納豆まで品薄?!
ライフラインが止まるわけではないのに・・・。
いろいろと言いたげな私の口を遮るかのように、冷蔵庫から常備の甘酒ではなく、納豆パックを取り出した夫。
「いつか作ってやろう!って思っていたからちょうど良かった。」とのこと。
あ~、あれね。
アレとは?
日本が誇る発酵学者でいらっしゃる東京農業大学名誉教授の小泉武夫さんが海外渡航先に必携する「乾燥納豆」のこと。
先日も、小泉武夫先生のレシピを参考に納豆と長芋で作るネバネバーダを楽しげに作っていたっけ?
そもそも乾燥納豆とは?
※下記「発酵食品情報サイト・丸ごと小泉武夫食マガジン」より引用
乾燥納豆とは、カリカリになるまで乾燥させた納豆のこと。つくり方は後述しますが、たんぱく源及び整腸剤として、とても優れているのです。
ご存知小泉先生は、世界各地でありとあらゆる食べ物を食べてきました。なかには衛生面で不安があったり、非常に刺激の強い食べ物も少なくなかったわけですが、ただの一度も食中毒になっていません。その秘密が、この乾燥納豆なのです。
小泉先生はどの旅行にも乾燥納豆を持参して、「アヤシい」と感じたときには、大量の水とともに飲むことにしていたといいます。納豆には強力な消化酵素が含まれている上、納豆菌が、腐敗菌や食中毒菌に対して強い攻撃性を持っているために、腸内でそれらの菌が“悪さ”できないのだとか。
以上。
サッと読んだだけでもなんだか効果がありそう!
詳しくはこちらの書籍も参考にどうぞ。
夫は嬉々としてパックから納豆を取り出し、乾燥納豆作りを開始。
さぁ、消化酵素たっぷりの乾燥納豆は完成するのか?
●乾燥納豆のつくり方
【材料】
納豆3パック、塩小さじ1、片栗粉小さじ1
【作り方】
1.ボウルに納豆と塩、片栗粉の半量と1を入れ、よくかき混ぜる。この時、できるだけ納豆の粘りを出さないように混ぜ合わせるのがコツとのことです。
2.バットなどに薄く広げて、天日で2~3日干す。
3.十分乾燥したら、残りの片栗粉をふりかける。
4.完成!
身体に効きそうな色艶でしょう?
匂いは納豆ですが、プンプン漂うほどの強い匂いではありません。ジブロック等の袋に入れて冷蔵庫で保管しておけば、匂いゼロです。
※材料に大葉等を加えた小泉武夫先生のレシピはコチラを参照下さいね。夫は、小泉先生のレシピを基本に更に簡素化して作っていました。
魚やら、野菜やら干してきた我が家のベランダですが、まさか納豆まで干すことになろうとは・・・。
このまま食べても良し。
数粒を水と一緒に飲んでも構いません。納豆が食べられない方でも、サプリメントを飲む感覚でゴクッと身体に取り入れることができます。
もちろん、味噌汁に入れたり、醤油や卵と混ぜていつもの納豆ごはんとして食べることもできます。
味噌に醤油に酢、日本酒に漬物。発酵食品を列挙したら限りナシ。
素晴らしいねぇ~と思いながら、冷蔵庫を開けてみると・・
そこには
「おてて!打倒コロナめんえき力UP」と張り紙がされた保存容器が・・。
中を開けてみると・・じゃぁ~ん!
鶏足(もみじ・我が家では“おてて”と呼んでいる)の煮込みがギッチリと入っています。
自らのコラーゲンで、カチカチに固まっている鶏足の姿。何と表現して良いものか・・・。
身体を作っているのは日々の食事。こんな時こそ日々を大切に。
夫よ、お陰様で今日も母ちゃんは元気です。ありがとうございます。