プロに学ぶレシピ『コウケンテツさん風・ニラと豚バラのチヂミ』人気プロ料理家のレシピを上手く焼くコツとは?

プロに学ぶレシピ『コウケンテツさん風・ニラと豚バラのチヂミ』をご紹介。プロ料理家・コウケンテツさん風人気チヂミレシピ。コウケンテツさんが焼くと簡単そうなのに上手く焼けない!上手に焼くコツは?という方へ、お家で美味しくプロ料理家の人気チヂミレシピを焼くコツをご覧下さい♪

数あるチヂミレシピの中

さぁ、どのレシピを参考にしようか?

と迷っている方にオススメなのが

プロ料理家・コウケンテツさんの超人気チヂミレシピ!

私も人気レシピに何度か挑戦し

すっかり我が家定番となりました♪

でも

初めてコウケンテツさんのレシピを参考に

チヂミを焼いた時は見事失敗!

どうして?と試行錯誤した結果

コウケンテツさん風チヂミを美味しく焼くコツとは

  • チヂミに使う豚バラは赤身の多い肉を使う。
  • 想像以上にじっくりとチヂミ生地を押さえ焼き付ける。
  • ニラは少なめの方が火通りが良く切りやすい。
  • 簡単!でも美味しく作るには時間をかけて焼く必要があるということを知っておく。

ということを発見。

ぜひ参考にして下さいね。

それでは

プロに学ぶレシピ『コウケンテツさん風・ニラと豚バラのチヂミ』の作り方を詳しくご紹介しますね。

プロに学ぶレシピ『コウケンテツさん風・ニラと豚バラのチヂミ』

材料(2枚分)

  • 豚バラ肉 300g
  • ニラ 1/2束~1束
  • 玉ねぎ 1/2個

チヂミ生地(1枚分)

  • 卵 1個
  • 薄力粉 50g
  • 片栗粉 30g
  • しょうゆ 大さじ1
  • 水 60cc~70cc
  • 塩 少々

※2枚作る場合は

1枚の生地材料✕2つ用意する。

具材は2枚分に分けておくと作りやすい。

※写真の豚バラ肉は脂身が多いタイプだけど

豚バラ肉は

出来る限り赤身が多いタイプを選んだ方が

生地から豚バラ肉がはがれにくくチヂミをひっくり返しやすい。

※ニラは束の量が少なければ1束。

量が多ければ少なめに入れることをオススメ。

チヂミの火通りが早く切りやすい。

タレ

  • 醤油 大さじ2
  • 酢 大さじ1
  • いりごま 適量
  • ねぎの小口切り 適量

※タレは合わせておく。

作り方

1.チヂミの生地を作る。

ボールに薄力粉(50g)片栗粉(30g)を合わせ

水(60cc~70cc)を少しずつ加え混ぜる。

粉の状態によって水の量を調整。

一気に入れるのではなく

箸で混ぜながら⬇このようなチヂミ生地の状態にする。

2.玉ねぎ・ニラの順で混ぜ合わせる。

薄くスライスした玉ねぎ(1/4個)を加える。

チヂミ生地に混ぜ合わせた後

4~5cmに切ったニラを加える。

ニラの量が多いと

予想以上にチヂミの火通りに時間がかかる。

そして

焼き上がったチヂミにたっぷりと入っている

ニラの繊維質が切りヅライ!

包丁使いの技量次第で

せっかくキレイに焼けたチヂミの形が崩れる可能性も。

というわけで

特にサッと作って早く食べたい方は

少なめに入れることをオススメ。

具材と生地に一体感が出たらOK。

チヂミを焼き始めましょう♪

3.チヂミ生地をフライパンに広げ豚バラ肉をのせ塩をふる。

フライパンにゴマ油(大さじ1)を入れる。

火をつけ

直ぐにフライパンに流し入れた

チヂミ生地を広げていく。

コウケンテツさんによると

熱くなったフライパンにチヂミ生地を入れると

すぐに生地が固まり始め全体に広げることができないので

フライパンが熱くなる前に

チヂミ生地を流し入れ広げるのがポイント。

ゴムベラ等で押さえつけるようにしながら

チヂミ生地を広げていく。

次に

豚バラ肉をチヂミ生地の上にのせ

塩を適量ふっていく。

もし脂身の多い豚バラ肉を使用する際は

肉と肉が重なるくらいピッチリとのせていくように。

なぜそうするのか?というと

このチヂミレシピは

かなりじっくりと焼くことで美味しさアップさせるレシピ。

焼いている時間が長い分

豚バラから脂身が溶けてしまい

チヂミの面積よりもかなり小さくなり剥がれやすくなる。

つまり

チヂミをひっくり返した際に

豚バラがチヂミ生地から空中分離してしまう可能性大。

溶け出す脂身分の隙間を埋めるためにも

脂身の多い豚バラを使用する方は

重ねるように隙間なくピッチリとのせていくこと。

もちろん

簡単にチヂミをひっくり返したい!

豚バラ肉のカリっとした食感を味わいたい!

