レシピ『パリパリチキンソテーのじゃがいもソース』をご紹介。カリカリ&ジューシーに焼き上げたチキンソテーにじゃがいもポタージュの素をソースにした馳走レシピ。鶏もも肉をパリパリに焼くコツはプロ料理家「賛否両論」店主・笠原さんオススメのコツを拝借。
「チキンソテー」というレシピ名を聞くと
頭の中で
パリパリっ!カリカリ!ジューシー♪
という素敵な音が響き合う~。
でも
お家で作るチキンソテーを
パリパリ・カリカリ・ジューシーに仕上げるのは
ちょっと難しそう・・と
お思いの方。
以前ご紹介した
今日から
パリパリ・カリカリ・ジューシーなチキンソテーを
お家で作ることができますよ。
さらに今回は
パリパリのチキンソテーに
『暮しの手帖』で学んで以来我が家定番となった
じゃがいものポタージュソースをかけて頂きます。
それでは
レシピ『パリパリチキンソテーのじゃがいもソース』の
詳しい作り方をご覧下さいね。
レシピ『パリパリチキンソテーのじゃがいもソース』の作り方
じゃがいもポタージュソース材料
- じゃがいも 4個
- 玉ねぎ 1個
- バター10g
- 塩 小さじ1/2
パリパリチキンソテー材料
- 鶏もも肉 人数分の枚数
- にんにく 1片
- 塩 小さじ1
- オリーブオイル 適量
じゃがいもポタージュソースの作り方
1.じゃがいもと玉ねぎを薄切りにする。
じゃがいもと玉ねぎの皮をむき
火が通りやすいよう薄切りにする。
2.玉ねぎとじゃがいもをバターで炒める。
鍋を中火程度に熱しバター(10g)を溶かす。
薄切りにした玉ねぎとじゃがいもを炒める。
玉ねぎがしんなりとして
じゃがいもの縁が透明になるまで炒める。
バターを使わずにオリーブオイルでもOK。
アレルギーをお持ちの方にも嬉しいレシピ。
3.水を加え柔らかく煮た後ペースト状にする。
ひたひたの水を加え
じゃがいもが柔らかくなるまで煮る。
じゃがいもが柔らかく煮えたら火を止める。
ハンドブレダーやミキサーにかけ
ペースト状になるまで撹拌する。
塩(小さじ1/2)を加えるのを忘れないように!
我が家は使用歴8年近くのバイタミックスを使用。
でっかくてゴッツイけど
滑らかさが半端ない!
ポタージュをはじめとするスープ作りには
欠かさない最強アイテム。
でも
そのまま鍋の中に入れて使うハンドミキサーにも憧れる。
4.保存容器に入れじゃがいもポタージュソースの完成♪
冷蔵庫で3日程度保存可能。
とは言え
じゃがいもは劣化が早いので
早めに使い切ることをオススメ。
保存容器にオススメなのが琺瑯容器。
もう10年使っているけど頑丈そのもの!
しかも
冷却性に優れているので
プラスチック製容器で冷蔵保存するよりも
食品の鮮度が遥かに落ちにくい。
パリパリチキンソテーの作り方
1.鶏もも肉を均一の厚みに開く。
鶏もも肉の余分な脂や筋を取り除く。
加熱した時に
熱が鶏もも肉全体に均一に入るよう
包丁で鶏もも肉を切り開き厚みを均等にする。
鶏もも肉に切れ目を入れ広げると
1.5~2倍近くの面積に広がる。
2.鶏もも肉に塩をふり10分程度置く。
鶏もも肉に塩をふりかけ
そのまま10分程度置く。
塩の量は
鶏もも肉1枚につき小さじ1/2程度。
10分経過したら
鶏もも肉から出ている水分を拭き取る。
鶏もも肉から余分な水分を出すことで
肉が引き締まり味わいも深くなる。
パリパリチキンソテーに仕上げる重要なコツ。
3.鶏もも肉を皮目から焼いていく。
一度に焼く鶏もも肉の枚数は
フライパンの面積次第。
今回は
リバーライト&デバイヤーのフライパン
厚みのある鉄のフライパンコンビで焼く。
フライパンにオリーブオイル(適量)を入れ
包丁の側面で潰したにんにくを
弱火でゆっくりと加熱させる。
にんにくがこんがりと色づき
香りがたってきたら
鶏もも肉をノビノビと大きく広げ
皮目から焼いていく。
火力は中火程度。
4.鶏もも肉の上を押さえつけ7~8分程度焼く。
鶏もも肉の縮みを防ぎつつ
皮をパリッとさせるため
鶏もも肉の上を
木べらやフライ返しで軽く押さえる。
我が家では
鶏もも肉全体を押さえられる木製の落し蓋を利用。
この時
鶏もも肉を動かしたり端をめくったりせず
じっくり焼くのがポイント。
まずは7分
鶏もも肉を押さえて待つのみ。
7分経過し落し蓋を外す。
そこで初めて
鶏もも肉の端をめくり
皮目がパリパリになっているか?を確認する。
ちなみに
少し厚みのある木製の落し蓋は直径18センチ。
一枚持っておくと何かと便利な料理道具。
5.鶏もも肉を裏返したら弱火にして3~4分程度焼く。
鶏もも肉を裏返したら
火力を弱火に落とし3~4分程度焼く。
3分経過したら
菜箸を鶏もも肉の皮目に当てる。
菜箸を持つ手に
ジリジリというリズミカルな振動が伝わってきたら
鶏もも肉内部まで火が入っている合図。
お皿に盛ったら
直ぐにカットしたりせず
鶏もも肉全体の熱が落ち着くのを待つ。
直ぐにカットすると
熱々の肉汁が流れ出てしまい美味しさ半減。
チキンソテーを切り分けて盛り付ける場合は注意!
