あさりの旨味が子どもに大人気!レシピ『あさりのチヂミ』。酒蒸しあさりの蒸し汁をチヂミの生地に使うのであさりの味が濃い!カリっ&モチモチのあさり生地はやみつきです。失敗しない砂抜き方法もご紹介。『あさりのチヂミ』の料理は週末料理夫のどんが担当♪
あさりは小さな巨人!
小さいけど想像を超える旨味たっぷりのあさりは今が旬。
レシピ『あさりのチヂミ』を作ります。
下準備の「失敗しないあさりの砂抜き」もご紹介。
「わたし、あさりの砂抜き、失敗しないので!」
という方。
あさりの砂抜き方法は、読み飛ばしてくださいねー。
レシピ『あさりのチヂミ』の作り方
材料(2人分)
- あさり 1パック程度
- にら 1/2束
- 人参 1/2本
- 玉ねぎ 中サイズ1/2個
- 卵 1個
- 小麦粉 大さじ4
- 片栗粉 大さじ2
- 塩 ひとつまみ
- オイスターソース 大さじ1
- 酒 50cc
- ごま油
材料:チヂミのたれ
- 醤油 大さじ1
- 酢 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 白いりごま 適量
- ごま油 大さじ1
- 白ネギ 適量
作り方
① あさりの下準備:失敗しないあさりの砂抜き
1.購入したあさりを水洗い、バットに並べる。
あさりは殻をこすり合わせるように水洗い。
ボール等ではなく、
あさりをバットにゆったりと並べる。
なぜ、あさりの砂抜きにはバット?
それは、
あさりを重なったまま砂抜きをすると
下にいるあさりが
上にいるあさりが吐いた汚れや砂を再び吸ってしまうから。
そんな残念な “あさりの砂抜き負の連鎖”に陥らないため
あさりはゆったりと並べるのがコツ。
“あさりの砂抜き密 ”を回避!
バットなんて無いよ!という方。
ご自宅に揚げ物バットはありませんか?
揚げ物バットが無い方、オーブンレンジの天板でもOK。
ところで
賞味期限が間近になったあさり。
お買い得価格だけど・・
口が開いたあさりが多いから、もう食べられない!?
と思ったことはありませんか?
口の開いたあさりは死んでいるわけではありません。
ちゃんと食べられる場合も多いんです。
口の開いたあさりについてはコチラの記事をご覧下さいね。
2.あさりの頭が出る位の塩水に浸す。
あさりを浸す塩水は海水と同じ3%程度の塩分濃度がベスト。
塩の量の目安は、500mlに対し大さじ1程度。
そして、次に重要なのは水位。
塩水の水位は、あさりの頭が少し出る程度。
大切なことは
あさり全体を浸さないこと。
あさりは海の中で泳いでいるわけではありませんから!
少し頭が出ていると、
あさりは安心して顔を出し、砂や汚れをドバっと吐いてくれます。
3.薄暗い所で一晩(6時間~8時間)砂抜きをする。
あさりは薄暗い場所に置くと、活動開始。
だから
あさりの入ったバットは新聞紙等で覆い風通しの良い涼しい場所に置く。
3時間程度でも、あさりの砂抜きはできるそうですが、
経験上、6時間~8時間程度アサリの砂抜きをした方が
あさりの味がスッキリします。
でも、酷暑の夏は涼しい場所なんて無いですよね。
そんな時
我が家のあさりの砂抜き場所は冷蔵庫。
というより
基本的にあさりの砂抜きは冷蔵庫。
あさりにとって冷蔵庫は寒い環境かもしれませんが、
一晩じっくりと砂抜きをするので、キチンと砂抜きされています。
翌朝、素っぴんピカピカのあさりに会える可能性大!
①下準備:あさりを酒蒸し、むき身にする。
1.あさりを鍋に入れ、酒蒸しにする。
酒を入れ加熱スタート。
鍋のフタをかぶせ酒蒸しにします。
あさりの口が開き始めたら鍋のフタを取る。
口が開いたあさりから順番にボールに取り分ける。
あさりを蒸し終えた蒸し汁は捨てずにとっておく。
あさりをむき身にするために
貝柱ごと、あさりの身を殻からキレイに外す。
あさりの身と殻の間にスプーンを入れ、貝柱の底をこそぐ。
あさりの身が貝柱ごとキレイに外れます。
これであさりの下準備完了!
あさりの殻は
新聞紙に包んで処分するだけで臭わない。
生ゴミの消臭には新聞紙!の記事はコチラ。
②.たまねぎ・人参・ニラ・ネギを切る。
玉ねぎは、薄切り。
人参は、4cm程度の拍子切り。
ニラも4cm程度に切る。
白ネギはチヂミのタレ用。
細かい小口切り。
③チヂミの生地を作る。
計量カップに、
卵・あさりの蒸し汁・オイスターソースを入れ混ぜる。
水を加え、全体量が150cc程度になるまで調整。
ボールに
小麦粉・片栗粉・塩を入れ混ぜ合わせる。
水分と粉を合わせる。
泡立て器を使い
しっかりと混ぜ合わせる。
あさりのチヂミの生地、完成!
