまで加熱を続けたら完成。

コウケンテツさんが言っていた通り

ふんわり・ジューシーなミートボールが完成。

揚げないかわりに蒸し焼きすることで

とっても簡単に仕上がる。

しかも

肉の脂が流れ出ないので

ミートボールの大きさもボリュームたっぷり!

口いっぱいに優しい美味しさが溢れる。

一方

合い挽き肉で作るミートボールは

豚ひき肉に比べるとボコボコしている印象。

↓こちらは合い挽き肉で作ったミートボール。

合い挽き肉のミートボールは

ふんわりではなく

ゴロゴロっと肉感を感じる仕上がり。

【ミートボール・豚ひき肉と合い挽き肉の違い】
  • 食感:豚ひき肉はふんわり・合い挽き肉はゴロっとしている。
  • 味:豚ひき肉は優しい・合い挽き肉はガツっとした肉の味。
  • 見た目:豚ひき肉はボリューム維持・合い挽き肉は脂が出て縮む。

もちろん

合挽肉の部位を牛肉の赤身に変えれば

脂が流れ出ない分だけ食感・味が変わる。

つまり

同じレシピでも

使う肉の種類によって変化を楽しむことができる。

さすがプロ料理家コウケンテツさんレシピ。

揚げない簡単レシピだから

2種類とも同時に作って

2つの味と食感を楽しむというのもアリ。

みなさんのお家で作るミートボールは

豚ひき肉派?合い挽き肉派?

というわけで今回は

プロに学ぶレシピ『揚げない!豚ひき肉でふっくらミートボール』の紹介でした。

その他にも

プロに学ぶ人気レシピ掲載中。

併せて活用くださいね。

【プロに学ぶ人気レシピ】

ところで

GWに滞在した友人一家でごちそうになった食事は

我が家にはない

スパイスやハーブ類をふんだんに使った料理が主。

これまでも

何度もごちそうになってきたはずなのに

「あの夫婦だからできる料理。

うちでスパイスを揃えて

あんな料理を作るなんて無理。

そもそも

スパイスを買うなんてお金がもったいない。」と

勝手に諦め

作ってみたい!という気持ちすら沸かなかった私。

でも今回は

ごちそうになった料理のレシピを質問したり

オススメの料理本を購入したり

スパイスを買いに出かけたり

友人宅から帰宅してからというもの

毎日スパイスやハーブを使った料理に挑戦中。

私にとってのスパイス売り場なんて

黒胡椒を買うためだけの場所だったのにね。

それが

何十分見ていても飽きない興味溢れる空間となった。

初めてのレシピばかりだから失敗もするけど

過去の自分の世界には存在しなかった味を生み出す喜びでいっぱい。

つまり

ほんのちょっとでも

やってみたい!やってみようかな?と感じたことは

そう感じた日がスタート吉日。

とりあえずやった方がいい。

やってみて飽きがきたら

サッとやめてしまえばいいだけの話。

当たり前だけど

やってみたいことと継続できることとは別。

でも、やってみなきゃ

何が継続したいことなのか?は永遠にわからない。

そう考えると

継続できることに出会えている自分は

なんてラッキーなんだ!と思う。

何がどんな風につながって

自分自身が新しい世界に導かれていくのか?なんて

誰にも予測できない。

『成功している人は、その数倍、失敗も経験している』と言われるのも納得。

だからこそ

自分のことも家族のことも

いろんな面で決めつけることなく

いつでも軽やかに新しい世界にチャレンジできるよう

身も心も常に身軽でありたいと思う

母ちゃんです。

【文・料理・写真:メグ】

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