ル・クルーゼ定番レシピと言えばレシピ『ル・クルーゼで肉じゃが』。水なし&出汁要らずの無水調理。ル・クルーゼ鍋の長所を生かすコツを押さえるだけで、 家庭料理の定番・肉じゃがの仕上がりが簡単にレベルアップ! ぜひチャレンジを♪
家庭料理の定番と言えば「肉じゃが」
肉じゃがは簡単なようで難しい?
安心して下さい。
ル・クルーゼで肉じゃがを作り続けて16年。
ル・クルーゼで作る肉じゃがは
- じゃがいもの煮崩れなし
- 出汁なし
- 水なし
以上3つの「なし」で
味よし。見た目よし。
「ワンランクアップの肉じゃが」が簡単に完成!
ル・クルーゼの長所を最大限活かす
レシピ『ル・クルーゼで肉じゃが』に挑戦♪
レシピ『ル・クルーゼで肉じゃが』作り方
材料(4人分)
- 牛肉・豚バラ肉 300g※どちらか1種類で大丈夫
- じゃがいも 大4個
- たまねぎ 大2個
- 人参 大1本
- 生姜 適量
- 油 大さじ1
- 日本酒 大さじ3
- 本みりん 大さじ2
- 醤油 大さじ1~2
- 塩 ひとつまみ
手順
①じゃがいも・人参・玉ねぎ・生姜を切る。
使用するル・クルーゼ鍋が大きいので
野菜は大きめにカット。
蓄熱性の高いル・クルーゼ鍋なら、
大きめ野菜でも柔らかく加熱されます。
生姜はみじん切りにカット。
料理に欠かせないボール&ザルのセットは
使用歴15年を超えても頑丈に輝き続ける柳宗理氏デザインのもの。
②加熱スタート。肉を炒める。
ル・クルーゼ鍋を弱火にかけ油と生姜を同時に入れる。
生姜をゆっくりと炒め油に香りを移す。
生姜の香りがしてきたら、
豚バラ肉を入れ炒める。
火力は中弱火程度で十分。
豚バラに少し焦げ目が付く程度まで炒める。
豚バラ肉に美味しそうな焦げ目がついたら
牛肉を広げるように入れると仕上がりが美しい。
肉を炒める時は
ごちゃごちゃと肉を触らず待つ。
ル・クルーゼ鍋は
鍋底が分厚いので中弱火程度でも十分な熱を蓄えることが可能。
ゆっくりと熱が入るので焦げ付かない。
肉から出る脂(肉汁)が透明になった時点で
木杓子を使い肉を鍋底から剥がす。
③野菜を順番に炒める。
肉から出た脂に絡ませるように
まずは玉ねぎを炒める。
玉ねぎがしんなりと透き通る程度になったら
人参を加えさらに炒める。
ここでも
ごちゃごちゃ混ぜないのがコツ。
熱がまんべんなく材料に入るようなイメージで
たまにル・クルーゼ鍋底からひっくり返す程度で十分。
人参に脂が馴染み、ツヤが出てきたら
じゃがいもを加える。
じゃがいもの縁にしっかりと熱が入るまで
(じゃがいもの縁が透明になり色が濃く変化)
たまにル・クルーゼ鍋底から混ぜながら加熱。
④日本酒とみりん、ひとつまみの塩を加え加熱。
日本酒大さじ3を加え全体に馴染んたら
みりん大さじ2を加える。
ル・クルーゼ鍋底からしっかりと混ぜ
塩をほんのひとつまみ加える。
ル・クルーゼ鍋の蓋を閉め弱火のまましばらく加熱。
※この時に加える塩は、
塩味をつけつための塩ではなく
野菜の旨味と水分を引き出す“味出しの塩”
という理由で
塩の量は、ほんの少しで十分。
⑤煮汁が上がってきたら醤油を数回分けて加える。
蓋がカタカタと鳴り始めたら
全体的に火が通った合図。
ル・クルーゼ蓋を開けると・・・
こんなに水分が出ています!
