鶏むね肉レシピ『ビッグなチキンカツ』作り方をご紹介。特別な下味&調味料不要。むね肉を叩くことで驚きの柔らか&ジューシーチキンカツに!衣に片栗粉と薄力粉を合わるのもコツ。パン粉に粉チーズを加えて風味UP。お得な鶏むね肉レシピで成長期子ども達を応援します。
お買い得な鶏むね肉だからこそ出来る
一枚丸ごと揚げたビッグなチキンカツ。
食べ盛りのお子さんにもってこいの一品。
チキンカツを柔らかく仕上げるコツは?
- 下処理が面倒?
- 特別な下味が必要?
いえいえ!
ご安心下さい。
いつもの材料で極上の柔らかいチキンカツに仕上げます。
ただ1つだけ必要な道具あり。
それは・・・
麺棒やすりこぎ棒
もしくはワインやビールの瓶をご用意♪
さぁ
鶏むね肉レシピ『ビッグなチキンカツ』に
挑戦を♪
鶏むね肉レシピ『ビッグなチキンカツ』の作り方
材料
- 鶏むね肉 大2枚
- パン粉 1カップ半程度
- 小麦粉 大さじ3
- 片栗粉 大さじ3
- 卵 1個(大さじ2の水で溶く)
- 粉チーズ(あれば)大さじ1
- 塩胡椒 適量
ソースの材料
- ケチャップ 大さじ1
- ウスターソース 大さじ1
- 赤ワイン 大さじ1
- バター 5g程度
作り方
1.鶏むね肉を観音開きにし、麺棒等で叩く。
鶏むね肉の皮をはぎ
包丁で観音開きにする。
そして
麺棒等を使い鶏むね肉を叩く。
この「鶏むね肉を叩く」が
今回のチキンカツレシピの大きなコツ。
叩く時の力加減ですが
少し力を込める程度で十分。
バンバン叩いて薄くするというより
鶏むね肉の厚みのある部分を
広げていくという感覚。
薄さにこだわると
鶏むね肉のジューシーさが消えてしまい
揚げたてはカリカリっと美味しいですが
冷めるとカチカチ・チキンカツという残念な結末に。
愛情もって
鶏むね肉に接することを忘れずに。
2.鶏むね肉に下味をつけ、パン粉を細かくする。
広げた鶏むね肉に
塩コショウをなじませる。
パン粉は
細かく砕く。
パン粉をポリ袋に入れ手で揉むと
簡単に細かくなる。
粉チーズを加え
パン粉と混ぜる。
粉チーズを入れることで
チキンカツ衣の風味がUP!
ただし入れ過ぎると
チーズが強く出てしまい
鶏むね肉自体の美味しさが消えてしまうので注意。
3.鶏むね肉に衣をつける。
我が家では
フライ衣の下地には
片栗粉:小麦粉=1:1の割合
で混ぜて使う。
こうすることで
小麦粉と片栗粉の長所&短所を
互いにおぎなえる。
油を吸い過ぎるのを防ぎつつ
鶏むね肉の柔らかさと
衣のパリッ&サクっと感を保つことができる。
粉→水で溶いた卵液→パン粉の順で
鶏むね肉に衣をつけていく。
パン粉は
手でなじませ剥がれないよう
しっかりとつけていく。
チキンカツの下準備に欠かせない
野田琺瑯のホワイトシリーズは
我が家定番の台所道具。
良いモノは使いこむほど味が出る。
さきほど
鶏むね肉から剥ぎ取った皮にも
衣をつけ一緒に揚げても良し。
4.鶏胸肉を揚げる。
パン粉を油に入れ温度確認。
高温で揚げ始めると
鶏肉が縮み硬くなるので
160℃程度の低温からスタート。
火力は弱火。
鶏胸肉を伸び伸びと一枚
広げるように油に沈める。
肉の周辺に小さな気泡が出る程度の温度で
十分。
フライを美味しく揚げるコツは
触らないこと。
菜箸でツンツン触ればさわるほど
衣が剥がれ残念なチキンカツに仕上がってしまう。
しばらくは油の力を信じ
見守るのみ。
油ハネガードを!
油の飛び散りを防ぎ
台所掃除が断然楽になる優れもの。
我が家で使っている
揚げ鍋は料理家・有元葉子さん考案の
ラ・バーゼ揚げ物鍋。
揚げ鍋と油ハネガードがセットになっており
とっても便利。
使用歴はかなり長いですが
びくともしない丈夫さ!
弱火でも
確実に油の温度は上昇。
そして
鶏胸肉にもしっかりと火が通ります。
一度だけひっくり返し
両面を揚げる。
そして、
肉が揚がる良い匂いが漂いだし
揚げ音が乾いた音に変化してきたら
最後の30秒程度のみ
火力を強火に上げる。
こうすることで
肉質を柔らかく保ったまま
衣のみがカリっと仕上がる。
揚げ物バッドに上げ
チキンカツ完成。
5.小鍋にソースの材料を煮立てる。
小鍋に
ソースの材料を全て入れ
弱火でサッと煮立てる。
ケチャップやウスターソースの
尖った味をまろやかにしコクが出るので
赤ワインを入れることをオススメ。
6.盛り付けて鶏胸肉レシピ『ビッグなチキンカツ』完成♪
大きなお皿にドーンと盛り付け
ソースをかけて完成♪
ナイフとフォークが
サクっと入る柔らかさ。
なのに
適度な厚みもあるジューシーさ♪
フライ衣に混ぜたチーズの塩気で
ソースをかけずに
レモンを絞るだけでも美味い!
鶏胸肉と言えば
高タンパク質&低価格食材の金メダル選手。
ほんの少し手をかけるだけで
こんなに美味しくなるなんてね・・・。
我が家の食べ盛りの子ども達も大満足。
みなさんも
鶏胸肉レシピ『ビッグなチキンカツ』を参考に
鶏胸肉料理にチャレンジ下さいね。
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料理の最後は
生ゴミは
忘れずに新聞紙に包んでポイっ!
臭いもゼロ、姿も良しの台所習慣を
忘れずにね。
ところで
こちらのホットケーキ。
娘が作りました。
はちみつが大好きな彼女は
ここぞ!とばかりにかけまくる。
食べている途中も
はちみつの瓶に手を伸ばし
かけまくる。
娘さん。
蜂蜜って、そこそこ高価なモノなのよ・・・。
と、心の中で思う私を横に
娘曰く
「父ちゃんが作るお好み焼きのマヨネーズ、
アレの真似だよ。」
↑コレのマネらしい・・。
父ちゃんの方が派手にかけまくっているね。
週末料理夫の作る料理は
基本的に派手。
最近の創作温泉卵シリーズは
派手の極みだなぁ。
そんな姿も含め
子ども達は何でもよく見ています。
最近、痛感すること。
「子どもは
親の言うことは聞いてないけど
親の姿はよく見ている。」
この言葉に尽きると
日々感じる母ちゃん。
私自身が楽しく充実して暮らすことが
何よりの教育だね。
というわけで
今日も明日も
美味しいごはんを食べて
ぐっすり眠って
楽しくキバることにしよう。
【文&構成&料理:メグ】