6.じゃがいもポタージュソースをかけ完成♪
じゃがいものポタージュソースをたっぷりかけたら
レシピ『パリパリチキンソテーのじゃがいもソース』の完成♪
見た目はホワイトソースっぽいから
食べてみるとビックリ。
パリパリ&カリカリのチキンソテーに
じゃがいもポタージュソースの優しい味わいが
絶妙にマッチ。
ホワイトソースのように
胸にモッタリと重くなることもなく
パクパクと食べられる。
パリパリチキンソテー焼き方のコツは
鶏もも肉の照り焼きレシピの時にも使った
プロ料理家「賛否両論」店主・笠原さんオススメの技。
この鶏もも肉の焼き方のコツを知ってからは
失敗知らずの私。
テフロン加工のフラパインも鉄のフライパンでも
同様に使えるコツ。
そして
じゃがいものポタージュソースは
数年前の『暮らしの手帖』に掲載されていたレシピ。
簡単しかもアレンジも効く。
この2つを合わせた
レシピ『パリパリチキンソテーのじゃがいもソース』は
とっても美味しい!
プロの真似は数回だけならマネ事で終わる。
でも
継続すればマネではなく自分のモノになる。
このレシピが
みなさんの未来の食卓に
パリパリ・ジューシーなチキンソテーが登場する
きっかけとなれば嬉しいです♪
次回は
じゃがいもポタージュソースを使った
トマトソースグラタンを紹介したいな。
【プロに学ぶレシピ】
- プロに学ぶレシピ『レタスと塩豚(豚バラ)のうまみ蒸し』
- 塩糖水漬けレシピ『賛否両論店主・笠原さん風鶏もも肉の照り焼き』
- プロに学ぶあさりレシピ『あさりのフライパンパエリア』
- プロに学ぶレシピ『タサン志麻さん風・鶏もも肉のクリーム煮』
- プロに学ぶレシピ『和える!牛肉で本格チャプチェ』
- 電子レンジなしレシピ『甘栗で簡単栗おこわ』
- 作り置きレシピ『豚バラスライス肉でナポリタンソース』
- プロに学ぶ『ふっくら和風おろしハンバーグ』
- プロに学ぶ『タサン志麻さん風・レモンケーキ』
- プロに学ぶ『伝説の家政婦タサン志麻さん風・白菜とハムのグラタン』
- レシピ『初めてOKプロに学ぶ簡単本格タルトタタン』
- 塩糖水漬けレシピ『プロに学ぶ本格バターチキンカレー』
- 塩糖水漬けレシピ『プロに学ぶ鶏もも肉のジューシーから揚げ』
ところで
我が家の息子が受験を意識する年齢に突入した様子。
昨夜
息子が私にクイズのように質問してきたのだ。
「母ちゃん
東京都で一番偏差値が高い公立高校って
どこか知ってる?」
と。
なぬぅ~!もうそんな年頃なんだ。
ヘンサチの一番高い公立高校かぁ・・・。
私の地元・鹿児島県だとダントツ鶴丸高校。
俳優・迫田孝也さんの出身校!
東京はどこだ??
「母ちゃん、知らないんだねぇ。
じゃあ次の問題ね。
中学校がつける内申点って
どうやってポイントをつけるか知ってる?」
あっ!
それは1学期の保護者会でもらった資料に書いてあったっけ?
この時点で
その資料を読んでないことがバレる母ちゃん。
結局
息子が出す東京公立学校クイズに
1問も正解できなかった私。
この時点で
息子は深く悟ったであろう。
「ウチの母ちゃんは受験に関しては全くアテにならない」と。
私が
息子の学びの分野で関心があることは
息子自身が
何を望み何に対し興味や関心を持っているのか?ということ。
そのために必要となる手助けなら
可能な限りやってあげたいと思っている。
でも
興味の世界なんて
子供自身が勝手に広げていくものだろうから
干渉せずに見守ることが一番の理想。
息子が生きていく息子自身の人生なのだ。
それを息子に伝えたところ
「ふ~ん。
じぁあさ
幸せに暮らせるんだったらどこでもいいだね。」と。
それが大正解だわ!
息子が
将来どこの組織に所属するとかではなく
息子が一個人として
日々幸せを感じながら生きて欲しいと
心から願う母ちゃんです。
【文&構成&料理:メグ】