煮汁の味見をして塩気を確認。
醤油を加える。
醤油は一度に入れるのではなく
味の入り具合をみながら数回に分けて入れるのがコツ。
今回は
まずは、大さじ1/2程度の醤油を加えた後
全体を混ぜ、ル・クルーゼ蓋を閉め再び弱火で加熱。
3分程度加熱を続け、蓋を開けると
さらに煮汁が増えている!
醤油の塩分を加えることにより
野菜から水分と旨味が一段と引き出される。
煮汁の味を見て足りないようであれば
もう一度
「しょうゆ+ル・クルーゼ蓋・閉め加熱」を繰り返す。
この時も、ごちゃごちゃ触らないのがコツ。
⑥ル・クルーゼ鍋ごと粗熱を取り完成。
肉じゃがの仕上げは
火を止めた後、ル・クルーゼ鍋ごと放置。
ゆっくりと鍋の温度が下がっていく間に
煮崩れることなく
じゃがいもや人参にさらに味が染み込む。
ほっくりした肉じゃがに仕上げるコツ。
鍋の粗熱が取れたら
レシピ『ル・クルーゼで肉じゃが』の完成♪
ここで一旦まとめ
【ル・クルーゼで美味しい肉じゃがを作るコツ】
- 肉を炒める時は、触らない。肉をル・クルーゼ鍋底全体に広げ、美味しい焦げ目をつける。肉汁が透明になるまで加熱。
- 野菜は、玉ねぎ→人参→じゃがいもの順に炒める。野菜を炒める時もゴチャゴチャと混ぜず、たまに鍋底から野菜をひっくり返すようなイメージで。
- 酒とみりんを加えたら蓋を閉め無水調理スタート。ほんのひとつまみの味出しの塩も忘れずに!
- しょうゆは一度に加えず、煮汁の味をみながら数回に分け加える。しょうゆを加える度にル・クルーゼの蓋を閉め加熱。野菜の水分と旨味を引き出す。
- 仕上げは鍋ごと粗熱を取る。粗熱が取れる間に、さらに味が染み込む。
以上です。
16年前ル・クルーゼを購入した際に
初めて作った料理が「肉じゃが」だった私。
「今まで作っていた肉じゃがは何だったの?!」
と思うくらい美味しい肉じゃがに感動。
それ以来
ル・クルーゼで肉じゃがは超定番料理の我が家。
そして
ル・クルーゼ鍋も我が家の定番鍋に!
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4人家族にオススメのル・クルーゼ鍋サイズは22cm~26cm
ところで
今回の肉じゃがに使用した豚バラの正体は
8日以上前に塩をまぶして作った塩豚。
水分が抜け、まるでパンチェッタ!
美しい!包丁でサクッと切れます。
塩豚ですから!
たっぷり塩味。
肉じゃがの肉として大量に使うと塩辛くなってしまいます。
肉じゃがに使う時は、旨味を出す隠し味として使う。
すると・・・
隠しきれない美味しさで最高!
豚は、私のふるさと鹿児島のソウルフード!?
さて
週末料理夫どんの様子。
最近、朝になると
「お腹が痛い」そうです。
彼は、辛いモノ好き。
なのに、
食べた翌朝は「お腹が痛く」なります。
最近は
甜麺醤・豆板醤・キムチの素(ヤンニンジャン)・・・
自家製の辛い調味料を作り続ける週末。
でも
辛くて、子ども達は食べられないよ~。
とは言え
かなり楽しそうな週末料理夫でございます。
やりたいことをやることが一番。
冷蔵庫が
週末料理夫の自家製調味料で埋まる日は近い!
どこに保管すればいいんだ??
と悩むのは、案の定
ワタクシ母ちゃんだけらしい・・・。
【文&構成:メグ】