という方は

赤身の多い豚バラ肉を使用するのがベスト。

豚バラ肉をのせた後も

ヘラ等を使い

チヂミ生地がジューッと言うまで

ギューッとチヂミ生地を押さえ焼き付ける。

ギュッと生地を押し付けるので

くっつきやすい鉄製のフライパンより

テフロン加工等のフライパンがオススメ。

コウケンテツさんオススメは

マイヤー社のフライパン。

私も次回購入する時はマイヤー♪

4.勢いよくチヂミ生地をひっくり返し同様に焼く。

チヂミの外側がカリっとした感じになったら

勢いよくチヂミ生地をひっくり返す。

ひっくり返したら

再びヘラでギューッと押さえつける。

焼いてみるとわかるのですが

生地の外側ではなく

中に入っているニラに火が入りづらいので

しっかりと押さえ続けること。

豚バラ側を焼き終えたら

あともう1回ずつひっくり返す。

両面ともにカリっとなるまで

2回ずつ焼くこと。

ギューッとチヂミを焼き付けたい時に便利なのが

弾力性のある金属製のフライ返し。

力の入り具合が違います!

5.焼き上がったチヂミをカットした後、再び焼く。

焼き上がったチヂミは油が多いので

まな板の上にオーブンシート等を広げた上に乗せる。

私はオーブンシートではなく

牛乳の空きパックを使用。

チヂミを食べやすい大きさにカット。

包丁の刃先を手前に引くようなイメージで

切っていく。

この時

包丁をチヂミの真上から押し付けるように切ると

生地の中に入っているニラの繊維が切れないだけでなく

チヂミ全体の形が崩れてしまうので注意。

チヂミをカットしたら

再びフライパンで焼いていく。

この時に

チヂミに美味しそうな焼き色をつける。

コウケンテツさんも言っていたように

二度焼きするのが本場韓国の食べ方とのこと。

もう少しで美味しいチヂミを食べられる!という気持ちで

カリっとするまで両面を焼く。

6.タレをかけて完成♪

合わせておいたチヂミのタレをかけて

プロに学ぶレシピ『コウケンテツさん風・ニラと豚バラのチヂミ』 完成♪

モチっカリっという表現が

ピッタリのチヂミ♪

さすが

プロ料理家コウケンテツさんレシピの中でも

超がつく人気レシピの味です。

ただね

簡単だけど焼き時間はかかる。

残念ながら

チヂミの焼き時間が短いと美味しくならない!

このことだけでも理解して作れば

あれっ?まだ焼けないの?とか焦る必要もナシ。

コウケンテツさん風の心底美味しいチヂミが

食卓に上る回数も増えることでしょう♪

さぁみなさんも

プロに学ぶレシピ『コウケンテツさん風・ニラと豚バラのチヂミ』

挑戦下さいね!

この記事が

お家で楽しむ美味しいチヂミ作りに役立つことを願っています♪

【プロに学ぶ・再現レシピ】

ところで

ひょんなきっかけで

近所にお住まいの先生にご縁を頂き

ボイストレーニングのレッスンを再開した私。

実は

初めて東京に上京した20代半ばの頃

花の都・東京で楽器を習い始めよう!と

地図を片手に(スマホがなかったからね)

都内あちらこちらの音楽教室で開催される体験レッスンを受けまくった。

バイオリン・ピアノ・ジャズを歌う等々

色々やってみたけど

どれもシックリこなくて続かない。

最終的に落ち着いたのが

目標としていた楽器ではなく

ボイストレーニングだった。

淡路町・宮地楽器の教室に通った日々。

「ボイストレーニングなんか習って歌手にでもなるの?」

「歌とか習って何になろうとしているの?」

なんて

頭の硬い方々から言われたこともあったなぁ。

そして今

その方々がおっしゃった通りに

私は歌手にもなってないし

歌を歌うことで収入も得てない。

要は

一般的に言われる

「ものになってない」状態。

でもあの時

ボイストレーニングを習い始めていなかったら

今の私自身はいない。

と書いたのも

診療内科医・歌手・随筆家の海原純子さんが執筆された

自分の中の多様性をテーマにしたコラムを読み

深く納得したからだ。

コラムを抜粋すると

“「ものになる」ということはどいういうことか?

結果が出て収入に結びつくこと

他人から評価されるといことだろうか。

ものになることだけをする人もいる。

良い結果が出るとわかっていることを選んで努力するから

当然成功する。

こういった方々も診療の場でしばしばお目にかかるのだ。

収入があり社会的地位もあるのに

どうして依存したり睡眠薬が手放せないのか?

理由は明らかだ。

結果が出ることだけの人生では

その方のすべてが生かされないからだ。”

そして海原さんは

最後にこう書きコラムを締めくくっている。

“多様性とは

幅広くやることではなく

自分を深くみつめ

自分のすべてを活かすことだ。”

と。

40過ぎの母ちゃんが

月謝を払いボイストレーニングをする目的は

楽しいから・面白いから・心が踊るから。

この理由で十分なんだ!と納得。

と同時に

子どもたちに対して

「ものになる」という理由で

押し付けていることはないか??

改めて自分自身の言動を振り返る。

海原さん

心に響くコラムをありがとう。

お陰様で

母ちゃんは

今日も台所で鼻歌歌いながら

楽しく過ごしています♪

【文&構成&料理:メグ】

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