塩糖水漬けレシピ『臭み消えた!鯛の切り身のムニエル』をご紹介。塩と砂糖を合わせた塩糖水に鯛の切り身を漬ければ下ごしらえOK。鯛の臭みを消す簡単方法。カリっ&柔らかムニエルに仕上がる簡単レシピ。ソミュール液、ブライン液とも呼ばれる塩糖水で魚を簡単おいしく食べよう♪
白身魚の代表・鯛。
鮮魚売り場で見掛けるお買い得な鯛の切り身。
子ども達に魚を食べて欲しい!と思いつつも
- 鯛の切り身って下ごしらえはどうするの?
- 鯛の臭いが苦手!
- 鯛料理って手間じゃない?
という思いが頭をよぎり
結局
いつものように素通りしてしまう方。
そんな方にピッタリの鯛レシピをご紹介。
面倒だと思われがちな
鯛の切り身の下ごしらえは
塩と砂糖を合わせた水(塩糖水)に漬けるだけ。
驚くほど簡単で美味しい
塩糖水レシピ『臭み消えた!鯛の切り身のムニエル』
ご覧下さいね。
塩糖水漬けレシピ『臭み消えた!鯛の切り身のムニエル』の作り方
材料(大きめ鯛の切り身1枚)
- 鯛の切り身
- 薄力粉 大さじ1/2
- にんにく 1片
- 酒 大さじ1
- オリーブ油 大さじ1
ソースの調味料
- 醤油 大さじ1/2
- みりん 大さじ1
- 酒 大さじ1
塩糖水の材料
- 塩 小さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 水 200cc
※塩・砂糖・水は同率で増減させ必要量の塩糖水を作る。
作り方
1.塩糖水を作る
軽量カップに
分量の塩・砂糖・水を合わせる。
塩と砂糖がしっかりと溶けたら
塩糖水の完成。
2.鯛の切り身を塩糖水に漬け3時間程度寝かす
厚手のビニール袋やジプロックを広げ
鯛の切り身を入れ
塩糖水を注ぐ。
塩糖水とは
- ブライン液(アメリカ)
- ソミュール液(フランス)
とも呼ばれる昔からある下ごしらえ方法の1つ。
塩は、
筋肉の繊維を柔らかくほぐし
水分を肉の中に蓄える役目。
砂糖は、
加熱により肉が縮むのを防ぐ役目。
そして
鯛やタラ等白身魚独特に臭いも消す。
食材に
塩と砂糖を振りかける方法もあるけど
食材の量に関わらず塩分濃度を一定保てる
塩糖水が手軽で簡単!
鯛の切り身全体が塩糖水に漬かるよう
袋の空気を脱ぎながら
口を縛る。
このまま
冷蔵庫で3時間程度寝かせる。
塩糖水漬けの時に便利な容器が
野田琺瑯のホワイトシリーズ。
冷却性も高まり食材の保存にピッタリ。
3.鯛の切り身を塩糖水から引き上げ水分を拭き取り小麦粉をまぶす
塩糖水から引き上げた鯛の切り身。
においを嗅いてみると・・
消えている!!
鯛の身も引き締まり
皮目の色艶が数段アップ。
キッチンペーパーを使い
鯛の切り身の水分を丁寧に拭き取る。
お好みで
こしょうをふりかける。
薄力粉を薄くまぶしたら
鯛の切り身のムニエル、下ごしらえ完了。
さぁ、焼いていきます。
3.鯛の切り身をにんにくオイルで焼いていく
鯛の味わいを深くするために
オリーブオイルを極弱火で熱し
にんにくを炒め香りを移す。
にんにくがカリっと色づいたら
にんにくのみ取り出す。
フライドにんにくの完成。
フライパンの中強火程度まで強め
薄力粉をまぶした鯛の切り身を
皮目から焼いていく。
鯛の切り身の大きさによって
加熱時間は様子を見ながら調整。
今回は、
1分半程度焼いた後裏返すと
皮目がパリっとこんがり焼けています。
ひっくりかえしたら
火力そのまま大さじ1の酒を加え
フタをしめ蒸し焼きに。
1分程度加熱を続け鯛全体に火が通ったら
火を止め加熱完了。
4.残った油にソースの調味料を加え煮詰め完成。
フライパンに残った油に
酒・みりん・醤油を加え加熱スタート。
30秒もたたないうちに
調味料が煮詰まり泡が立ってきます。
泡がブクブクと粘度を帯びてきたら
ソース完成。
さぁ、盛り付けます。
今回は鯵も一緒にムニエル。
ソースを全体にかけ
フライドにんにくを散らして
塩糖水レシピ『臭み消えた!鯛の切り身のムニエル』の完成♪
鯛のムニエルの付け合せには
常備菜のひき肉炒めと小松菜のざく切りを
フライパンに残ったソースで炒め
アッという間に完成。
お味は?
外側はパリっとしているのに
身はふんわり。
臭みは消え全く感じません。
子ども達も
箸と白飯が進みます。
今回のムニエルソースは醤油がベースですが
バターとレモンという組み合わせもピッタリ。
塩糖水漬けにした鯛の切り身は
身が引き締まっているので
薄力粉をまぶさずソテーするだけでも
十分美味しい!
なんとなく魚料理を敬遠している方こそ
作って欲しいな。
塩糖水漬けレシピ『臭み消えた!鯛の切り身のムニエル』に
チャレンジ下さいね。
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さて
先日観に行った映画『浅田家』
一緒に観に行った娘は
「よくわかわないところもたくさんあった。」
そうだよね。それでいいんだよ。
あなたは
40年後くらいに何かを思い出してくれたら十分。
一方
私を含めおじちゃん・おばちゃんの観客は
鼻をすする音がとまりません。
家族モノに非常に弱くなる年齢に達したなんだなぁって。
家族の気持ちが
有り難かったり、痛かったり。
うるさかったり、温かく感じたり。
登場人物を自分自身に置き換えてばかり。
なんだかんだあっても
私は
浅田家の政志と同じように好きに生きている。
やっぱり親を超えられないね。
我が両親の口癖は
「 親の恩は子に返せ 」
私もいつかそんな親になる日が来るのであろう!
とは言え
未来のことはわからない。
何よりも大切はことは
今日も愉快に過ごさなきゃ!
そのためにも
ご飯が美味しいということが何より大切。
小さくかわいい我が家族の台所をウロウロ。
とは言ってもいつも通り。
まずは米を炊かんとね!と
母ちゃんです。
【文&構成&料理:メグ】