③チヂミの生地にあさり他の具をサックリと絡ませる。
チヂミの生地と、あさりと他の 具を合わせる。
コツは、サックリと混ぜること。
グルグル&グチョグチョ混ぜると
野菜から水分が出てしまいグタッとした仕上がりになってしまいます。
④チヂミを焼く&チヂミのタレを合わせる。
フライパンにごま油大さじ1を熱す。
生地を流し入れ、
菜箸を使い、空気穴を作るようなイメージで
フライパンの鍋底をコツコツと鳴らすように
生地を広げる。
全体を広げて2~3分程度焼く。
生地のまわりがこんがりと焼けてきらた
裏返す。
フライパンの鍋肌から、ごま油を小さじ1~2程度回しかけ
木べら等で優しく押さえながら2分程度焼く。
鍋肌から、ごま油を回しかけることで
カリカリ感がアップ!
あさりの香り漂う『あさりのチヂミ』の焼き上がり間近か!
焼き上がったら、
包丁をあさりのチヂミの真上からグッと押すようなイメージで切る。
キレイに切れますよ!
あさりのチヂミを焼いている間に
チヂミのタレ材料を合わせます。
ごま油と他の調味料がシッカリと合わさるよう混ぜる。
⑤『あさりのチヂミ』完成!
真ん中にタレを置き、
あさりとのチヂミを盛ると美しい!
あさりの蒸し汁と
調味料として使ったオイスターソースの牡蠣の風味が最高!
まるで海鮮チヂミ!
みなさんも
レシピ『あさりにチヂミ』作りにチャレンジを!
実は
この 『あさりのチヂミ』。
ちょっとした作り置きにもピッタリ。
冷めたチヂミをフライパンで少量のごま油を垂らし温め直すと
二度焼き食感。
カリカリがたまりません!!
出来たてとはひと味違う食感!
たくさん作り置きしていても安心。
お子さんのおやつ代わりにもどうぞ!
【その他あさり料理レシピ】
- プロに学ぶあさりレシピ『あさりのフライパンパエリア』
- レシピ『あさりパスタ(ボンゴレビアンコ)』
- レシピ『ル・クルーゼ鍋・あさりの炊き込みご飯』
- レシピ『あさりの佃煮(しぐれ煮)』
- レシピ『アサリの天ぷら(かき揚げ)』
- レシピ『あさりの味噌汁』
- レシピ『あさりうどん・あさりわかめうどん』
- レシピ『あさりそば』『あさりときつねの蕎麦』
- レシピ『ル・クルーゼ鍋あさりとキャベツ蒸し煮』
ところで
週末料理夫・どんですが・・
お気入りの激辛調味料
「危険・超鬼殺し」「激辛・焙煎鬼殺し」を買って帰宅。
そして
大量のそら豆も!
何を作るのか?
自家製豆板醤です。
料理夫のどんが作った自家製豆板醤。
熟成に6ヶ月かかるとのこと。
自家製白味噌は3週間だから、熟成期間が長いのね。
以前、
「超鬼殺し」を使い「タバ酢コ」を作った料理夫のどん。
激辛調味料作りが加速。
ただいま
自家製青唐辛子漬けを目標にトウガラシを栽培中。
先日から、ラー油も自家製になりました。
自家製豆板醤かぁ・・・。
「あさりのチヂミのタレに、この豆板醤を使ったら
めっちゃ旨いと思うんだよ!」とのこと。
そりゃ旨いだろうねぇ。
最近、
いろいろあって、料理夫のどんと距離を置いているつもりだった。
でも3日ともたない。
そもそも
母ちゃんは、料理夫に胃袋を押さえられている。
料理夫が料理をすれば、片付けをしてやらんとなーって思ってしまう。
旅にでも出ない限り、距離を置く方が疲れる。
そんなわけで、距離置くのをやめた母ちゃん。
まぁ、夫婦なんて、こんな感じが一番いいのかもねぇ~。
最後に
今回の料理で使用した調理道具をご紹介
・リバーライト極フライパン
我が家の家訓?!
手早く作るならテフロン加工のフライパン。
美味しく料理を仕上げるなら鉄のフライパン。
今回の『あさりのチヂミ』
外はカリッと中はフワッと仕上がりました。
鉄のフライパンは重いですが、重みがあってこその美味しさを体験下さいね。
・アカオアルミDON雪平鍋
あさりの酒蒸しに使用。
雪平鍋って、どれも同じでしょう?と思っている方。いえいえ違います!
私のオススメはアカオのアルミ鍋。
鍋底のカーブのカタチが良いので炒めやすいだけでなく
熱の伝導率も抜群。
湯の沸きが驚くほど早い!
使い勝手の良い調理道具で
レシピ『あさりのチヂミ』作りを楽しんで♪
【文&構成:メグ】
【料理:週末料理夫・どん】
【友情出演:ポチ】